ポケットモンスター アルファサファイア

ポケットモンスター アルファサファイア - 3DS

「突然の出会い!ミラクル☆アイドルスカウト!」

メガシンカVSゲンシカイキ

概要

すっかり恒例となった『ポケモン』シリーズのメインタイトルのリメイクシリーズ。『X/Y』で露骨にネタ振りもしていたし、出るのは分かり切っていた。

2014/11/21の発売日に購入したものの、当時は『ドラクエX』ブーム真っ只中だったので外側のビニールを破ることすらなく放置。
そうこうする内に『ポケモンSM』が発表され、こりゃ一生ビニールすら破らないパティーンですわ……。

と思っていたところ、某ユーチューバーのプレイ実況を見て、やりたい欲がムクムクと。それに新作をプレイする上で、1つ前の世代のプレイデータがあった方が何かと捗るだろうと思って、新作発売まで1ヶ月を切ったあたりから急遽プレイ開始しました。

舞台とシナリオ

カロス地方から遠く離れたホウエン地方。この地でもまたメガシンカするポケモンが出現。
メガシンカはカロス地方特有の現象だったんじゃねーのかよって思ったけど、どうやら本作はメインタイトルとは並行世界のような関係にある模様。平行世界なんて設定、ワクワクもん過ぎでしょ……。

メガシンカが現れたことで歴史が分岐したようで、オリジナルと比べてマップのあちこちで技術が進歩している様子が見受けられる。

基本的にはオリジナルと同じシナリオなんだが、所々追加や変更がされていて、より面白くなっている。寄り道要素が沢山あるのも楽しい。

一緒に冒険したポケモンとの思い出を振り返る演出のED良いな
ED後の追加シナリオ、エピソードデルタの厨二感すこ。『ポケモン』として、ちょっとシナリオが重めと思わないでもない。

シナリオには絡んでいなかったラティオス、ラティアス、レックウザも新たに絡み、更にはデオキシスまで登場。
通常プレイで幻のポケモンがゲット出来るのって、もしかして初めて?

メガシンカ周りは元のシナリオに追加する形になったので、やや唐突かなー。メガストーン、その辺にポロポロ落ちて過ぎだろw

面白いのは『ORAS』で多くのメガシンカが追加されたところ。ラティアスなんかは事前に解析されてバレていたけど、他のメガシンカバレは無かったから増えないもんだとばかり思ってたわ。
メガハガネールのデザインがかなりツボに刺さる。

シーキンセツの斜めになったマップ面白いな。平衡感覚おかしくなりそうだけどw

キャラクター

男主人公を選択。ライバルとなるハルカが可愛いんだよなー。ほにゃっと笑うのが凄い可愛い。
EDでもかなり良い扱いをされているので、どうせなら冒険中にももっと出番があっても良かったな。

コンテストを代表する新キャラ、ルチアのあざと可愛さな。ほんと、デザインがクッソあざとい。だがそれが良い。

ミツルのショタショタしさよ。彼との最終決戦は演出とBGMが相俟って凄く特別感が出ていた。VSダイゴさんよりよっぽどラスボスっぽかったな。
記憶喪失のハンサムさんは一体何なんだろう。7世代への振りなんだろうか。

モブトレーナーの中ではミニスカートが滅茶苦茶可愛い。手首にシュシュつけてるのが最高に可愛い。とにかく可愛い<言い過ぎ
トレーナーアイの機能でグラフィック全体が落ち着いて閲覧出来るのが嬉しい。

リメイク版では海底にもトレーナーが出現。海底でポケモンバトルとかハイエンド過ぎるだろw

オリジナルで海上にエリートトレーナーっていたっけな。敵がマンネリ化し易い海マップで彼等の存在は有り難い。

システム

基本的には『X/Y』に準拠。
ホウエン図鑑は従来のものに、後の世代での新進化を加えた内容。『FRLG』では確か全国図鑑にアップデートするまで新進化は出来なかったよな。

てっきり全国図鑑へのアップデートは殿堂入り後だと思っていたら、VSカイオーガのイベントが終わった直後だった。

カイオーガが起こした異変によって生態系が変わり、これまでホウエン地方には生息していなかったポケモンが出現するようになったって、説明が強引過ぎるw
まぁ何の説明も無しよりは良いけどさ。イッシュ地方の生態系が2年で変わったときもヤバ過ぎでしょ……って思ったものだが……。

特定のポケモンを意図的に出現させることが出来る図鑑サーチシステムは便利ですね。隠れ特性を探すときに大活躍しそう。

サファリゾーンはオリジナルとは異なり、ポケモンゲットのシステムが通常フィールドと同じ仕様に。これは助かるな。サファリゾーンってレアなポケモンが出ても確実に足止めする手段が無いからキツかったんだよな。

使用ポケモン

勿論、御三家はミズゴロウを選択。色んなタイプの技を覚えるので重宝しましたわ。
ミラクル交換で偶然手に入ったスボミーをロズレイドまで進化。戦闘要員としてだけでなく、眠り粉を覚えていたので捕獲にも大活躍。活躍し過ぎて主力であるラグラージのレベルを抜くという。

海マップで活躍すること間違い無しの電気ポケモンとしてライボルトを採用。やっぱり海が広い地方はキツいですわ……。特に今作は海底もあるからな……。

NPCとの通信交換で入手出来るマクノシタをハリテヤマに進化させて使用。ただ、ラグラージがアームハンマーを覚えたので殆ど出番は無かった。かといって他に入れたいポケモンもいなかったので最後まで残留。

空を飛ぶ要員としてシナリオで強制入手のラティアスを使用。ドラゴンキラーとしても活躍してくれた。

最後は勿論、秘伝要員マッスグマ氏である。第7世代はどうやら秘伝が廃止っぽいので、こういった形で活躍するポケモンはいなくなってしまうんだな。

まとめ

そんなわけで新作発売まで1週間を切ったタイミングでギリギリクリアです。当時の懐かしさと最新環境でパワーアップした新作としての側面、この2つが絶妙に混ざり合って非常に完成度の高い作品となっている。

『ポケモン』は殿堂入りしてからが本番とは言うものの、やっぱりシナリオを進めるのも楽しいんだよなぁ。
さあ、これで心置きなく新作をプレイ出来るってもんだぜ。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:S-

シリーズリンク
ポケットモンスターX/Y(2013/12)
ポケットモンスター サン(2016/11)

ゲーム

Posted by お亀納豆