【ラノベ】俺、ツインテールになります。 18巻【感想】
著:水沢 夢 イラスト:春日 歩
「フッ……ツインテールで呼吸(いき)をするとは、見上げた奴。人類ではなくツインテールを名乗ればよいものを……!」
「名乗っているぜ!俺は、ツインテールだ!!」
「なんの、余もツインテールだ……!!」
何だこの会話w
2019年9月の新刊。約1週間の積み。半年振りの新刊。ようやっと最新刊に追いついたぞ……!
おおよそいつも通りの刊行ペースだけど、今回は本作の傍ら、『SSSS.GRIDMAN』のノベライズも執筆していた模様。趣味の延長線で仕事を貰ったのかしらん。
表紙はテイルクロスを纏ったアルティメギル首領。メカメカしいパーツをほぼほぼ付けていない戦闘装束は本作では珍しい。何やらこれもまだ真の姿ではないようだが……。
さて、アルティメギル基地への招待状を受け取ったツインテイルズ。即座に乗り込むべきか検討を重ねる彼等の前に現れたのは因縁深き戦士スワンギルディだった……。
最終決戦開始ということで春日さん、口絵で鬼のように気合入ってんじゃねーか……。いつもクオリティ高いが、今回は物量とクオリティで攻めてきてる。
遂に最終闘体へと到達したスワンギルディ。恐るべき力を手に入れても最後まで迷いが振り切れなかったのが惜しいと言えば惜しい。
ここで退場するには勿体ないようにも思うが、流石にもう出番は無いかな?
そんなスワンギルディの成長を見届けたスパロウギルディも戦いに散った……かどうかは微妙なところか。戦いが終わっても生き残るエレメリアンはいるんだろうか……。
基地突入を明日に控え、愛香は総二に気持ちを伝える覚悟を決める……が、後一歩というところで……。ハーレム属性の話も出ているし、特定の相手は決まらないまま終了しそうですね。
いやしかし蛮族蛮族と言われながら、いざという時のヒロイン力は流石ですね愛香さん。
そして恐るべき終の零星と首領との戦い。このまま首領にストレート勝ちなんて、甘い展開は無く。そうそうラスボスはこうでなくては。
ちんちんとか言って笑ってる場合じゃないぞ……。
ツインテイルズのアルティメギル基地突入は失敗、それどころかアルティメギルの最終侵攻が始まってしまう……。
この様子だと次巻で再起、その次で完結って具合かしらん。まさに最終決戦という風情で盛り上がってきたぞ。
燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・俺、ツインテールになります。 17巻(2019/03)
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