【ラノベ】お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。 4巻【最終巻/感想】
著:凪木 エコ イラスト:あゆま 紗由
「俺の文化祭が、オールスター感謝祭になりつつある……」
2019年12月の新刊。約4日の積み。9ヶ月振りの新刊。
表紙のパイ圧が凄い。
さて、今回は文化祭編。実行委員を務めることになった春一はボッチートを発動し、淡々と仕事をこなす。一方、美咲さんは勝手に春一と勝負と言い、やたらめったらに張り切るが……。
流石に振り払っても振り払っても絡まれることを学習したのか、今回の春一はあまり積極的にひとりになろうとはしていない。随分と美咲さんに先回りされることが増えてしまったな。
一方、前回爆弾発言をかました羽鳥さんとは無難な落とし所に。この人、ほんとあざとさの塊みたいなヒロインだな……。だが、それが良い。
あっ、劇中に『スター☆トゥインクルプリキュア』の話があったので、+1000000000点です。
主人公とメインヒロインとの対決、2人のヒロインとの関係性の一応の決着、エピローグの章タイトル……さては最終巻だな?と確信してしまったわ……。
これまでの巻よりも面白さが薄れているな……とは読んでいる内から感じていたが……。
5巻までは出せそうだったものの凪木さんの中で5巻完結のビジョンが見えなかったらしく、本巻で完結とのこと。
綺麗な落とし所を模索するのに時間が掛かったらしく、だからなかなか刊行されなかったのか。
ってか、売上が落ちて打ち切りなんだったら帯に「重版シリーズ」とか書くんじゃねぇよ。重版掛かったのって最近のことじゃねぇだろ……。
見た時、あっ、まだ続きそう……って、ちょっと安心しちゃっただろ……。
総評
そんなわけで、ひとりでいることの素晴らしさを説いてくれる『お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。』全4巻、これにて打ち切り完結です。足掛け1年4ヶ月。
くっそー、打ち切りかよ……。出だしはPVなんかも作って好調だったのにな……。上手く伸ばしていけなかったってことか……。
何でや!みんな、ひとり好きやろ!ソロ充最高やろがい!特に1巻の理解りみの深さが凄まじかった。
もっと会釈で場を切り抜けようとする春一を見たかったのに……(´;ω;`)
燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A
シリーズリンク
・お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。 3巻(2019/03)
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