【ラノベ】可愛ければ変態でも好きになってくれますか? 14巻【最終巻/感想/ネタバレ】
著:花間 燈 イラスト:sune
運命の赤い糸ならぬ、運命の白いパンツがふたりを結びつけたのかもしれない。
何言ってんだこいつ。
2022年1月の新刊。約2日の積み。7ヶ月振りの新刊。
今度こそ本当に最終巻ということで表紙はウェディングドレス姿の瑞葉。変態ヒロイン大集合的な構図になるかと思ったが、ラブコメものの最終巻ど真ん中みたいな雰囲気で仕上げてきたか。
さて、両親にもがっつり公認してもらって最早慧輝と瑞葉の間に立ち塞がるものは何も無い。2人は順調に仲を進展させていき、そして3年生の卒業式の日が……。
今回はもう解決すべき問題は残っていないので、実質丸々エピローグみたいなもの。慧輝と瑞葉のいちゃいちゃと登場人物達のその後が丁寧に描かれていく。
ボーイズサイドもそこそこ出番があって良かったですね。
気付けば、皆、変態度が大人しくなった?
みんなの変態度が薄まったんじゃなくて、読者側の感覚が麻痺してきたのかな……。
理解や共感は出来なくても適度な距離感で共存出来れば良いじゃないかという落としどころ押しつけがましくなくて心地好かったな。
波風が立つことも無く、最後は慧輝と瑞葉の結婚式で終了。これ以上ないハッピーエンドじゃないですかー!やだー!
総評
ってなわけで変態が続々湧いてくるMF文庫J『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』全14巻でした。足掛け5年。そうか、結構な期間やってたんだな……。
爆発的な面白さは無いものの何やかんや読み続けて気付けば完結に辿り着いたという印象。アニメの出来がそこそこ良かったのも幸いだったね。
変態ヒロインというキワモノを扱っていた割にはぶっ飛び過ぎた内容というわけでもない独特のノリだったように思う。
新作は制作中ということで、まだ殆ど情報は伏せられている。昨今の風潮なら本作と同時刊行でもおかしくないくらいだけどなぁ。
燃:B 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・可愛ければ変態でも好きになってくれますか? 13巻(2021/06)
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