九十九十九
著:舞城 王太郎
「たぶん僕が美しすぎるんだよ、ツトム。僕はこの世に存在するには、美しすぎるんだ」
講談社ノベルス。部室に置いてあったのを借りて来ました。タイトルは「ツクモジュウク」と読みます。
え、舞城さんの作品って全部、こんな訳の理解らんテンションなの……?ミステリなのか何なのか。いや、メフィスト賞がこういうタイプの作家を輩出するための賞ですと言われたらどうしようもないけど。
清涼院流水さんの作品と関連性があったり、他の講談社ノベルスの作家の名前が出て来たり、メタ要素が大量に仕込まれていたりと、読めば読むほどなんのこっちゃ理解らない。
で、やっぱり無い記号の後のスペース。何、舞城さんの拘りなの?
そういうわけで、『九十九十九』でした。このノリで六百ページはしんどいわ……。
燃:C 萌:C 笑:B+ 総:B+
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