【ノベライズ】崩壊3rd ビジュアルノベル ネゲントロピー【感想/ネタバレ】
「帰ろう。みんなと同じ家に」
『崩壊3rd』の外伝ビジュアルノベル第1弾。ゲーム内で読むと報酬が貰えるっぽいが、それを気にしなければゲームのアカウントを持っていない人でも読むことが出来る。
天命と対立する組織ネゲントロピー。彼等がいかにして天命と袂を分かったかが明らかになる。ヴェルトが主人公で、アインシュタインとテスラのダブルヒロイン制度で話が進んでいく。いや、そういうストーリーじゃねぇけどw
舞台は1955年。で、ゲーム本編は2016年くらい。しかしアインシュタインとテスラは殆ど外見に違いが無くてこいつ等、一体何歳やねんと思っていたら崩壊エネルギーの影響を受けて、不老若しくはそれに近い身体になったってことだったのか。
で、テスラがめっちゃ可愛いんですよね。キツめの赤髪ツインテで、しかも眼鏡を掛けていることも多い。時々無防備になるのズルいじゃんね……。
何でこの人、ゲーム本編でプレイアブルじゃないんや……と惜しくなるくらい可愛い。
聖痕でしか知らない人達も。
エジソンさん。聖痕のイラストは若かりし頃ってこと?
プランクさんが登場。プランクさん、美人だなぁ。
シュレーディンガーは今回のノベルの出来事で量子の海に閉じ込められてしまったってこと?ゲーム本編でチラっと出て来たのはゲスト出演感覚だったのかしら。
フカもちょろっとだけ出て来て意味深な事を。
前文明が滅びに至った時の様子も少しだけ垣間見える。こちらでも侵蝕の律者リンの話が出て来るのか。
侵蝕の能力によって人々が壊れていく様を克明に描写するのやめて……。サクラとリン姉妹の気持ちを考えると余計に辛い……。
女性の方が崩壊エネルギー耐性が高いので、戦乙女が主な崩壊への対抗手段として存在してるって話、ゲーム本編で説明されてた?やっとしっくりきたわ。
崩壊は根絶出来ないって話、どこまで本気なんだろう。まぁ、現状の描写だと確かに根絶出来る未来が見えないけども……。
ゲーム用のモデルを作らなくてもいいからか、崩壊獣の外見が結構グロい。ゲームのモデル見てもグロいとかキモいとは思わんもんな。
ヴェルトの外見がゲーム本編で見たのと違うな~キャラデザのブレかなぁと思ったら、ゲームの方で見たのは2代目さんだったのか。あっ、そこがこう繋がってああなって、そうなってるのね!っていうのがバチーン!とハマって気持ち良かった。
タイトルはネゲントロピーとなっているが、ストーリーはネゲントロピー設立直前くらいで終わっている。もうちょっと先まで見せてほしかったな。
単体作品として見るとちょっと尻切れトンボ感はあるが、しっかりとメインストーリーを補完するものとして機能しているのが良いね。
コミカライズでのアインシュタインの意味深な台詞はこういう下敷きがあったからだったのか。
BGMも地味に良いぞ。ストーリーを絶妙に盛り上げてくれてる。
クイックセーブ機能が上手く働いていないように感じたのは何なのか。クイックというからには時間限定でのセーブ機能ということなんかな~。
しかし今、何章を読んでいるのか判らないので、チャプター選択機能があってもどこまで読んだかが翌日にはすっかり忘れているという……。
燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+
本編リンク
・崩壊3rd Ver.5.7 深罪の歌
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