聖剣使いの禁呪詠唱 <10>
「自分で考え、自分で決めて、自分で戦う━━《救世主》に最も必要な資質だ」
2015年1月の新刊。約3週間の積み。隔月刊行。
初版だけど注文したら帯無かったよ!やったー!
アニメ放映開始月ということで諸葉、サツキ、静乃というビックリするくらいオーソドックスな構成に。ただ、これまでの構成とはちょっと雰囲気が違うので統一感が……。
さて、クリスマス。《異端者》の素体として捕らわれていた《救世主》達の救出作戦もひとまず成功し、諸葉達は穏やかな日常を過ごしていた。しかし、それは六翼会議が動き出す嵐の前の静けさで……。
章タイトルにそれぞれ石動兄弟の名前が入っていたので、いよいよ厳に汚名返上のチャンスかと思いきや、物語から完全退場の様相だったでござる。
魔神級の素体にされて、諸葉達を苦しめるのかと思えば、大して強くないと評されるし、撃破されて自分に足りなかったものに気付くことも無く、最後の最後までクズなままだった。ホント、良いとこ無しの結末。
何故、石動先輩とあれだけの差がついてしまったのか……。お兄さんが優秀過ぎることが悪い方向に作用してしまったのか。
で、六翼会議のトップ、熾場亮と激突する諸葉。今の時点でも相当な強さなのに、これからまだまだ強くなりそうで恐ろしい。
ただ、熾場の方も色々と思うところがあっての白騎士機関叛逆っぽいのでラスボスというわけではなさそうかな。
すっかり忘れていたヂーシンが六翼会議に合流。次巻はアメリカが舞台ということで、これまた盛り上がってまいりましたぞ。
次は2015年2月に11巻、6月に12巻、8月に13巻、10月に14巻。
燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・聖剣使いの禁呪詠唱 <9>(2014/11)
・聖剣使いの禁呪詠唱 <11>(通常版)(2015/02)
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