【ゲーム】崩壊3rd Ver.5.7 深罪の歌【感想／レビュー】

「キアナ、顔を上げなさい！あんたは前に進むのよ！この不完全な物語をあんたの望む姿に変えなさい!!」

概要

2017/02/16に日本でリリースされたHoYoverse／miHoYo制作のソシャゲ。本国である中国では数ヶ月早く始まっているっぽい。
今、世界を席巻している神ゲー『原神』と平行世界の関係に当たるということで以前から存在は知っていたんですよね。

で、来たる2022年の黄金週間。コロナによる上海ロックダウンの影響で『原神』のバージョンアップが延期。
何ィ？じゃあSteam版も昨年から配信始まったことだし、いっちょやってみっかァ！と。『崩壊：スターレイル』の予習も兼ねて。
ＥＤ直前で止まっている『スパロボ30』から目を逸らしつつ……。

記事のタイトルはVer.5.7にしたが、実際にプレイを始めたのはVer.5.6『往昔の空夢』の終盤くらいから。
こちらはアプデ延期しなくて済んだの？一部ボイス未実装なのは延期の影響なのかしら。

世界観

人類が文明を発展させるとそれをぶっ壊そうとしてくる崩壊現象。人類は崩壊エネルギーを利用したり人類同士でいざこざをしながら崩壊現象に抗っていく……というお話。
さほど世界観の説明も無いままにゲームが始まって、よく理解らないままにチュートリアルに導かれていく内に徐々に情報が与えられていく構成。
『原神』と同じで、さてはダークな世界観だな？というのがチラチラ垣間見えてくる。

崩壊に勇ましく立ち向かう戦乙女（ヴァルキリー）達。戦闘力を有した男性がいないわけではないが、圧倒的に女性が多いのは何か意味があるんだろうか。
序盤は戦乙女の少女キアナを主人公として進行。しかしお母さんの思い出に触れた辺りから一気に状況がきな臭く。
つまりキアナは第二律者シーリンの遺伝子をぶっ込まれた実験体だったってこと？

空の律者として覚醒してしまったキアナ。完全に別人格となっていて、これはシーリンの人格が出て来ているの？
キアナを取り戻すために尽力する仲間達。その中でめちゃめちゃ姫子少佐が死にそうなオーラを放ってくるじゃない。

この戦いで死ぬのかなーとぼんやり思っていたら、めちゃめちゃクオリティの高いムービー＋良い感じの挿入歌でアホほど盛り上げてきやがる。どうした、神ゲーじゃん……。
そんな思い入れのあるキャラでもないのに、姫子ぉおおおおおおおおお!!ってなっちゃった。元々プレイアブルキャラが死ぬとは聞いていたが、このシーンがそうなの？

今、Ⅸ章の中盤くらいなのかな？行方不明になったキアナを追うテレサ陣営とオットー陣営に分かれてストーリーが進行。
何か途中から自分が育てたキャラじゃなくてお試しキャラを使うことを強制されるようになったのは何なのか。

で、こんだけ律者は世界の脅威なんだ！というシナリオを展開しているのに、プレイアブルキャラにゴリゴリに律者いるんですが……。主要キャラ、殆ど律者になってるんじゃないの……。

一方、およそ５万年前とされる旧文明時代に活躍したとされる火を追う十三英傑。新実装のお試しだの何だので先行プレイしたが、キアナ達の時代とどう繋がってるのかさっぱり理解らない。
登場している芽衣がキアナ編に出ている人と同一人物なのかもよく理解らない……。別コンテンツの古の楽園とどう連動してるのかも（ｒｙ

その中で律者の出現順と持っている能力に類似性があるという話が。えっ、それはどういうことなんだろう。崩壊現象に法則性があるってこと……？そうなってくると何か人為的なものを感じないでもないが……？
今はいずれ出現するであろう約束の律者の対抗策を古の楽園で見付けようとしてる段階？

というかこのゲーム、何をやったらエンディングを迎えられるんだろうか。崩壊現象が自然の摂理とするなら人類は永遠に悩まされ続けるのでは……。
崩壊に対抗するため崩壊エネルギーを利用したら律者が誕生しちゃって詰むとか終わってるじゃん……。
テキストが『原神』よりも訳文っぽくないのは担当者が違うからなのかな。

キャラ

美少女３Ｄアクションゲームを名乗っているように、プレイアブルキャラはほぼほぼ女の子しかいない。かといってあまりにも媚び媚びというデザインでもなく、個人的には良い塩梅じゃねーかなと思う。
領域装・白練（りょういきそう・しろねり）や雷脈装・緋紅（らいみゃくそう・ひこう）等の厨二臭いネーミングもツボ。

今のところ双生の彼岸花ゼーレ、雷電女王の鬼鎧の芽衣、パルドフェリスをレギュラーメンバーにしています。

ゼーレは適当にガチャを回したら出ちゃった。これ、豪運だったのでは……。
まず双生の彼岸花という名前がかっけーよな。フリフリの衣装もあざと可愛くて良き。
物理ダメージをばっこんばっこん叩き込めるのが気持ち良い。華奢な美少女とデカい鎌の組み合わせも素敵。

芽衣は新艦長任務の報酬で貰いました。QTEと必殺技のザクザク感が堪らない。もうちょっと火力が出ると嬉しいのだが……。

フェリスはゲームを始めた直後に25回ガチャで確定なら回しちゃえ！と何も考えずにゲット。こちらもスキルのザクザク感が爽快。
露出度たっけーな……。

委員長ことフカは長生きしているみたいね。どれくらい昔から……。十三英傑の華（フア）とは別人……なのか……？

理の律者ブローニャ、完全に仮面ライダーじゃん……。

エデンは古の楽園で使ってみたら、銃をバンバン撃つのが気持ち良い。正統派の美人なお姉さん良き……。

未入手だけど、エリシアがたまらなくえっちで困る（困らない）
見た目も良ければ、高めの声もえっち。こっちをからかってくるような性格もうーんたまらんちの。

夜隠ノ霞はえっちなくノ一かよ興奮するな……。

十三英傑の内、４人が男性。今は十三英傑を次々プレイアブル化する時期のようだけど、このゲームは基本、女性しかプレイアブル化しない方針っぽいので、実装は望み薄かしら。モデルが作ってあるのに勿体無いな……。

あぁ～これは良い百合空間ですわ～。

『原神』コラボで登場したフィッシュル、まだ入手出来るのね。嬉しい。何か身体のラインがえっちじゃない？大丈夫？
なお刻晴はイベント限定プレイアブルだったそうで、今は使用不可。

いやしかし『原神』より露出度高くねーか？いいぞ、もっとやれ。
ガチャ以外でもキャラの入手手段が豊富なのが親切ね。無課金でもちまちまやってりゃそこそこ戦力は整いそう。

プレイヤーは艦長という立ち位置でゲーム内へ。けど、主人公というわけではないのかな。キャラが艦長に呼び掛けてきたりはするが、シナリオ上では存在しているように見えないんだよな……。どういう状態なんだ……。
ログインが艦橋に入る演出なの地味に好き。

『原神』はスキンを変えてもステータスは変わらないが、こちらはコスチュームが違いによって別キャラ／別能力になる場合も多い様子。

芽衣や桜等、『原神』と明らかに共通点を持つキャラがちらほら。これは川上稔さんワールド的に言うと存在概念遺伝詞みたいなことなんだろうか。
キャストが共通であることに意味がありそうなキャラもいれば、全然関係無さそうな人もいますね……。どういう位置付けなのか……。

ガチャ

ガチャの種類がいっぱいあってどれを回せば良いのかわっかんねぇ……。天井カウントを自動でやってくれるのは助かりますねぇ。何で後発の『原神』にはカウント無いんだよｗ
『原神』で言うところの聖遺物に相当する聖痕が、こちらではガチャから出る仕様になってる。武器も当然ガチャなので最強クラスのものを手に入れるにはガチャが必須ってことか～。

システム

スタミナ制で『原神』よりもソシャゲらしいソシャゲという印象ね。
いわゆる光ったボタンを押すだけのゲームといった感じ。『原神』に比べて戦闘のスピード感がかなり早く、最初は目がチカチカしてやべーな……となりましたね。
序盤はカメラもぐるぐる勝手に動いて、待って待って目が追いつかない……。
暫くやってりゃ慣れはしたが、慣れても早過ぎて何が起こってるのか判らねぇ……ｗ

ログインボーナス

ここもソシャゲらしく毎日何かしら貰えるのね。しかも定期的に期間限定特別ログインボーナスも貰えるのでホクホク。ガチャチケットが入ってるの助かる。

オープンワールド

えっ、こっちにもオープンワールドあるんすか!?と驚いたが、通常ステージよりも広いフィールドだよというくらいの感度であった。自由度も別に高いわけではなく、壁を登ったり段差を越えたり出来るわけでもない。ｱﾙｪｰ?

第一弾の桜の輪廻は和風の世界観で雰囲気BATSUGUN。ただ、その中を駆け回るのは本編キャラなのでデザインのミスマッチ具合が半端無いｗ

後崩壊書は第３弾にあたるのかしら。こちらの芽衣はお姉さん感があって堪らない。黒スト、えっち過ぎる……。
ここでの主人公は明確に男性なのね。もしかしてプレイアブルの男ってこの人だけ？

新艦長任務

初心者だけが挑戦出来る様々なお題をクリアして豪華報酬を貰おう！というアレ。期間は２ヶ月くらいだったのかな？
気が急いて仕方なくなるから、これは時間制限無しでやらせてほしかったよねぇ……。

神州仙遊記

始めてプレイしたイベント。復刻らしい。miHoYoさんってイベントの復刻はあまりやらないと聞いていたけど、そうでもないの？
いきなり別世界観でシューティングゲームが始まって完全に置いてけぼりである。
どうやら本作のイベントは平行世界でのお話がメインになる模様。ゲーム内で平行世界が入り乱れてるってやべーな……。

本編とか完全別キャラでプレイすることになるので初心者の身としては、育成状況に左右されずに有り難かったね。
ただ、毎日デイリー試練をプレイしてバフを掛け直さないといけないのが手間だった。毎日ちまちまプレイしようと思っても都度都度デイリー試練を要求されるのは困る。

報酬でえっちな聖痕貰えるのイイ！ゼーレのふとももは背徳的だよね……。

星無き夜

様々なテーマが用意されたバトルステージを攻略していく。お試しで高レベルのレアキャラを使わせてくれるのが有り難い。中途半端にしかやれなかったけど、時間さえあれば初心者でも報酬全取りは難しくなさそう。

断界の残篇

これもオープンワールドの一種……なのか……？
崩壊によって滅んだ世界の残滓が舞台ってことかなぁ。ブローニャの両親の痕跡を確認することが出来る。
テレサによってブローニャは救出された模様。このブローニャがメインストーリーのブローニャなのかな。

強いお試しキャラを使わせてくれるのでクリア自体は全然難しくなかったですね。

ローズマリーの花詞

復刻イベント。まずイベントタイトルがオシャレで良いね。霧に包まれた都市セントフォンテーヌで起こる惨劇の謎を解け……みたいな話。
セントフォンテーヌって後崩壊書の舞台と一緒だよね？時系列的に繋がってるのかな。それとも平行世界？
シナリオ重視のイベントという風情で、わざわざ出撃画面を介す必要あるか？というところも。

ブローニャの復讐怖過ぎて泣いちゃった……(´；ω；`)