彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女
「━━よいか、そなたらが各社寺を拠点に築いてきたものの真価が問われる時じゃ。人里に降り、人を助けよ。━━縹家の誇りを、忘れずにあれ」
約1年1ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。通算20冊目。
さて、多少元気になった秀麗さんは蝗害の対処法を探して縹家を大捜索。秀麗さんの根性が瑠花を動かすシーンは燃える。これで最悪の事態は何とか避けられるか……?
ただ、それは彩雲国全体にとっての危機の回避というだけで、劉輝がこれからも玉座に座っていられるかどうかとは別問題。
と言うか、もう劉輝はボロボロじゃねーか。どうすんだ。
ボロボロと言えば、悠舜が身体的にボロボロ過ぎます。何だこれ、あっちでもこっちでも死にかけてる人多過ぎだろ……。
完結までに後何人死ぬんだよ……。
前巻で遂に姿を現した朔洵は殆ど出番無いんかい。メチャンコ暗躍してそうですが。
次は2011年6月に21巻『紫闇(しあん)の玉座(上)』、7月に最終巻『紫闇の玉座(下)』。
後書きでも次はお時間を頂くって言ってるけど、焦らし過ぎだろ……。
燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・彩雲国物語 暗き黄昏の宮(2009/12)
・彩雲国物語 紫闇の玉座(上)(2011/06)
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