深山さんちのベルテイン <3>
「さすが水族館であります……思い出と恋と海のコンボが盛りだくさんであります、盛りだくさんでありますよ……」
シャシャシャウタ!シャシャシャウタ!
2014年2月の新刊。約1年10ヶ月2週間半の積み。2年8ヶ月振りの新刊。『ヴァルキリーワークス』3巻からは連続刊行。
2巻の感想の時点で次を買わない流れになっていた筈だったんだけど、何で買うことにしたんだっけか。
他のシリーズは買ってるのに、これだけ買わないのが気持ち悪いと思ったんだったかな……。
今回もハートフル連作短編集。琥太郎を好きな人多過ぎだろ……。そんな中でも年上のお姉さん勢に頑張って欲しいですねー。オルテンシアさんとか、もっと出番多くても良かったのに。
『ガンダムX』かるたは凄い楽しそう。読み手は感情を込めて言うようにしたい。
普通に次巻へ続くような終わり方をしているけど、後書きの感じからすると、これで打ち切りっぽい。
七さんが紹介文で「四巻出たら神様を信じる」って言ってるのはそういうことか。
そもそもこの3巻自体、売り上げに旨みが無いけど出せたというシロモノだそうで。あれか、3ヶ月連続刊行として売り出せるなら書かせてあげるって条件だったんだろうか。
真仮面ライダー序章くらい頑張るって終わりって意味じゃねーかw
ただ、打ち切り完結にしていないのは逢空さん自身には続きを書くつもりがあるからなんだろうな。
総評
そんなわけで『ニャル子さん』のノリを少し残しつつもハートフルなコメディ『深山さんちのベルテイン』全3巻でした。足掛け3年2ヶ月。
やっぱり逢空さんはがっつりパロディをやっていた方が良いということなのか。
主人公に男の娘を据えるというのが難しかったのではなかろうか。琥太郎は脇役として配置されていたら凄く輝いたんではないかと思うんだけども。
後はもう少しLOVEに寄せていれば……。コンサバフォームのベルさんのキャラが今一つだったというのがなぁ……。
次は2014年3月に『ニャル子さん』12巻、6月に『ヴァルキリーワークス』4巻、2015年2月に新作『勇者が魔王を倒してくれない。』、10月に新シリーズ『出番ですよ!カグヤさま』、2016年1月にその2巻。
燃:C 萌:A 笑:A- 総:A-
シリーズリンク
・深山さんちのベルテイン <2>(2011/06)
著者リンク
・ヴァルキリーワークス <3>(2014/01)
・這いよれ!ニャル子さん <12>(通常版)(2014/03)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません