【特撮】魔進戦隊キラメイジャー　エピソード40「痛む人」【第40話／感想／ネタバレ】

「確かに変わらなくて良いのかもな。どんなものであれ、自分の中の純粋なキラメキを大事にし続ければ━━」
「いつか誰かにとってのキラメキになる」

今回は今まで助監督を務めていた葉山康一郎さんが監督デビュー。更に『相棒』等の刑事ドラマの脚本を数多く手掛ける徳永富彦さんが特撮に初登場。一体どんな化学反応が起こるのか……。

カナエマストーン・イリュージョアの力を応用し、新たな作戦を思いついたクランチュラ。
人々の心の闇から生み出した闇エナジーで邪面獣を作り出すために人に化けられるハリガネ邪面を送り込む。

ハリガネ邪面、割と怖いフェイスだよなぁ。暗い場所で見たらチビりそう……。
化けた後も身体のどこかにハリガネの先端が残る仕様。これで偽物を見破る展開かと思いきや、視聴者へのミスリードにのみ使われる形だったのは意外だったね。
ミスリードと言えば最近ご無沙汰だった代役ンを上手く使っていたのも良かったですね。
皆の表情に寄ったカメラワークは今回の内容によるものなのか、葉山さんだからこそのものなのか気になるね。

偽物を炙り出すためにくすぐり作戦を敢行。おーっと、これは薄い本一歩手前の展開ですねぇ。大丈夫……？

一方、イラスト投稿サイトで知り合ったカロリー君、更に彼から紹介された八太さんと仲良くなる充瑠。趣味の合う友達の家で一緒に遊ぶの楽しいよな。
ただ、充瑠のオフ会へのハードルの低さがちょっと心配だぞｗ

八太さんの部屋に貼ってあるポスターで『快盗戦隊ルパンレンジャーＶＳ警察戦隊パトレンジャー』の劇中作「グッドスリー」が遂にアニメ化決定していて感慨深い。
「トキメキ！プレフェアリーズ」っていうプリキュアっぽいタイトルも気になりますねぇ。

投稿した漫画をこき下ろされて失意の八太さんが生み出した闇エナジーからジイシキシェルガが誕生。
カロリー君こそがハリガネ邪面が化けた姿だったのだ。これはどこから入れ替わっていたんだろう。カロリー君なんてそもそも存在しないってわけじゃないよね？今回いまひとつ時間経過がよく分からなかったんだよなぁ。

巨大戦は邪面獣の中に囚われた人を助け出すというこれまでにない戦いに。リフトンやダストンを駆使した戦い方は上手いなぁ。
ダストンで吸い出した八太さんをスカイメイジがキャッチ。おぉ、ここで久し振りにランドメイジとスカイメイジの姿が拝めるとは！ザビューンを使った攻撃も面白い。

ハリガネ邪面からヨドンナが回収したイリュージョアは黒く染まっていた。あれは闇の力を受けて変質してしまったってことなんだろうか。ＥＤのコーナーでも触れていたから何かあるのは間違いなさそう。

八太さんが立ち直った姿を敢えて直接見せないのはエモい……。けど、正直他人事と思えなくてしんどい……(´；ω；`)
変わらなくても、それがいつか誰かの支えになるかもしれないって見せ方、めっちゃ優しい……。

次回は魔進戦隊キラメイニャーとのこと。後１ヶ月ちょいで終わる自覚あんのかよｗ

映画の正式タイトルが発表。『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』『騎士竜戦隊リュウソウジャー特別編メモリー・オブ・ソウルメイツ』『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い！オール戦隊大集会!!』の３本立て。
『リュウソウジャー』はまさかナダが再登場するとは……。どうも彼が生きていた頃の知られざるエピソードを回想するみたいですね。１作だけ「MOVIE」と銘打ってないのは尺が短いんだろうか。

燃：A+　萌：A-　笑：A-　総：A+

エピソードリンク
・エピソード39「皇帝はスナイパー」
・エピソード41「ありのままでいたい」