アリアではじまる聖譚曲 絶対者は聖女にキスをする
著:西本 紘奈 イラスト:硝音 あや
(いっそ、聖女なんかでなければよかった)
(俺だけの聖女でいて欲しい。俺だけの、アリアで)
(あなたに会えて、あなたの傍にいることができて、あたなを守ることができて……こんなにも幸福を感じているのに、これだけでは足りないと突きあげる衝動がある)
(欲望の名前しか、俺は知らない)
約4ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。相変わらず粗筋と帯での誇大広告っぷりが凄い。
さて、当然のように再び異世界テルミナへと召喚されたアリア。今回も超絶イケメン、ユースとクラウディオの間で取り合われることに。
2人のイケメンアピールが半端無い件。半端無さ過ぎて、エミリオ君のテンプレートツンデレっぷりが霞むわw
異世界だと、日本では当たり前の価値観が貴重なものとして受け入れられ、モテモテという展開は好きなパターン。
今回のアリアの服装はずっとブレザーではない。ブレザーの方が良いのになぁ。
エピソードとしては前巻よりは盛り上がってきたかな。取り敢えず、続きを買おうかなと思うくらいには。
百合少女耀子ちゃんはのっけから全開ですが、今回もほぼ出番無し。エピローグの感じからすると、8月刊行予定の第3巻『略奪者は聖女をうばう』から本格参戦しそうな気配だが……。
1巻はランク高めにつけてB+でしたが、今巻は素直につけてB+です。
燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B+
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