劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王 ディレクターズカット版
「何だあれは。おケツが丸見えではないか。素晴らしい時代だ!」
ようやく観ました劇場版。前年の『電王』の劇場版ががっつり本編とリンクしていたが、この年はまた例年通りにパラレルワールドに。
先に結論を述べておくと、やはり映像面でのクオリティは高い。でも、シナリオはgdgdもいいところでした。
かつてキバによって封印されたレジェンドルガが甦った。圧倒的なその力を前に、渡達は親子の絆を武器に立ち向かう、というのが大まかな筋なんだが、とにかく説明が足りない。
正直、悪い奴等が出て来たから、やっつけるぞ!くらいしか説明されてない気がする。
メインシナリオライターの井上脚本とは思えん。
以下は箇条書きで。
高校生、紅渡
民生委員の指示で高校に通うことになった渡。劇場版ではテレビシリーズやらないことをやろう、みたいなコンセプトなのかもしれんけど、そんなん要らんから最低限の説明をしてくれよ!
ロッククライミング
嶋さんがやってたロッククライミングの施設って、もしかして『ダブル』の15話に出て来たアレ?
レジェンドルガ
仮面ライダーアークを筆頭に、4体の怪人が。劇場版とはいえ、平成ライダーの映画でテレビシリーズとは違う敵勢力が出て来るのは初めてか。
何で渡はレジェンドルガの出現を感知出来たんだろーか。
もしかしてマスターもレジェンドルガだったりするのかな。
仮面ライダーレイ
3WAという組織が開発したライダーシステムを用いて、白峰天斗が変身した姿。ライダーシステムって言ってたけど、イクサのような機械的な雰囲気は一切無く、キバ側に近い存在に見える。のは3WAが魔族の力をフィードバックする技術を持っているからだそうで。
レジェンドルガに協力していたので、そちら側の力も得ていると思われるが、最後まで白峰の目的は不明。
名護さんイクサにやられる直前にレジェンドルガを攻撃してたから、裏切る気満々だったんだろうけど、何がしたかったんだろうな。
レイの存在をばっさりカットしたら大分すっきりすると思う。
白峰役をこなすのはテレビシリーズでも太牙役で登場した山本さん。髪型違うだけで、もう全然判んねぇw
ちなみにレイキバットの声は若本さん。存在感あり過ぎるw
時空を超える扉
キャッスルドランの中にある超展開用設備。せめて何かしらのデメリットがあるべきだと思うんだよなぁ。
しかも紅親子の夢の共演や麻生母娘のイクサ変身は劇場版だけのお楽しみかと思ったら普通にテレビシリーズでもあったしな。
やっぱりタイムスリップは劇場版だけの1回限りにとどめておくべきだったと、つくづく思う。
ブロンブースター
テレビシリーズでは確か1回しか使われなかったんだっけ。
アームズモンスター
えっ、こいつら、普通に外出れたっけ?キバの武器としてしか外へは出れないんじゃなかったっけ?
パラレルワールドだからと言われれば、それまでだけど。
キバ飛翔態
だから何で何一つ説明が無いんだよ!!あれだと、アークの洗脳で変身したみたいじゃねーか!!しかもキバット無しで変身したってことは飛翔態への変身にキバの鎧は必要無いってことなのか。
エピローグ
普通に大勢の人の前でステージに立ち、バイオリンを演奏する渡。あれ、対人恐怖症は……?
友情出演
『電王』の人達出過ぎワロタ
「僕に詰まれてみる?」で吹いた。
『電王』の劇場版の撮影のついでとかかな。
まとめ
説明不足。その一言に尽きる。勿体無い。ディレクターズカット版なら、もっとちゃんとしてるのかなぁ。と思ったら、これがディレクターズカット版だったでござる。
燃:A 萌:B- 笑:B+ 総:A-
反復リンク
・劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王 ディレクターズカット版(2回目)
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