【ラノベ】我が驍勇にふるえよ天地 Vol.8 -アレクシス帝国興隆記-【8巻/感想/ネタバレ】
著:あわむら 赤光 イラスト:卵の黄身
ありがたい。閣下の覇道を某もともに歩ませてくだされ
バウマァァァァン!!
2018年8月の新刊。約1年7ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。『百神百年大戦』1巻からは隔月刊行。
表紙はレオナートを中心に、その異母兄キルクスとガビロンの第四太子カトルシヴァ。まーた恐ろしく男臭い面子で攻めてきちゃってまぁ……。
さて、陥落させたアドモフを改革すべくメリジェーヌと手を組んで、事を進めるレオナート。しかしアドモフが落ちたことで周辺諸国に新たな動きが……。
メリジェーヌが囚われるきっかけとなったフェリスは保身のためにレオナートに取り入ろうとする。あわむらさん、まーたメインヒロインの与り知らぬところで主人公が幼女に取り入られそうになるシチュエーション書いてる……。
しかしレオナートが自分の血を次世代に残したくないと思ってるの辛いな……(´・ω・`)
VSアドモフ編から妖怪と恐れられていたベルリッツェンが配下に。国を大きくしていくには、こういうどこに本心があるのか理解らない人間も清濁併せ呑んでいくことが必要ということでしょうな。
特にレオナートが手を下したわけでもないのに、勝手に責任をなすりつけあって瓦解していくクロード帝国。これは斜陽の国と言われるのも致し方ありませんな……。えぇ、無様過ぎない……?
そんな中、暗君と蔑まれていた皇帝の真意が明らかに。登場人物それぞれのドラマを深堀りしてくれることでストーリーの厚みが増していて嬉しい。
そうか、皇帝はレオの事だけを息子だと思っていたんだな……(´・ω・`)
そして遂にレオの側近から死者が。彼が幼い頃から仕えてくれていたバウマンが……。娘も登場してバウマンの人間味が染み出てきたと思ったらこれだよ。
くそっ、『聖剣使い』も結局最後まで主要キャラはほぼほぼ生存したから完全に油断してたわ……。
回想シーンの挟み方、卑怯過ぎでは?涙腺にバッコンバッコンクるやんけ……(´;ω;`)
ところで、この作品に限らず悪役の描写で、他者の視線がある中で平気で女を犯す貴族みたいなのが出てくるが、ああいうのって本人はよく興奮出来るよな。視線が気になって萎えると思うんだけど……。
次は2018年11月に『百神百年大戦』2巻、2019年1月に9巻、4月に新作『黄昏の騎士団、蹂躙、蹂躙、蹂躙す 』、2020年2月に新作『俺の女友達が最高に可愛い。』。
えっ、これ後1冊でちゃんと完結出来るの……?
燃:A 萌:A 笑:A- 総:S-
シリーズリンク
・我が驍勇にふるえよ天地 Vol.7 -アレクシス帝国興隆記-(2018/04)
・我が驍勇にふるえよ天地 Vol.9 -アレクシス帝国興隆記-(2019/01)
著者リンク
・百神百年大戦(2018/06)
・百神百年大戦 2巻(2018/11)
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