【映画感想】デジモンアドベンチャーtri. 第３章「告白」
「いつかなんて待ってたら、あっという間に大人になっちまうよな」
概要
公開日は9/24（土）だったんだけど、翌日にレインボーフレーバー15に行く予定で、あまりこっちに気持ちが向く状態ではなかったので１週間遅れて観に行きました。
前回が3/12だから大分間が空いた形。
パンフが売り切れているかと心配だったが、すんなり買えましたね。
来場者特典はカードゲームのカードとミニ色紙か。カードゲーム、まだ続いてるんだな……。
映画館で見る映画の宣伝って大体ｸｯｿ面白そうに見えるんだが、そんな中、全く面白そうに感じられない『きんいろモザイク』凄いなｗ
映画向きのド派手な映像が出て来る作品でないのは理解っているけども。
こんな章タイトルだけど甘酸っぱい話なんて殆ど無いよ！やったー！
冒頭には和田光司さんと水谷優子さんに対する追悼メッセージが。うぅっ……(´；ω；`)
導入
突如暴れ出したメイクーモンによってレオモンは消滅。メイクーモンはデジモンカイザーらしき男によって連れ去られてしまった。
失意に沈む子供達。でも、それは芽心とメイクーモンに対してであって、レオモンのことには誰も触れてないんだよな。
消滅しても、またデジタマになって甦るでしょってことなんだろうか……。
今回はＯＰ無し。
ところで太一とヒカリのお母さん、可愛いですよね。
ゴマモンにまで彼女の実在を疑われる丈ェ……。そんな彼女さんは最後まで出番無さそうですね……。
メイクーモンの謎
そもそもメイクーモンは感染したわけではなく、この子が感染の原因らしい。芽心の父はその辺りの研究者で、昔からメイクーモンが特別なデジモンであることは判っていた模様。
パンフレットを見てもアグモン達は種族が明記されているのに対し、メイクーモンは不明とされていたり、完全体と思しきメイクラックモンも完全体とは書かれていない。
『テイマーズ』のクルモンのように本来デジモンではない存在なんだろうか……。
感染拡大
メイクーモンが行方不明になっただけでも鬱なのに、ここからアグモン達にも感染が広まっていく。
いち早く兆候が出たパタモンを連れ出すタケルだったが、それは何の解決にもなっていなくて……。
にしてもパタモンのケツ、もちもちしてそうだよな（ぉ
ホメオスタシス
デジタルワールドの神と呼べる存在らしい。歪みを正すため、デジタルワールドそのものをリブートする等と言い出すから、さあ大変。
いきなり出て来て、ヒカリの身体を乗っ取るとか何だこいつって思ったけど、テレビシリーズでも出てたのか。全然記憶に無いぜ！
しかもノベライズだと、ちゃんとホメオスタシスって名前も出ているらしい。
新たなる究極進化
歪みから現れたメイクラックモンを何とか押し戻そうとするパートナーデジモン達。メタルグレイモン、エンジェウーモンの進化バンクが初公開か。
成熟期のバンクだけＣＧなのはどういう区分けなのか……。
キービジュで判り切っていたことだが、アトラーカブテリモンがヘラクルカブテリモンへと究極進化。ストーリーの都合上、『brave heart』が流れなかったのが悔やまれる。そこは流さないといけないとこでしょ……。
メイクラックモンは追い返せたが、リブートは実行されてしまった。絶望的な状況のまま、今回は終了かと思ったら気のせい。
舞台は再び
離れ離れになったパートナーを取り戻すため、デジタルワールドへと向かう決意を固める子供達。
ゲートを開くときに姫川さんが貸してくれた黒いD-3って誰のなんだ？色からすると賢ちゃんっぽいが、姫川さん自身が選ばれし子供だった可能性もあるのかしら。
太一達が決意するシーンでＯＰが流れるから、あっ、今回最初にＯＰを流さなかったのはこういうことか。今回はＯＰをＥＤとして使うのねーって思っていたら、まだ終わらないワナ。そこは綺麗に終われよｗ
デジタルワールドに到着するや否や、いきなりアルファモンとジエスモンの戦いに巻き込まれてしまう。
ジエスモンはどうやら不可思議な動きを見せているハックモンが進化した姿の模様。彼等はリブートの対象にはなっていないようだが……。
トコモンが加えていたホイッスルって、ヒカリがテイルモンに上げたホイッスルなのか？だとしたら何故リブートされた筈のデジタルワールドに存在するのか？壮大な伏線だったりするんだろうか……。
何故か姫川さんもこっそりデジタルワールドへ。彼女の前に現れたデジモンカイザーは姿を、若かりし頃のゲンナイへと変えた。ゲンナイ自身なのか、それとも……。
これで賢ちゃんが再びデジモンカイザーになった説は消えたんだと思うが、どっちにしても選ばれし子供達は行方不明になっているらしいんだよなぁ。
ＥＤ『僕にとって』はヤマトのバンド、KNIFE OF DAYが歌っているという体。完全新規曲なのは初めてだな。
まとめ
そんなわけで折り返し地点到達の第３章でした。尺が伸びたとはいえ製作期間がこれまでより長くとられていたためか、あからさまな予算不足からする静止画は減ったかな……。ただ、その分、戦闘シーンのクオリティが控えめだったような。
気になるのは終盤に近付くまで、一切戦闘が無く、ひたすらシリアス展開が続く構成。子供向けじゃないから無理してバトルする必要が無いとはいえ、やっぱりそこは進化しまくりの戦闘が見たいわけでなぁ。
次は2/25に４章『喪失』。これは失われた記憶のことなのかしら……。そうれなければ、また鬱展開だが……。
キービジュはホウオウモンとムゲンドラモンかな？
まさか、本当に記憶を失ったデジモン達と新しい関係を築いていく展開でもあるまいし、何かしらのきっかけで記憶を取り戻すなりバックアップを入手するなり、すると思うんだが……。
燃：A+ 萌：Ａ 笑：A- 総：A+