【漫画】パタリロ! 11巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
「漫画家のミーちゃんとは仮の姿!実は妖怪だったのか!」
1982年3月刊行物。
急に導入された秘境異次元ごっこ好き。こんなんどこまでも話を脱線させられるやんw
今回から急に作者の出張り具合が酷くなってきてない?自らミーちゃんと愛称まで持ち出してきて……。賑やかしだったり妖怪だったりと変幻自在である。
『プラズマ・パパ』では遂にプラズマとアフロが結婚。更にふたりの子供プララも誕生。プラズマ、急に格好良くなるから困る(困らない)
『待ってます』はマライヒの複雑な心境が描かれる。どうした、オチに良い感じの余韻を残してくるじゃん。
『ニャンコはニャンコ』ではこの後暫く準レギュラーと化すニャンコが初登場。初登場……だよな?
このニャンコがねぇ、可愛いんですよね。丸っこいボディとお間抜けな顔がなんとも愛嬌あって良い……。
『プララ』はパタリロとプララの関係性の話。いざとなったら身を挺してプララを守ろうとするパタリロが格好良いのよ。
このエピソードで早くもプララは赤ちゃんから女の子のボディに成長。トントン拍子じゃん。
『その男バンコラン』では各国に潜入している黒タマネギ部隊が登場。やってることがバンコランの弱みを探るという何とも締まりのない任務で。もっとまともなことをやってる隊員もいるんだろうけど。
バンコラン、生活態度むちゃくちゃだな……。身体に悪いことを全部やる勢い。
一方で泣きじゃくるパタリロをおんぶしようとする優しい一面も。パタリロに対して、こんな柔らかい態度をとるとは意外や……。
おや、今回は読切短編の収録無いのね。もしかして丸々1冊『パタリロ』で構成されてるのって初めてかな?
燃:B+ 萌:A 笑:A+ 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 10巻(1982/01)
・パタリロ! 12巻(1982/04)
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