【ラノベ】バカとテストと召喚獣 12巻【感想/ネタバレ】
著:井上 堅二 イラスト:葉賀 ユイ
「なぁ、明久」
「なに、雄二」
「面白ぇな、俺たちの学校」
バカも通せば男伊達
2013年11月の新刊。約8年3週間の積み。8ヶ月振りの新刊。
本編最終巻ということで、表紙は何と男キャラ勢揃いである。当時、ほぼ男だけの表紙というだけでも凄いのにそれを本編最終巻でやってのけるとは……。本作の売り上げの力が為せる技なんだろうか。
さて、本来の自分を取り戻した雄二の策で再び三年生に挑む二年生の連合軍。そんな中、明久は姫路さんの悩みの正体を知ってしまって……。
落ちこぼれだった筈のFクラスの面子が残存戦力の中核に。勉強ばかりを頑張っていても実戦では役立つとは限らないってことだよねぇ。無様だろうがなんだろうが生き残ったもん勝ちというか。
いつもの面子が活躍する中、特にムッツリーニの立ち位置がオイシイ。普段はあんなに鼻血ダバダバのくせに格好良いところ見せやがって……。格好良く振る舞っても鼻血はダバダバしていてほしかったw
明久と雄二の悪友コンビの相性もBATSUGUNで。最終決戦では姫路さんと霧島さんは一方後ろに引いた構図になっていたのね。男の意地で勝ちを拾うのアツいね。
まぁ、フェンスを破壊したり屋根の上を走るのは最早勉学を逸脱するどころの話ではないのだがw
明久が姫路さんをきっちり選んだのが結構意外だったかも。どっちつかずのまま終わるかと……。
雄二と霧島さんのカップルもお熱いことで、これにて一見コンプリートかと思いきや、文月学園には新たに学生の恋愛禁止校則が制定されるのであった。ズコー
後書きの時点でもう1冊おまけが出ることは予告されていますね。というわけで次は2015年4月に12.5巻。
燃:A 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・バカとテストと召喚獣 11巻(通常版)(2013/03)
・バカとテストと召喚獣 12.5巻(通常版)(2015/03)
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