クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第12話「右腕の過去」
「お前が壊すんだ、アンジュ。あの歌で、この世界を」
冒頭では各国の首脳会談の様子が描かれる。各国のトップクラスにとってはドラゴンとの戦いが周知の事実であり、各国が担当分野を決めて取り仕切っていることが判る。
ミスルギ皇国がシンギュラーの管理、ローゼンブルム家がアルゼナルの管理を担っているんだとか。
その中で一際異彩を放つ青年エンブリヲ。もうね、キャストが関俊彦さんというだけで胡散臭く感じる。
ジル司令によって色々と種明かしがされたけど、そもそもこのエンブリヲってのが豊かな人類社会を作ろうとして出来たのが、マナが当たり前にある今の世界らしい。
だけど、遺伝子操作のバグで、たまにマナを使えない女の子が生まれてしまう。バグを消せないなら、いっそノーマと呼んで差別対象にすることで、社会の安定を図ろうというアレ。
そんな中で、それに抗っているのがアルゼナルやタスクの所属する組織のメンバーなんだそうで。この抵抗がリベルタスなのね。
つまり旧人類ってことか。
ヴィルキスは元々新人類が所有するラグナメイルと呼ばれる機体だったらしい。まともに動かすには王族の血が必要なようだが……。
そんな中、ヴィヴィアンがドラゴン化。正体に気付いたアンジュが歌で元に戻さなかったら危なかったな……。いや、まだまだ油断は出来ないけど。
しかし、抑制剤のプラントが破壊された以上、遅かれ早かれ他のノーマ達もドラゴン化するのでは……。それともヴィヴィアンは特別症状が重いってことなのか。
今まで自分達が狩ってきたドラゴンは人間だった。衝撃の事実にメイルライダーであることを拒絶するアンジュ。
この展開からするとシンギュラーポイントの向こう側に旧人類の世界があるのかしら。となると、サラがアルゼナルを攻撃した理由がよく理解らんけど、また別の勢力なのかな。
燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+
エピソードリンク
・第11話「竜の歌」
・第13話「武器工廠、炎上」
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