【ラノベ】変人のサラダボウル６巻【感想／ネタバレ】

著：平坂読　イラスト：カントク

「美味しいものに美味しいものと美味しいものを足したら三倍美味しくなるというアホの理論！ただただ甘い物と油で腹を満たしたいという純粋な欲望だけがひしひしと伝わってくるぞよ！この料理を考えた者、さては足し算しか知らぬたわけじゃな？」

褒めてるのか微妙なラインｗ
2024年２月の新刊。７ヶ月振りの新刊。約２日の積み。
アニメ放映直前というタイミングもあるのか、表紙はサラとリヴィア。リヴィアはともかく、サラは正統派ヒロインみたいなポーズしとるな……。

「パターン青！使徒です！」を一生に一度は言ってみたいっての、ぐう理解る。使徒を目の当たりにする人生が幸せかはさておき。
さて、以前からリヴィアを危ない場所に誘っていたタケオが公安警察の人間と判明。まさかそういう関わり方をしてくるとは思いもよらなんだ。

リヴィアにとっては唯一と言って良い利害関係の絡まない友人という立ち位置になったみたいだが、これが吉と出るか凶と出るか。リヴァイアのカリスマ性なら取り込んでしまいそうではあるが……。

友奈はすっかり鏑矢探偵事務所の通い妻化。あら～健気じゃないのさ～。惣助を狙っている３人の女性、一体誰が彼の心を射止めるのか……。
平坂さんのことだから、３人の中から誰か、と見せかけて全然別のキャラとくっつけるとかやりそうだわ……ｗ

特に超絶ビッグイベントが起こったわけでもないのに、劇中時間が一気に２年経過。ある程度前から構想していた展開のようだけど、あまりにも唐突でビックリした。なんちゃって嘘でしたー！というわけでもなさそう。
一気に２年跳ぶとか『王様戦隊キングオージャー』かよｗ

リヴィアをトップに据えた会社は瞬く間に急成長を遂げ、果てには大物政治家とのパイプまで形成してしまった。
これ、リヴィア、ひょっとして総理大臣まで上り詰めるんじゃないか……？
その一方でクズ化も留まるところを知らないので、頂点に立った直後に足元を掬われるかも。
織田信長を要素として入れているので、三日天下ネタがあってもおかしくなかろう。

そして遂に異世界からサラの生命を狙って刺客がやって来る模様。あまりにも関わってこないから存在を忘れかけてたわｗ
まぁ真っ当に生命を狙われる展開になる筈もなかろうが……。

燃：Ｃ　萌：Ａ　笑：Ａ　総：A+

シリーズリンク
・変人のサラダボウル５巻（2023/07）