【ラノベ】百万光年のちょっと先【感想】
著:古橋 秀之 イラスト:矢吹 健太朗
百万光年のちょっと先、今よりほんの三秒むかし。
集英社2018年2月の新刊。約9ヶ月1週間の積み。このライトノベルがすごい!2019で気になったので買ってきました。
SFJapanにて連載されたすこしふしぎなショートストーリーをまとめたもの。
古式の機械人形が主の息子を寝かしつけるために聞かせるお話という形式で紡がれていく。
教訓めいたもの、不気味な結末を迎えるもの、心温まるものとバリエーション豊かなのだが、基本的にSF要素が強い仕上がりとなっているのが特徴か。
元々SFやショートショート集が好きな人にはドストライクかもしれないが、個人的には教育テレビでやっていそうなネタという印象が強かったかなー。
決して詰まらないわけじゃないんだが、どうにも薄味というか。いやいや、一般的なラノベチックな内容を求めるべき本でないことは百も承知なんだけれども。
なまじイラストを矢吹さんが担当しているのが良くないのでは……。何かこう、お色気シーンとかあるのかと思っちゃうじゃないですか?思わない?そうですか。
燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:A-
イラストリンク
・迷い猫オーバーラン! 1巻(2010/04)
・はてな☆イリュージョン(ダッシュエックス文庫、2014/11)
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古橋 秀之
集英社
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