【ドラマ】女王の教室 第2話【感想/ネタバレ】
「私に授業以外で話し掛けて良いのは成績上位者の2名だけです」
言いたいことがあるなら、とにかく成績を伸ばせってことか?
さて、真矢の圧政に子供達が耐えられる筈もなく。一部の子供達は一計を案じ、保護者達を動かすが……。
進藤さんの親が来ていないというのは今後のポイントかな。
まぁ、保護者が出て来る展開を真矢が予想していない筈もなく。生徒自身のパーソナルデータだけでなく、保護者の個人個人の事情まで押さえているわけか。
後は理路整然と喋ることが出来れば各個撃破も容易い。2話にして保護者さん達、総崩れですやんかw
和美の両親が不仲気味という描写が1話に続けて今回も。妙に強調されているように感じるが、後で何かしら効いてくるんだろうか。お姉ちゃんは達観してるが……。
お姉ちゃん、口は悪いが和美にとっては頼りになるアドバイザーという感じで良いね。
真矢の今のクラスを会社に例える話が的確過ぎて辛い。会社を構成しているのは、真面目に仕事をしているのが3割、いてもいなくてもいい何もしないのが5割、他者の足を引っ張るのが2割らしい。
で、更に仕事をしている人もクズどもを見ている内にやる気を失くしていき崩壊する、と。はい、俺も給料泥棒のクズどもを見てやる気を喪失したタイプです。
真矢は生徒のパーソナルデータを頭に叩き込んでいるだけでなく、日々弱みの収集に事欠かない。ボイスレコーダーを普段、教室に仕込んでるってことなのか……。
ただ、それを露悪的にアピールする必要性がよく理解らないんだよなぁ。
由介の家庭環境を皆の前で発表してフルボッコにするのは流石に可哀想でしょ。社会に出ても、あのレベルの辛い出来事はなかなか無いと思うので、厳しく教育しているとも思えない。
まぁ、後ろ向きな理由で道化を演じているのは良くないから、前を向かせるためにかもしれんが……。
真矢は自分の振る舞いによって周囲がどう反応するのかを熟知しており、軽やかに対応していく。全ては入念な準備の上に成り立っていることで、この姿勢は見習いたい。人の心理を読み切れると色々と捗るもんなぁ。
そんな真矢はギリギリで代表委員を回避している成績の女の子、馬場久子に目をつける。甘い餌で釣って、クラスの様子を報告する連絡員にならないかと。
おーっと、更に監視体制を強化するのか。これはどう転んでも真矢にとってオイシイ形になる。馬場さんがちゃんと監視の仕事をこなせばそれで良いし、露見してもそれはそれで疑心暗鬼によって生徒同士の連携を阻害出来るから……。
燃:B+ 萌:C 笑:A- 総:A+
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