Kaguya5 ~月のウサギの銀の箱舟~
「僕はひなた一筋だよ。おかげで、つばめ先輩からは、ストーカー扱いだ」
「……ご、ごめんなさい」
「だから、謝らなくていいって。こうして思い出してくれたんだ」
「でも……」
「でもじゃない」
「だ、だったら……」
「だったらでもない」
「……そ、その、何かでふさいでくれないと、また謝ってしまいそうです」
うわぁあああぁあああああああ。
約6ヶ月2週間の積み。4ヶ月振りの新刊にして最終巻。表紙は殆どベッドシーン、半裸のひなた。何この露骨な釣り表紙。本編と全然関係無いじゃん。
読むのが10ヶ月振りくらいなので、内容を殆ど忘れているのは秘密です。
最終巻ということで、アルテミスコードが何なのかが明かされる。決着をつけなければいけないからなのか、あまり鬱方向に話が触れなかったのは良かったか。
ラブコメパートは安心して読めます。
最後は一応ハッピーエンドかな。
総評
そういうわけで、実は結構鬱な『Kaguya ~月のウサギの銀の箱舟~』全5巻でした。ラブコメ多めの異能力バトル程度に留めておけばよかったのに、がっつり鬱展開になる所為で、そこがあまり楽しめませんでした。
ズルズル買っている内に完結してしまうという一番質の悪いパターンになってしまいました。
うーん、最終的には地雷認定……かなぁ。
実はもう鴨志田さんは次のシリーズを開始しています。『さくら荘のペットな彼女』ってやつ。
燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません