【小説】invertⅡ 覗き窓の死角【3巻/感想/ネタバレ】

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著:相沢 沙呼 イラスト:遠田 志帆

さようなら。友達になれたかもしれないあなた。

2022年9月の新刊。約1週間半の積み。1年2ヶ月振りの新刊。ドラマ放送開始直前に新刊を出すというお手本のようなスケジュールである。
サブタイの「覗き窓」は「ファインダー」と読みます。

『生者の言伝』は純真な少年が翡翠お姉さんの魅力に翻弄されまくるお話。くそっ、あざといが過ぎるゆるふわお姉さんの魔力に逆らえない……。翡翠さんの掌の上で転がされたい人生だった……。

男の子は家の中で靴下を履かないってマ?この少年、人を殺したばっかりの割に翡翠お姉さんのえっちさに興奮するとは随分と余裕があるな……?という疑問が浮かぶんだけど、そこからして計算された構成だったとは……。

表題作『覗き窓の死角』は翡翠にお友達が出来た!というお話。でも、そのお友達は殺人者なのであった……どうして……(´;ω;`)
自分から翡翠を選んでアリバイに使うとか初手から危険牌のツモり方がえぐ過ぎるでしょ……。

翡翠がごはんにレモンポン酢をかけるって言ってたの見て、えっこわいと思ったけど、でもレモンポン酢をかけた唐揚げをおかずにしてご飯を食うのはおかしくないよな……?いや、ごはんにかけるのおかしいのか……?

翡翠が犯人の心の隙をつくために繰り出すあれやこれや。何にでもお尻に「さん」を付けるの確かに腹立つわ……。
文章で見るだけでもイラっとするんだから、実際に目の前であなたを疑ってますよという人が言ったらそれはもう頭にくることでしょう。

詢子さんとはめっちゃ話の合う友達になれそうだったのにな……。どうしてこういうことになるんだよ……。翡翠と詢子さん、どっちの主張も否定出来ないよ……(´;ω;`)
しかも詢子さんの復讐がもしかしたら勘違いだった部分もあったのかもしれないという苦みも加わって、この世に救いは無いのか……。

全体的にちょっとラノベっぽいテイストが増量されてない?翡翠が汚い叫び声をあげるシーンがあちこちにあったり、翡翠と真がいちゃいちゃしたり……。
このペースだと年に1冊くらいのペースで暫く続くのかな。色々と匂わせ要素を入れてきてるしシリーズ化していこうという気配を感じるよね。

燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
invert 城塚翡翠倒叙集(2021/07)

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invert II 覗き窓の死角

ハードカバー

Posted by お亀納豆