【漫画】バクマン。18 余裕と修羅場【18巻/感想/ネタバレ】
原作:大場 つぐみ 漫画:小畑 健
「一字一句無駄なものは書かね━━っ。余計なものは一切入れね━━っ。それでいいか!!」
「おおっ!俺も全力で描ききってやる。一気につっ走ろうぜ!!」
2012年5月刊行物。
表紙はここにきてまさかの平丸さんと蒼樹さん。平丸さんは人気キャラだから意外でもないのかな。平丸さん、何でよりにもよって中井さんと対決した時の格好なんだよw
躍動感を出すという意味では正解なのかもしれないけど……。
新作読切でそれぞれ大きな結果を出した亜城木夢叶とエイジ。当然、連載に向けて動くことになるが、じゃあ「PCP」どうなるのって話で。
そうか、佐々木編集長が新しく立ち上げた必勝ジャンプに「PCP」を移籍させて、週刊少年ジャンプの方で新作「REVERSI(リバーシ)」を連載させるって手があるのか。
「PCP」は元々完全犯罪というワードを使っている都合上、対象年齢がそこまで低くない。それをレーティングが多少上の必勝ジャンプにスライドさせて、ストーリーの自由度を上げる。
また、創刊したばかりでラインナップの弱いところに既に人気のあるタイトルを投入するというメリットもある。
まぁ「PCP」ファンからすると月刊連載になってペースダウンするのは嫌かもしれないけど。
俺はサラリーマンだから上の決定に従うというスタンスをずっと貫いてきた服部さんが会議の場で本心を言うのアッツいよね……。
それを後ろでフォローしてくれた新班長の雄二郎さんもアツいんだよな……。ちゃらんぽらんな振りして格好良いことしやがって……(´;ω;`)
編集部の2人の服部さん、紛らわしいから一時はどっちかを異動させろという話も割とマジ気味に出ていたらしい。酷いなw配属決めたの誰なんだよw
週刊と月刊とはいえ2本の連載を抱えることになったサイコーはオーバーヒート寸前。顔がこれまでにないくらいギャグの崩れ方をしているw
これは敢えてめちゃくちゃ茶化すことで以前のようなぶっ倒れる展開にはしませんよっていうアピールなんだろうか。
修羅場になることを肯定的に描くのはあまりよろしくないような気もするが……。
平丸さんと蒼樹さんは遂に婚約。まさかまさか蒼樹さんのハートを射止めるのが平丸さんになるとは……。何が功を奏するか分かったもんじゃないな。飾らない振る舞いが良いんだろうな。幸せになってねぇ。
担当の吉田氏も最初は鬼かと思ったが、人情味溢れる良いオッサンじゃねーかw
晴れてジャンプの二大看板作家となった亜城木夢叶とエイジ。このままアンケート1位と2位を行ったり来たりかと思いきや、「REVERSI」は長く続けるには向いていない作風ということが浮彫になってきて。
あれ、となるとアニメ化は難しいか?残り巻数的にこの「REVERSI」がアニメ化して、亜豆がヒロイン役を務めてハッピーエンドかと思ったんだけど……。
そう言えばシュン君、打ち切りになった後、全然出て来なくなったな……。
この本を買った時に、アマゾンがついでに19巻と20巻も買いまへんか?あんさんにだけ特別にサービスさせてもらいますって言ってきて怖かった。今はそういうサービスもあるんだな……。はい、どうせここで読むのやめるわけもないので勢い任せで最終巻まで買っちゃいました。
燃:A+ 萌:A+ 笑:A+ 総:S-
シリーズリンク
・バクマン。17 一発勝負と1話完結(2012/03)
・バクマン。19 決定と歓喜(2012/06)
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