【コミカライズ】仮面ライダークウガ 15巻【感想】

原作：石ノ森章太郎　脚本：井上敏樹　作画：横島一　企画：白倉伸一郎

「お前の薔薇もいずれ咲く━━」

2020年11月の新刊。
表紙はクウガとアギト。胸があるので翔一アギトではなく、はるかアギトの模様。眼が青色だからストームフォームかと思ったけど、胸は金色で右肩は赤ってことはむしろトリニティに近い形態なんだろうか……。

さて、ブウロに連れ去られた桜子さんを追う雄介はその最中、翔一がアギトだと知ることに。そこまで劇的という形ではなかったし、雄介の目から見ても翔一が戦い慣れていないことは一目瞭然。これではさほど拗れようもなさそうだけどなぁ。
サチさんを殺した時は一時的に覚醒状態にでもなってたんだろうか。素の翔一では勝てるとも思えないんだけどな。

攫われた桜子さんだったが、無傷で生還。構図としては衰弱していたバルバを復活させるために協力してもらったということのよう。
桜子さんが次代のバルバって話はまだ引っ張るってことか。てっきりここで桜子さんにバルバを引き継がせるのかと……。

同時多発的に動き出したゴ達はバルバが復活するまでの間、リントの目を逸らさせておくための陽動だったのか。
しかし、これでもしグロンギが複数同時に出現した場合に対策班に成す術が無いことが証明されてしまったな……。今巻もＧ３の出番は無かったが、次回こそ出撃なるか？

雄介と翔一の関係を爆発させそうな危険因子さやか／はるか。もしかしてさやか、自分がやったこともはるかになすりつけているんじゃないだろうな……。

本作の連載が終わるわけではないので、どうでも良いっちゃーどうでも良いんだが、掲載誌の月刊ヒーローズが休刊とのこと。むしろ今までよくもっていた方だったんじゃないでしょうか。

燃：A+　萌：A-　笑：A-　総：A+

シリーズリンク
・仮面ライダークウガ 14巻（2020/06）
・仮面ライダークウガ 16巻（2021/03）