【同人誌感想】プリキュア同人誌 きらめきイノセント後編 Legend of Lovely

作：てんき牧場／明日は羊

「紡がれしプリキュアのレガシー、いまここに奮い立つ！」

かわるんるん！

2017年11月発行。
表紙のラブリー可愛いな……と思わせておいて、また胸が盛られてるの、おじさん見逃さないよ。

レイフレ17の前編から２ヶ月ちょっと。早くも後編が登場。てっきり春頃になるとばかり……。
さて世界を覆っていくカラフルの力。窮地に立たされるハピネスチャージプリキュア達だったが……。

キュアミラージュとキュアテンダーの強キャラっぷりの安心感といったらない。強過ぎるからテレビシリーズではあまり目立てなかったのかしら……。

カラフルに対抗するため次々と集うプリカード由来ではない力を持つ者達。誠司さんはともかく幻影帝国まで出て来るとは……。マジで劇場版かよ……。

最大の危機に世界各地へ駆けつけたプリキュアオールスターズ。こんなん絶対勝てるやつですやんか……(´；ω；`)
『ハピプリ』以降のプリキュアも参戦してマジオールスターズ。

誠司パンチからのクライマックスまでの盛り上がり方が尋常じゃない。主題歌バックにしてほしいアツさ。
地球人類みんなでかわるんるん唱和がアツ過ぎて辛い。声に出して言いたいかわるんるん。

俺、特撮脳だからすぐそっちで例えることになるが、仮面ライダーの夏映画だと思っていたら『平成ジェネレーションズ』で、『平成ジェネレーションズ』だと思っていたら『オールライダー対大ショッカー』だったわ……。

レジェンドのカードを突き抜けていくラブリー、完全にディケイドでしょ……。その所為でリボンの声が脳内再生されずにマーク・大喜多さんの声が聞こえてくる事態に。

前編で出番が無かったフォームチェンジは後編に回されたのかと思っていたが、こちらでも出番無し。しかし、この密度を考えると致し方ないか。
エピローグはもうちょっと余韻があっても良かったかも。戦隊の夏映画みたいにスパッと終わった印象。何故何でも特撮で例えるのか。

いやしかし、この要所要所を押さえていく構成ほんとすこ。
今思えば『ハピプリ』は10周年記念作品だったんだし、テレビスペシャルなり映画なりでこういうオールスター的展開があっても良かったよなぁ。

燃：A+　萌：Ａ　笑：B+　総：A+

シリーズリンク
・きらめきイノセント前編 Rebellion God（2017/09）

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