姫宮さんの中の人 <5>

姫宮さんの中の人 5巻 (ガムコミックスプラス)
原作:月見 草平 作画:黒川 いづみ キャラクター原案:Ein

「ちとせ先輩、これが最後のトレーニングです」

2012年5月の新刊。
帯を外すと、由衣が登場。やはり露出度高めで非常にアレでナニ。
カバー下は言わなくても判るな……?

さて、学園祭で、ちとせ先輩に副会長の魔の手が迫る。だから、そういう本筋はいいんだっつーの!
折角なんだからサービスシーンを!サービスシーンをやらんかい!

そんな具合で、今回は殆どシリアス一辺倒。外の人の、やたらファンタジーなデザインのピーターパンに期待するも特に、これといった展開も無く。
最後は原作通りハーレムエンドに。

総評

ってなわけで、原作終了してから、まさかのコミカライズ『姫宮さんの中の人』全5巻でした。コミックスだけで言うと、足掛け1年10ヶ月か。
駆け足展開とはいえ、原作を一通りやるとは思わなかったわ。

原作はパッとしなかったけど、作画が黒川さんになったことで、大分メリハリは出たかなぁと思う。
というか、絵の力に引っ張ってもらった感じ。このストーリーで、しょぱい作画だったら1巻切りしてたところだしなぁ。
ってか、この作画を活かして、もっとドエロイ展開にしても良かったのよ?

後は、手間が結構掛かってそうな帯のギミックが面白かったですね。これは帯も商品の一部として扱ってほしいよな。

この完結したMF文庫Jのシリーズをコミカライズするという仕掛け方は一体何なんだろうな。
謎だけど、こういう良作画のものが出るなら、じゃんじゃんやっていただきたい。どうせやるなら、現行シリーズでやった方が良いとは思うけど。

燃:C 萌:A 笑:C 総:B+

シリーズリンク
姫宮さんの中の人 <4>(2012/01)

MF文庫J,コミカライズ

Posted by お亀納豆