さくら荘のペットな彼女 <8>
「ましろんとななみんが聞きたいのは、そんなことじゃないんだよ」
「じゃあ、何を聞きたいんですか?」
「ふたりが聞きたいのはね」
「聞きたいのは?」
「好きか、そうじゃないか……それだけだよ」
切ねぇええええええええええええ!!
切な過ぎてチ〇コもげるかと思ったわ<言わなくて良い
2012年10月の新刊。約3週間半の積み。隔月刊行。本編は半年振りか。
表紙のお嬢様っぽいましろんが可愛いから困る。
さて、ましろんと七海に、ほぼ同時に告白されてしまった空太は修学旅行が終わったら答えを出すことなる。
なら修学旅行は平穏に過ごせるかというと、全然そんなことはなくて……。
普通に振舞おうとすればするほど、ましろんと七海のことを意識してしまう空太。告白して吹っ切れたのか、どんどん積極的になる2人。
ましろんは上手くいかないデートに苛立ちを募らせる。普段、感情を露にしないましろんがブチ切れるシーンなんて、そりゃもうお腹がキリキリですよ。
修学旅行を通して、空太は自分の気持ちと向き合っていく。彼にアドバイスを送る千尋先生が格好良過ぎて、どうにかなりそう。
空太が、ましろんと七海の良いところを挙げながら、ボロボロ泣くシーンがアツくてなあ。
そして、空太が選んだのは、ましろんだった。七海じゃなくて残念だったけど、どっちも、なんて中途半端なオチじゃなくて良かった。
もう、これは切な過ぎてランクアップするしかないわ。
ラストシーンの余韻を壊さないためか、後書きは物凄く淡泊。
やっぱりアニメと共に終わるつもりか。後2冊らしいけど、後1冊出るであろう短編集を含んでるのかな。
燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:S-
シリーズリンク
・さくら荘のペットな彼女 <7.5>(2012/08)
・さくら荘のペットな彼女 <9>(2013/03)
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