【ラノベ】少年陰陽師 留めの底にわだかまれ【45巻/感想/ネタバレ】

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著:結城 光流 イラスト:あさぎ 桜

お前は、知らないだろう。

恐ろしいほどの、絶望を。

2015年3月の新刊。約5年3ヶ月3週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。通算45冊目にして道敷編3巻。
表紙は背中合わせの昌浩と若者モードの爺様をメインに。いやいや、今回、爺様は若者モードで登場してなくない?

さて、都を覆う陰気は衰えず、昌浩の親しい人達への影響も日に日に強くなっていって……。

これ、帝も相当ヤバそうなんだが……。というか、そもそもこれまでそれぞれ独立して起こっていた事件が実は一本の線で繋がっていた……というのは何気に驚きの展開である。
かれこれ40巻以上続いていて今更繋がってましたって何て壮大な展開であろうか。全ては帝を抹殺して国を転覆させようという目的に繋がってるんだろうか。

一方、脩子も咳をしてるので心配である。流石に姫宮様まで死なないよね……?こりゃ油断してたら彰子も……。
そんな彰子は脩子の使いで久し振りに安部邸を訪れることに。ンモ~~~~~~~~、昌浩と会っていけば良いのに~~~~~~~~!!
何を我慢しとるんや、もっと若さを爆発させんかい!と思っちゃう。

ひとまず陰気は尸櫻の元へ吹っ飛ばしたから一息はつけるだろうけど、ここから反撃と向かえるか。根本的な事態解決の糸口が掴めている状況ではないと思うのだが……。

次は2015年7月に『朽木のひずみに群れ集え』、11月に『かたしろの翅を繰り紡げ』、2016年7月に『そこに、あどなき祈りを』、8月に『いつか命の終わる日が』、11月に『境の岸辺に甦れ』、2017年4月に『こたえぬ背に哭き叫べ 』、10月に『けがれの汀で恋い慕え』、11月に『現代編・近くば寄って目にも見よ 』、2018年10月に『おどみの殿でこころざせ 』、12月に『現代編・遠の眠りのみな目覚め』、2019年10月『まじなう柱に忍び侘べ 』。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
少年陰陽師 こごりの囲にもの騒げ(2014/10)
少年陰陽師 朽木のひずみに群れ集え(2015/07)

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少年陰陽師 留めの底にわだかまれ (角川ビーンズ文庫)

角川ビーンズ文庫

Posted by お亀納豆