【特撮】王様戦隊キングオージャー 第12話「6人目の王様」【感想/ネタバレ】
「俺はジェラミー・ブラシエリ。人、バグナラク、全てを統べて、世界の運命(さだめ)を定める者。狭間の王様。その在り様を永遠に語り継ぐといい」
突如、人間とバグナラクの争いの間に現れた預言者ジェラミー・ブラシエリ。彼は2000年前の言い伝えを現代に伝えた男で。
周りを煙に巻く言動を繰り返す彼の真意とは……。
ジェラミーはこの2000年間、あちこちに出現して暗躍していたらしく、ちょくちょく目撃情報が。
人間側にはキングオージャーの情報を、バグナラク側には三大守護神の情報をそれぞれ流していた様子。
一番最初に解析出来たシュゴッドはゴッドクモらしく、これもジェラミーが手を回したが故らしい。ヤンマの師匠のような存在のそのまた師匠がジェラミーなんだとか。
カグラギにスズメという名の妹がいることが判明。ラクレスの口振りだと彼が人質として利用しているっぽい?
ただ黙って利用されているカグラギではないと思いたいが……?
ジェラミーの目論見を調べるためあの手この手を尽くす王達。その脇で嘘発見器に引っ掛かったシオカラが雑に死んでいるの笑うわw
2000年前にバグナラクと戦った王は本当は6人いた。歴史から消された6人目はバグナラクの女性ネフィラと恋に落ち、子をもうけた。それこそがジェラミーなのだと。
ジェラミーが付けていたマスクはバグナラクの力を抑えるために両親に付けられたものだったのね。
ネフィラさんの顔、ゴリゴリに怪人だったのでお父さんの性癖が凄かったということになるな……。
このネフィラさん、マスクも用意されている上にキャストが井上喜久子さんということで、どう考えても今回きりの出番ではなさそう。
ジェラミーが2000年普通に生きていたっぽいことからしても、生きている可能性は十分にあるよな……。
物事の行間を読むことを美徳とするという、これまたクセがつよつよなキャラに仕上げてきましたねぇ。
いや確かに語られていない行間に思いを馳せる行為は美しいけど、それを人とのコミュニケーションでやったら軋轢祭りになるんだよなぁ。
つまるところジェラミーが目指すのは人間とバグナラクの共存か。右腕はバグナラクっぽくなっているみたい。これは隠せないものか。
このシリーズ、ちょいちょい洒落た長口上をぶち上げるの良いよな~。
クモノスレイヤーにキーをセットしたジェラミーはスパイダークモノスに王鎧武装。追加戦士がクモってどうかと思ったけど、例年通り動いたら格好良いのであった。クモらしい搦め手を混ぜ込んだアクションかっけぇな。
いやしかしジェラミーの出自によって作品の着地点が一気に読めなくなりましたねぇ。バグナラクの中の好戦派を倒して和解に持っていくか……?
うーん、見たことない画が多過ぎて、ついついどこまでが合成だ……?っていう方向に意識が向いてしまうw
ん?カミホリさん、今回1話だけの登板なのか。3話持ちはちょいちょい見掛けるが、逆に1話持ちってあんまり見ないことないか?スパイダークモノスの演出のために無理して入ったってことなのかな。
そう言えばガーディアンウエポン、初回使用以降、全然出て来てなくねぇか……?まだ1クール終わるかどうかって時期なのにもう出番無いとなると、そもそもどういう意図で出したのかって話だけど……。
ほんとに初期の初期のラインナップを充実させるためだけに出したのか……。
燃:A+ 萌:A- 笑:A+ 総:S-
エピソードリンク
・第11話「怪奇!クモ仮面の男」
・第13話「怒りのスパイダー」
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