【ボーダー感想】筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 鎌倉の猫は手紙を運ぶ【2巻】
「東雲君のこと、もう放っておいてやらない。ウザくても、面倒くさくても、君に関わってく。君が嫌だって言っても、やめないから」
2016年6月の新刊。約2日の積み。8ヶ月振りの新刊。献本を頂きました。有り難うございます。
サブタイが付いて2巻です。
しかし猫が関係があるのは連作短編の1本目だけという。何故このタイトルにしたし。
とはいえ、にゃんこ大好きな東雲君可愛過ぎかよw
こんなん見せられたら、女の子はみんな恋に落ちちゃうじゃないですかー!やだー!
出だしは、にゃんこの話ということで大層ハートフルだったんだけど、中盤を過ぎたあたりから骨董品の筆跡鑑定みたいな話になってきて雲行きが怪しくなる。
詐欺師まで登場して、穏やかじゃない事態に。うーん、そういうサスペンスな要素は求めてないんだけどな……。
1巻で思わせ振りに放置していた要素をほぼ回収してしまった気がするんだけど、これで終わりなのかしら。続けてようと思えば、いくらでも続けられる内容ではあるけども。
もうちょっと軽い内容になるなら続き読みたいんだけどな……。
燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。(2015/10)
・筆跡鑑定人・東雲清一郎は書を書かない。 鎌倉の花は、秘密を抱く(2017/06)
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