【ラノベ】ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 2巻【感想/ネタバレ】
著:衣笠 彰梧 イラスト:トモセ シュンサク
「いや、ふとコーヒーを3、4倍くらい希釈してみたらどんな味がするかと思って」
何してんねんw
2020年6月刊行物。約2ヶ月1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は宝泉と天沢一夏。強敵オーラがパネェ……。特に宝泉の不敵な表情が怖過ぎてないてしまった。
さて、またしても無人島サバイバル試験の季節がやって来た。今度は3学年全員参加の大規模なもので、様々な思惑が入り乱れることに。まずは前哨戦。グループ決めを巡るお話が始まる。
堀北さんとの対決のために数学の超難問を解いて満点をとった綾小路。流石に周囲からの注目を誤魔化し切ることは出来なくて。
ここで堀北さんと平田マンが事態の鎮静化を図ってくれる。打ち合わせ無しで的確に動けるこの2人、頼りになり過ぎる……。
え、サバイバル試験、夏休みを食い潰して開催されるの!?酷くね?しかもその後の豪華客船での旅も強制なので、自由に過ごせる夏休み期間ってめちゃくちゃ短いのでは……。許せねぇ……。
方針が変わったのか、特別試験のルールが後からでも確認出来るようになった。これは良改変ね。まぁ憶え切れないくらいルールが多いってことかもしれないが……。
綾小路とグループを組もうと接触してくる石崎達Bクラスの面々。ニコニコ顔のまま綾小路を捕獲してくる椎名さん可愛いな。
アルベルトは相変わらず日本語を話さないが、国旗マニアだと判明。何のキャラ付けなんだよw
石崎はどんどん良い奴になってきた。あれか、敵に対しては徹底的に戦うが、仲間だと思った相手には人情深い奴なのかな。
池と篠原さんはこのままくっつくかと思いきや、ちょっと雲行きが怪しい感じに。おいおい、折角良い雰囲気になってきたのに何を意地はっとるんや……。
本筋の脇で進む話かと思っていたけど、意外にも特別試験に影響が出そうな展開になってきたね。
綾小路、龍園、葛城の対談では龍園の誘いで葛城がBクラスへの移籍を決意。そうか、200万プライベートポイントを使っての移籍はAクラスへ移ることが当たり前と思いがちだが、戦略的にはBクラス以下へ移るというのもアリなんだな。
高円寺も大きく動き出した。今後楽をさせてもらうことを条件に今回の試験で上位入りを約束。これもどう転ぶか分からんよな……。
今回は1年が大きく動いたという感じではないが、ドアの隙間から覗いてくる天沢さんの挿絵、ゾワッとするよな。ひぐらしかよ。
そして月城が期待を掛ける1年生は誰あろう、七瀬さんで……。いかにも彼女がホワイトルームから送り込まれてきた刺客という風に見えるんだけど、それを読者にだけとはいえさらっとバラてしてしまったことが違和感あるよなぁ。
よくよく読むと七瀬さんがホワイトルーム生と明言されてはいないのでフェイクの可能性もあるか。
おいおい、あちこちがバチバチし始めて面白くなってきたじゃないの。誰が脱落してもおかしくなくなってきたぞ……。
燃:A+ 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 1巻(2020/01)
・ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 3巻(2020/10)
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