【ノベライズ感想】小説 ふたりはプリキュアマックスハート
著:井上 亜樹子 イラスト:稲上 晃
「私が好きなのは……なぎささんとほのかさん。それに━━私自身です」
2017年10月の新刊。約1日の積み。
発表から発売までトントン拍子でしたね。しかし公式Twitterは何一つ呟いていない。仕事しろw
タイトルの表記は全部片仮名なのか。
著者の井上さんは鐘弘亜樹さんの別名義だそうで。紛らわしいな……。
表紙はルミナスがちょっと後ろに下がっている感じ。帯のデザインはまたおどろおどろしい雰囲気でんな……。
自分の存在に悩むひかり。なぎさとほのかもまた日常生活で悩みを抱えていて。そんな中、あらゆるものが増えるという怪現象が街中で起こり始めて……。
時系列はジャアクキングとの戦いが終わる前ということは判るんだが、バルデスとの初遭遇がアニメとは違う形になっているのでパラレル扱いの模様。
何故かアカネさんの会社員時代の後輩、中尾にスポットが当たっている。当たっているんだが、それがなぎさ達と全く別の軸でのお話で、何故これをやる必要が……という状態になってしまっている。
本当、どういう理由で……。もしかして著者の会社員時代の経験談だったりするのかしら……。
本筋自体の解決したんだかそうでないんだか、という雰囲気。モノや人が増えていくという展開はアニメではやり難いだろうし、小説媒体ならではのストーリーではあるがどうにもテンションが上がり切らない部分がある。
そんなわけでノベライズ第6弾でした。本作より先に制作が発表されていた『Splash☆Star』と『5』は何処へ消えたんだ……。
巻末にはシリーズが紹介されているんだが、しれっと『明日のナージャ』も混ぜられていて草。
燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・小説 ふたりはプリキュア(2015/09)
・小説 スイートプリキュア♪(2016/11)
・小説 ドキドキ!プリキュア(2024/09)
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小説 ふたりはプリキュア マックスハート (講談社キャラクター文庫) | |
井上 亜樹子 東堂 いづみ
講談社 2017-10-19 |
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