【ラノベ】絶対魔剣の双戦舞曲３～暗殺貴族が奴隷令嬢を育成したら、魔術殺しの究極魔剣士に育ってしまったんだが～【３巻／感想／ネタバレ】

著：榊一郎　イラスト：朝日川日和

「━━真っ二つで勘弁してやろう」

2023年４月の新刊。約３日の積み。７ヶ月振りの新刊。正直、打ち切りになったと思ってました、はい。

ヴァルデマル皇都へと侵攻する巨大戦艦。人々を蹂躙する悪意の塊を止めるべく立ち向かうのは暗殺者ジンとその弟子達。
その戦いの中で、ジンは捜し求めていた姉の痕跡を見付けて……。

人権をゴリゴリに無視したスカラザルンの兵器群怖過ぎでしょ……。黒榊さんの本領が遺憾なく発揮されてるの笑うわ。っぱ、こういうグロいネタをぶち込んできてこその榊さん製ファンタジーよなと思うわけです。

巨大戦艦を単身でぶった切るのはケレン味の利いた良いシーンですよね。ラストバトルかよって勢い。
エピローグでゴリゴリにラブコメ入れてきて笑っちゃうな。思い出したように萌やそうとしてくるなよｗ
スカラザルン兵の仮面を拾った男の子、露骨な振りだけど大丈夫？復興した尻から皇都がぐちゃぐちゃになっちゃう……。

粗筋、本編の展開、一応とはいえ魔王との決戦、捜し求めていた姉の帰還とこれでもかと詰め込んでおいて、打ち切り完結じゃない……だと……？ｺﾞｸﾘ
売行次第では４巻が出る可能性はまだ残されているそうな。マジか……。絶対終わると思ってたわｗ
コミカライズがハネて原作への流入が見込める可能性もあるとか、そんなんかしら。なので書く気満々だった総評は書かずにおきますね。

燃：Ａ　萌：Ａ　笑：B+　総：A+

シリーズリンク
・絶対魔剣の双戦舞曲２～暗殺貴族が奴隷令嬢を育成したら、魔術殺しの究極魔剣士に育ってしまったんだが～（2022/09）