涼宮ハルヒの分裂
俺が簡潔に言いたいことはただ一つ━━、
SOS団を敵に回して、タダですむとは思うなよ。
2007年4月刊行物。いい加減、『驚愕』を読まないといけない状態になったんだけど、流石に前巻を読んだのが前過ぎて内容を忘却しているので、予習することに。
殆ど記憶に無いんだけど、ややこしい内容だったことだけは、うっすら憶えてる。
表紙フォーマットは、あっかんべー形式のローテーションが終わったためか、普通にハルヒのイラストになっている。
さて、新学期。SOS団員は皆、無事進級し、新人の獲得のため奔走していた。しかし、春という出会いの季節が、キョンの中学時代の友人、佐々木との再会をもたらして……というお話。
いきなり地の分が冗長過ぎて吹いた。キョンの語りって、こんな長ったらしくて読み難い文章だっけか……。
まぁ、極端に長ったらしいのは序盤だけだが。
次々と現れるSOS団のメンバーと対になる存在。唯一、対応するキャラの居ないキョンだけど、後々現れるのだろうか……。
にしても、天蓋領域のネーミングの中二臭さは異常。
面白いのは、中盤から、いきなりストーリーがαとβの2つに分岐すること。明確なきっかけも何も無く、いきなり分かれて、何も説明が無いまま、次巻へと続いている。
『驚愕』で投げっぱなしで終わってるなんてことはない……よな……?
次は2011年5月に『驚愕』初回限定版。
燃:B- 萌:A 笑:B 総:A
シリーズリンク
・涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(2011/05)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません