嫁にしろと迫る幼馴染みのために××してみた
「雷々軒の料理はすごくおいしいからいくらでも食べられるよ。僕にとっては、麻婆はドリンクみたいなものだし」
電撃文庫2011年8月の新刊。約5ヶ月1週間半の積み。タイトルの「××」は「ちょめちょめ」と読みます。略称は『嫁×(よめちょめ)』。
『らぶちゅー! -ボクが女教師!?-』を1冊出しただけで、電撃では沈黙を保っていた周ちゃんが1年7ヶ月振りに復活。ってか、『らぶちゅー!』はどうなったんだ。
まぁ、周ちゃんだし、一応買おうかなと。べっ、別にタイトルに釣られたわけじゃないんだからね!かかかかか勘違いしないでよね!
イラストはファミ通文庫『魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる』のイラストを担当してるkinoさんと一緒に同人サークルをやっているkonomiさん。絵が似てると感じるのはそのためか。
大食い選手権のチャンピオンとして、町興しに活躍中の主人公、秋馬(しゅうま)の元に離れ離れになっていた幼なじみの来海が帰って来る。
秋馬と結婚するために帰ってきた来海だったが、秋馬は想像もつかないようなおデブと化していた。来海は秋馬を元のスリムな体型に戻すため、ダイエット部を設立して……というお話。
フードファイトと言えば、MF文庫J『喰 -kuu-』なわけだが。
連作短編形式に近い構成になっており、第1章は電撃文庫MAGAZINEに先行掲載されたもの。掲載時の扉絵も収録されています。
基本的にはベタなラブコメなんだけど、劇中で行われるダイエットが割とガチ。ガチも何も、周ちゃんの実体験なんだろうけど。
ダイエット知識なんて、全然知らないから、そういう部分は面白いと思う。
今回は他のシリーズと繋がってたりするのかな。
うーむ、面白くなくはないが、続きが読みたくなるほどのモチベーションが維持出来るわけでもなく……といった具合で。
次は2012年1月だけど、もう買いません。
燃:C 萌:A- 笑:B- 総:B+
著者リンク
・らぶちゅー! -ボクが女教師!?-(2011/01)
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