【ラノベ】羽月莉音の帝国 7巻【感想/ネタバレ】

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著:至道 流星 イラスト:二ノ膳

「諸君、これは戦争だよ。ロシアと国際商業銀行の生き残りを懸けた、新しい形の世界大戦だ。次の時代の革命は、経済力によって成し遂げられなくてはならない。気を引き締めていきたまえ!」

2011年4月の新刊。約11年2週間半の積み。隔月刊行。
表紙は沙織をお姫様抱っこする巳継。どうした巳継、前巻から一気に表紙での目立ち具合が良くなってきたじゃない。
沙織のスカートの裏地が黒のベタ塗りなのが気になる……w

さて、ロシアでの宇宙ミサイルの開発に着手した革命部。順風満帆かと思いきや世界はそう甘くないということで、ミサイル技術を狙うロシアの魔の手が迫って……。
ロシア政府の追手から逃げまわる時のストレスが半端無い……。こんなん途中で絶対吐くんだよなぁ……。
そんな中、巳継と沙織はお互いの気持ちを確かめ合うことになる。巳継は莉音への向けている感情は憧れだと言ってたけど、恋愛模様はこのまま波風立たないまま決着なのかしら。

牙を剥いてきた相手には容赦しないという革命部のスタンス、気持ちが良いね。世界中を巻き込んだ経済戦争を勃発させることも厭わないガッツよ。
恒太のアジテーション能力と根拠の無い事をしれっと言い切れる豪胆さ、見習いたいものである。
いやしかし、いつ何時生命を狙われるか分からない状況、胃が痛過ぎるよぉ……。

後書きで読者が生きている間にパラダイムシフトが必ず起こるって言ってるの予言めいていて怖いんだけど……(´;ω;`)
次は2011年8月に8巻、10月に9巻、2012年2月に10巻。

燃:B 萌:A- 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
羽月莉音の帝国 6巻(2011/02)
羽月莉音の帝国 8巻(2011/08)

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羽月莉音の帝国7 (ガガガ文庫)

ガガガ文庫

Posted by お亀納豆