【漫画】パタリロ! 23巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
「こんなしょーもないギャグではフォローできんほど話がずれてるじゃないか!!」
1985年1月刊行物。
ベールゼブブに一泡吹かせることに成功したアスタロトだったが、自身もまたサタンに同行を注視される羽目になってしまって。
一時サタンの目から逃れるため人間界に身を隠すことにするが……。
日頃の行いの所為もあるのか、行く先々でトラブルに巻き込まれるアスタロト一行。基本的には悪魔に手を出してしまった人間が悪いという構図なんだけども、お仕置きがドギツイのであまりスッキリ爽快な結末!という感じではないねw
そんなアスタロトの長編だけど、パタリロ6世は途中ではぐれてしまい、そのままこのシリーズは終了。最後は何故かサンタが登場するというよく理解らない展開で幕引きという、今改めて読んでもほんとよく理解らんな……w
もしかして収拾がつかなくなるからやめたのか?若しくは単純にネタ切れか。
ところで人工流産剤がおいしいって大分サイコな話してない……?
目覚めたパタリロ。ここでようやくマライヒの家族の話が。今回収録されている『王女様の一日』もそうだけど、マライヒがメインに出て来るとやたらハートフルに寄った話になるよね。そんな中にほんのりとした苦みもあって。
マライヒの腹違いの妹キアイラ。立ち位置としてはかなりオイシイ筈なのだが、この後の出番ってあったっけな……。
燃:A- 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 22巻(1984/09)
・パタリロ! 24巻(1985/05)
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