天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕
「諦めなければ、必ず何とかなるよ!」
経緯
最初は観に行くつもりなかったんだけど、PCの外付けブルーレイドライブを買いに、京都イオンモールまで行く用事があったので、ついでに観て来ました。先行公開のゴーカイジャー目当てです。
T・ジョイ京都内ではトイレの案内に『プリキュア オールスターズDX3』の版権絵が使われている不思議。
呆れ顔のムーンライトさんが意味深だぜ……(ぇ
上映シアターが開放された直後に1番乗りしたら、後から親子連れが「貸し切りやな」「誰もいーひん」と会話しながら、入ってきました。
俺、劇場のど真ん中に座ってたのにですよ。つまり、オタは人外ということですね、分かります。
入場者特典は無くなっちゃったのか。
概要
舞台がVシネマから映画に移行して3回目のVSシリーズ。Vシネマの頃は40分だった尺が、60分になったとか。
ただ、それでも映画としては短いためなのか、料金が1200円となっている。
また、去年のVシネマ『シンケンジャー特別編』はVSシリーズが正式に映画に移行したから作成されたらしい。
と言うことは『ゴセイジャー』も単独のVシネマあるのかな。
時系列は劇中の台詞から察するに、チュパカブラの武レドラン撃破後、マトリンティス登場以前ということになる。
幽魔獣との戦いが決着しているかは微妙なところか。
導入
仲間達にパシらされたアラタは街で暴れるナナシ連中を目撃、戦闘に突入。
天装術の効かないアヤカシ、マダコダマが現れ、苦戦しているところにシンケンレッドが現れる。
望の買い物リクエストが酢昆布って、どういうことだよw
2人のレッドの出会い
護星天使側はシンケンジャーが外道衆と死闘を繰り広げたことを知っているらしい。
シンケンジャーの使命は外道衆から、この世を護ること。対してゴセイジャーは地球を護ること。
アラタの笑顔が、俺達の方がスケールがデカいぜ、というドヤ顔に見えて仕方がないw
侍再集結
外道衆が再び動き出したことを知った丈瑠は家臣達に招集をかける。いち早く駆け付けた流之介のハイテンションが懐かしいわ。
無理矢理、アラタ達を平伏させようとするし。
ダイゴヨウが空港の検査で引っ掛かっていて吹いたw
血祭のブレドラン
本来、血祭ドウコクが居なければ、外道衆は三途の川の底から上がって来れない筈だったが、ドウコクの強さに近いブレドランなら同じことが出来るという理屈。
また、デザインが格好良いんだよな。
様々な組織に潜り込んできたブレドランというキャラクターを上手く使ってるなぁという印象。
当然、彼の目的は外道衆の復活等である筈もなく。シンケンレッドの火のモヂカラを利用して護星界への門を開き、そこへ三途の川の水を流し込んで、護星界を滅亡させるのが本当の目的。
テレビシリーズのepic2で出て来た、護星界への道が通じるという設定をまさかここで拾ってくるとは……。
外道シンケンレッド
ブレドランによって外道に堕とされた、黒い陣羽織を纏ったシンケンレッド。
彼を元に戻すため、ゴセイジャーとシンケンジャーが歩み寄っていく様はお約束で盛り上がるよなぁ。
天装術とモヂカラ
それぞれの持ってる属性が上手い具合にマッチングしているのが面白い。やっぱりショドウフォンはアイテムとして格好良いよなぁ。
薫のモヂカラ
まさか薫まで出て来るとは思わなかった。尺が60分になったお陰かな。
彼女は丈瑠を救うため、火のモヂカラをアラタのゴセイカードに込める。
一斉変身
ゴセイナイトも加えて12人で並ぶと、その様は圧巻。シンケンジャーの名乗りの格好良さは異常。小便チビりそうになるわ。
しかも、その後、『シンケンジャー』のOP流れるし。
VSブレドラン&マダコダマ
ゴセイブラックとシンケンイエローが手を打ち合わせて、イエローだけが痛がってる演技が細かくて良い。
ブレドランは彗星のブレドランとチュパカブラの武レドランの分身を生み出した。
監督曰く、設定的な意味合いは無いらしいけど、面白い絵面になって良かったと思う。
天装術でシンケンジャーもスーパー化。本来の設定ではインロウマルで1人だけスーパー化だったが。
実はゴールドは初のスーパー化なんだよな。
乱入、海賊戦隊ゴーカイジャー
前年の『シンケンジャーVSゴーオンジャー』内でのゴセイジャー先行公開から恒例化。
この方式は平成ライダーの影響を受けてなのかな。
ブレドランの真の目的を知ったシタリは彼を止めようとするが、そこに現れたのが既に変身済みのゴーカイジャー。
一応名乗ってたけど、正式なバージョンなんだろうか。
「映画らしいから派手にいく」って言っていて吹いた。戦隊でそんなメタ台詞ええんかい。
あと、やたらグリーンが個性的そうで、今から楽しみです。
そして冥土の土産に見せてくれるのが、レンジャーキーによる歴代戦隊への変身。おま、冥土の土産って……。
キーをモバイレーツにセットすると、各戦隊を象徴するエンブレムが浮かび上がって変身。
・レッド→ゴーオンレッド
・ブルー→ボウケンレッド
・イエロー→ゲキレッド
・グリーン→デカレッド
・ピンク→マジレッド
という内訳。2005~2009年の戦隊チョイスなのは今のちびっこの記憶にある戦隊という括りなんだろうか。
女性メンバーが男性メンバーに変身するときはスカートが追加されるシステムらしい。わざわざスカート追加するとか、予算かかることを……。それだけ本気ってことか。それともスカートつけとかないとマズい理由でもあるのかな。
普通に決めポーズや武器を使っていました。カンカンマンタンガンがさらっと出て来てビビった。
とどめはゴーオンレッドのサーベルストレートだったしな。
折角テレビシリーズで生き残ったのに、撃滅されるシタリさんオメガカワイソス
ゴーカイジャーの戦闘を目撃したダイゴヨウ。そんな彼を口止めするゴーカイジャーだけど、何で秘密にする必要が?
その辺はテレビシリーズで説明されんのかな。
エンターテイメントとしては凄い盛り上がる展開なんだけど、シナリオとしては全く要らんかったよなw
巨大戦
いつも通りの奇跡でグランドハイパーゴセイグレート誕生。どうやって合体するんだと思っていたら、ハイパーゴセイグレートにグランディオンヘッダー、スカイオンヘッダー、シーレオンヘッダーを追加しただけかよ!
これなら余計にテレビシリーズにも出して良かった気がするけどなぁ。
まとめ
そういうわけで、『ゴセイジャーVSシンケンジャー』でした。お祭り的な作品だと思って、そんなにハードル上げなかったんだけど、シナリオがちゃんと練られていて凄く面白かった。
何より、久し振りに見たシンケンジャーが格好良過ぎたわ。俺も一筆奏上したい。
あとはEDでダンスしてるエリのスカートが超気になりました。あれはけしからんわ。
パンフのインタビューでモネ役のにわみきほさんが来年もVSシリーズがあれば良いって言ってるけど、きっと来年は「ゴーカイジャーVSスーパー戦隊」だぜ。
と思ったら、春の映画はゴーカイジャーだけじゃなくて、ゴセイジャーもメイン扱いなのね。
パンフには全VSシリーズの解説が載っている。これが地味に嬉しいです。
燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:S-
反復リンク
・2回目
本編リンク
・天装戦隊ゴセイジャー epic47「地球救星計画の罠」
シリーズリンク
・侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!(2010/01)
・海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE(2012/01)
ノベライズリンク
・小説 侍戦隊シンケンジャー 三度目勝機 -さんどめのしょうき-
映画リンク
・天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー(2010/08)
・ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦(2011/06)
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