面白ければ何でもあり 発行累計6000万部━━とある編集の仕事目録
「この直葉って娘、きっとおっぱいでかいですよ」
何言ってんだこいつ。
2015年12月の新刊。タイトルの「仕事目録」は「ライフワーク」と読みます。
電撃文庫の名物編集者、三木さんがまさかのエッセイ発行である。電撃文庫MAGAZINEに宣伝が載っていなければ出たことにさえ気付かなかったぜ……。
帯にはアニメ業界の有名人からの推薦文が色々と。その下に大きく、「この働き方、最弱(さいきょう)と書かれていて吹く。
三木さんがいかにして編集者となったか、これまでのヒット作がどのようにして生まれたのかが明らかになる1冊。
その活躍の中期くらいからはリアルタイムで知っているから、あの頃、そんなことが起きていたのか!という風に楽しめた。
かまちーの話では、伝説的エピソードがいくつも挙げられている。ここだけ完全にギャグパートになっとるw
かまちー、本当に人間かよ……宇宙人か何かじゃねぇのか……。
何故BUNBUNさんが『ソードアート・オンライン』の挿絵をabec名義でやってるのかも詳細に描かれている。
三木さんが自力でBUNBUNさん=abecさんという答えに辿り着いたのかよ、凄いなw
左さんは『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』が初めてのラノベ挿絵担当作って書いてあったな。昔、富士見ミステリー文庫から『浪漫探偵・朱月宵三郎』ってシリーズが出ていてですね……。
本文中で『SAO』の詩乃が将来婦人警官になるって裏設定があるって書かれてるんだけど、そんなのどっかに書いてあったっけ?
編集者SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!憧れるぜ!っていう気持ちになると同時に、仕事環境ブラック過ぎんだろ……って真顔にもなる。
まぁ、三木さんの場合は自分で首を絞めてる部分もあるっぽいが。
目標はハリウッド進出だそうで。一番可能性が高いのは『SAO』って話だけど、改悪されて大爆死する未来しか見えないw
燃:A 萌:C 笑:A 総:A+
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