楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系の薄幸メイド

楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系薄幸メイド (ファミ通文庫)
著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂

「ルディが王様だからって、ルディの気持ちまで否定しないでっ、王様だって、お姫様だって、恋をするのよ!」

2016年1月の新刊。約7ヶ月2週間半の積み。隔月刊行。
カテリナの発案で、城内お嫁さんにしたい子番付レースが開催されることに。貴族も庶民も巻き込んで大盛り上がりのイベントだが、そんな中、ルドヴィークはミーネという内気な侍女と知り合って……。

2巻は、1巻で既に登場していたヒロイン候補の誰かを掘り下げる回……そう思っていた時期が僕にもありました。新ヒロイン出て来るんかいw
ヒロイン候補と思われていた面々は完全に脇役扱い。エヴァリーンは次巻でスポットが当たりそうだが。

ミーネを可愛く着飾らせるために奮闘するルドヴィークとカテリナ。こいつ等、めちゃくちゃ仲良くなってんな!息ぴったりじゃねーかw

故郷の村の人達から迫害され、同僚達からいじめられていたミーネが国王様の愛妾になるなんて、完全にシンデレラストーリーじゃないですかー!やだー!

愛妾ゲット!これで勝つる!と思っていたら、王妃と事をいたすまでは愛妾にはお触り厳禁の指令が。ぎゃふん。
エロいことに発展しそうになったら、お声がけされるのジワるw

カテリナはルドヴィークにぴったりのお嫁さんを見付けてあげると息巻いていたが、いざルドヴィークがミーネを愛妾に選ぶと、胸が痛んでしまって。いや、予想出来た展開だけど展開早いなw

後書きによると、売り上げ的にも体力的にも限界が近いらしい。遂に『文学少女』ブーストが切れてしまったのか……。『ヒカル』のメディアミックスが奮わなかったのが痛かったか。
次は2016年5月に3巻、9月に4巻。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃?(2015/11)
楽園への清く正しき道程 庶民出身の国王様がまたご愛妾を迎えられるそうです(2016/05)

ファミ通文庫

Posted by お亀納豆