【ラノベ】サカサマホウショウジョ 2巻【最終巻/感想】
著:大澤 誠 イラスト:千葉 サドル
「魔法使うより、杖で殴った方が、強い」
2012年7月の新刊。約8年4ヶ月3週間の積み。9ヶ月振りの新刊。
表紙のアドは1巻の方が圧倒的に高かったかな。今回の表紙ではジャケ買いには至らないかと。
さて、ゆうまと共に幻城址学院に通うことになったアンノン。それなりに楽しい日々を過ごすが、ある日、クラスメイトのワコにまつわるトラブルが起こって……。
相も変わらず嵐の黒ストがうーんえっちだ……。
文体は安定してきた?今巻は読んでいてアンバランスと感じる部分は殆ど無かったように思う。
開幕早々、謎のペンギン軍団による女子小学生プール授業覗きのための大進撃である。
このおバカなノリで進むのかと思いきや、ワコの素性を巡って中盤からはどんどんシリアスな雰囲気に。
コメディのセンスは悪くないから、下手にシリアス振りをしない方がイラストとの相乗効果も高く出せただろうに……。
シリアスが面白くないわけではないんだけど、いかんせん前半のコメディノリとのバランスがなぁ。
ゆうまの姉サクヤのちょっとキツい感じも魅力的だったので、もっとLOVE寄せにウエイトを置いても良かったのよ。
ラストのワコのスク水プレイは羞恥心全開でとてもえっちでしたね、えぇ。ぱんつ見せるよりはスク水の方が恥ずかしくないというのは極めて間違った認識と言わざるを得ないよな。
あまりにもえっちで、ほっほっほっ、ロリ属性を失って久しいこの老いぼれの心に今一度熱い火が灯りましたぞって、かつて大戦で鬼神のごとき活躍をした好々爺みたいなリアクションになっちゃった。
挿絵が無かったのが悔やまれる……。
最後のショートショートみたいなエピソード何なんだろう。何かの特典を収録したのかしら。
この巻で終わってしまっても良いようにって配慮なのかしら。
後書きではまだ本を出す気満々のようだったけど、この後、大澤さんは1冊も本を出していない。Twitterにも生息していないっぽいね。
燃:C+ 萌:A+ 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・サカサマホウショウジョ(2011/10)
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