ブック×マーク!③
「この本の作者は、よっぽど安易なヤツに違いない」
約一週間の積み。七ヶ月振りの新刊。三巻ということで、一回目の見極めポイントですが、打ち切り完結……だと……?
総扉は彩がペラペーラ、ハダカワイシャーツ!だったのでイラスト的には大分満足しました。と言うか、今巻は俺にとっては殆どイラスト本でした。
今回の異界本は『三国志演義』なんだが、別に三国志好きじゃないから、テンションの上がらないこと上がらないこと。
おまけに特定のヒロインにスポットを当てたいのか、各ヒロインを満遍なく目立たせたいのか、よく理解らない状態に。だからヒロイン多過ぎなんだってば。
最後にはこの世界自体が異界本の一つであることが判明する。おいおい、後で見返したら帯でネタバレしてんじゃん……(´・ω・`)
担当さん、頼みますよ……。
メタ展開は良いと思うけど、話の畳み方が雑過ぎるw
もう普通に四巻出そうな気配を漂わせたまま終わっちゃえば良かったんじゃと思ってしまった。
総評
そういうわけで、異界司書達の活躍を描く『ブック×マーク!』全三巻でした。シチュエーションは大好物だったんだけど、いかんせん女性比率が最初から高過ぎる。美少女ゲームなら、これで丁度良いんだろうけど、ラノベなんだから、もうちょっとバランスをですね……。ラブコメをメインでやるならともかく。
さくやさんのイラストも好きだっただけに勿体無い。
燃:C 萌:A- 笑:C 総:B
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