【関連本】ライトノベル・クロニクル2010-2021【感想/ネタバレ】
著:飯田 一史(いちし)
2021年3月の新刊。
ラノベニュースサイトで存在を知って、ちょっと興味があったので……。
著者の飯田さんはラノベ編集者の経歴もあるのね。
この10年をヒットしたラノベを数点ずつ摘まんで時代の変化と照らし合わせて解説していく……というような構成。
2017年くらいから内容を知らないタイトルが増えていくな……。この頃からなろうの潮流がえげつなくなってきて、時流に乗れなくなっていったことを思い出す。
全面的に同意、とは思わないものの頷ける部分は多い。ボカロやVtuber周りのノベライズの話は全く知らない分野なので興味深かったですね。
ラノベの中学生離れは確かになぁ。
長期的に見ると、今の中学生を取り込んでおかないと後がやべーってことは理解るんだけど、かといって数年先を見据えて動くほどの体力が今あるかと言われるとなぁ……うーむ……。
作品名や固有名詞には振り仮名を振っておくべきじゃないかなぁ。まぁ、本書で重要なのは名前じゃなくて作品概要ではあるけれども。
加えて、ちょいちょい作品内容が間違っているのが気になる。これもどこまで厳密にチェックかけるのかって話になってくるが……。
こういうのってダブルチェックとかやってるんかな。紹介する作品を読んでることが前提になるから難しいのかしらん。
燃:C 萌:C 笑:C 総:A
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