【ラノベ】二年四組 交換日記 腐ったリンゴはくさらない【感想/ネタバレ】
著:朝田 雅康 イラスト:庭
「このクラスの皆の心をひとつにするために交換日記を始めます」
スーパーダッシュ文庫2010年10月の新刊。約10年4ヶ月3週間半の積み。第9回スーパーダッシュ小説新人賞佳作受賞作。応募タイトルは「二年四組暴走中!」。
何で買ったんだっけ……。どっかのブログか何かでオススメされてたんかな……。
問題児ばかりで構成された二年四組。委員長の強制で交換日記を始めることになるが、そこにはクラスのことのみならず様々な出来事が記されていて……。
口絵にはクラスに在籍する35人の少年少女の姿が描かれている。おいおい、続刊の予定も無いのに全員分デザインさせるなんて、編集さん鬼畜過ぎかよ……w
最初は生徒達の本名は分からないようになっていて、物語が進行していく中で少しずつ誰が誰かというのが特定出来るような仕組み。
読み進めながら口絵に確定した名前を書き込めるようになっていて、さながらゲームブックのよう。それがラノベの面白さかというと微妙かもしれないが……。
生徒の人数はもうちょい絞っても良かったかもなー。キャラが多過ぎて、ひとりひとりが薄味になってしまっているようにも感じる。続刊すること前提であれば、また違うんだろうけど……。
そもそも本作が構造的にシリーズ化出来るか微妙だけど、朝田さんはこの後1冊も本を出してないんだよなぁ……。まぁ、スーパーダッシュだし……。
燃:B 萌:B 笑:C+ 総:A-
イラストリンク
・空色パンデミック①(ファミ通文庫、2020/01)
・エトランゼのすべて(星海社FICTIONS、2011/10)
第9回スーパーダッシュ小説新人賞リンク
・ライトノベルの神さま(佳作、2010/10)
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