スーパーダッシュ文庫

くみちょ!〈2〉3億円をとりかえせ! (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:白川   イラスト:きりが みやび

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 まさかの続刊ですよ。って、前巻に輪を掛けて薄ッ!?いや、読み易くて良いけど。

  で、続きが出たのは良いんだが、今回は株の話が結構前面に出て来ていてションボリ。折角、トンデモハーレム状態になったんだから、そっち方面に伸ばせば良いのに。つーか、あゆみのロリ描写を増やすべき(ぇ

燃:C  萌:A  笑:B  総:B

スーパーダッシュ文庫

アキカン! 8缶めっ (8) (集英社スーパーダッシュ文庫 ら 1-9)

著:藍上 陸 イラスト:鈴平 ひろ

「エビだよっ!ボクは生のエビちゃんっ♪あぅっ、あぅっ、揚げて揚げてっ、ねぇねぇ、だれか油でボクを揚げてっ、新鮮なうちにさくさくに揚げてっ」

 

 何かカケルが変態なことしてると安心するw

 

 約二日の積み。四ヵ月振りの新刊。表紙はようやく登場カケルの妹、アユム。いやもう殆ど存在を忘れてたよ……。

 

 さて、今回はアキカンエレクトはお休みでメロン達がカケルのプロデュースの元、アイドルを目指します。って、これ何て『アイドルマスター』?

 

 口絵は完全にイメージイラストです。本当に有り難う御座居ました。

 

 出だしのプロローグがちょっぴりサイコな感じだったので不安になったが、面白いコメディ路線で安心しました。そうだよ!『アキカン!』はコメディやりゃ面白いんだよ!そこにガチでシリアスなんか突っ込むからおかしくなるんだよ!

 

 冒頭でカケルが「間違っているのは世界の方だ!」って言ってるけど、これってルル山繋がりで『ギアス』ネタなんだろうか。

 

 で、まさかのバニーさんが重要人物扱いです。読めば読むほど、バニーさんが格好良く思えてくるから困る。

 

 結局、大地家のわだかまりも解消され、カケル達が住むアパートの下の階にアユムが引っ越していて準レギュラー入りして、めでたしめでたし。

 

 でも、これで益々ジゴローや東風さんの出番が……。

 東風さんは今回、何だか伏線臭い発言をしていたけど。

 

 まぁ、そういうわけで、何だかんだで今回はメロンが可愛かったです。このままずっとコメディ路線にならないものかなぁ。

 

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A

 

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「お前等、みんな俺が愛してやるぜ――――ッ!!

 

 最終回。OPの副題は「缶結編」。

 

 無策のまま、ミックスジュースのアキカンと対峙するカケル達。やはり彼女の変過ぎる関西弁にイライラしますw

 いろんなアキカンの能力を取り込む内に訛りが混じって変な関西弁になったんだと解釈しようとしたら、回想シーンでも変な関西弁でした……。

 

 ミックスジュースのアキカンが作り出すコピーアキカンはゼロと呼ばれる。

 メロンゼロにフルボッコされるカケルだったが、彼の叫びが封じられていたメロンを呼び戻す。

 更に男屋の活躍でエールとぶど子も戻ってくる。

 

 ここから反撃開始なわけだが、なんかノリが『ポケモン』みたいだw

 少女化の際の「ごっくん!」には吹いた。何気に、ぶど子の少女化シーンって初めてなんだよな。違ったっけ?

 

 メロン、エール、ぶど子の合体攻撃は否応なしに燃える。

 

 ミックスジュースが暴れていた原因は案の定、オーナーに捨てられたというものでした。しかし、正しくはオーナーは猫で少女化に驚いて逃げられただけだったというもの。

 カケルに「ミク」と命名してもらい、一見落着。

 ここでサンガリアから発売されている「みっくちゅじゅーちゅ」の視聴者プレゼントのテロップが出て吹いた。

 

 EDもみっくちゅじゅーちゅバージョン。サンガリアとのコラボだそうな。って、フィーチャリング初音ミクっておまwww

 

 最後にちゃっかりOVA制作中と告知して終了。OVAとか一番面倒臭いやん……(´・ω・`)

 

 DVDだけで売ってくれるんなら別に良いけど、書籍とセットにされたら嫌だなぁ。

 

総評

 そういうわけで、集英社スーパーダッシュ文庫原作、前代未「飲」のすっからかんラブコメディ『アキカン!』全十二話+特番一回、これにて缶結。

 

 ブレインズ・ベース制作っていうから凄い期待したんだけどな……。作画の面では、あまり良かったとは言えないかな。悪くはなかったけど。『バッカーノ!』とか『紅』とかの前例があるから余計に悪く見えてしまう。

 

 ストーリー構成は詰め込み過ぎず、かつ最後にそれなりに盛り上がるオリジナル展開を配置したことで、綺麗にまとまっていたので良かったです。

 何と言っても、ぶど子を死なせなかったことを評価したい。

 

 一クールしかないのに、主題歌を途中で変えるという暴挙は判断の難しいところ。曲自体はポップで良かったんだけど、映像が変わっていないっていうのはやっぱりマイナスですよ……。

 EDは毎回違う楽曲というコンセプトで面白かった。

 

 本編後のミニコーナーは特に必要無かったと思います。

 

 後番は『初恋限定(リミテッド)。』です。噂では、この時間帯は集英社枠で、『初恋限定。』の次が『よくわかる現代魔法』じゃないかって言われてるけど、もしそうだったら嫌だなぁ。この時間帯視難いんだよね。

 

 BS11では四月から『マクロスFrontier』と『奏光のストレイン』が放送開始。『マクロス』とか要らん……(´・ω・`)

『ストレイン』はマニアック過ぎるやろ!しかし、今後、このレベルのドマイナー作品が放送される可能性が出て来たわけで期待してしまうな。

 

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「んなの決まってんだろ。俺とお前でぶっ飛ばす!」

 

 OPの副題は別離(わかれ)編。

 

 経済産業省が何者かに襲撃され、男屋は行方不明、木崎さんは入院。続いて、ぶど子が襲われた。

 エールの前には意思を失ったぶど子が現れる。

 なじみを庇って倒れたエールの前に姿を現したのはウエストエリアよりやって来たスチール缶、ミックスジュースのアキカン。名前は不明。

 関西弁が下手糞過ぎて萎える。別にウエストエリアからやって来たからって、わざわざ関西弁にしなくても良いのに……。

 中の人誰やねんと思ったら、超時空シンデレラ、ランカちゃんじゃないですか!!キラッ☆

 

 ミックスジュースの能力はキスしたアキカンの能力を奪い取り、戦闘不能にするというもの。また、彼女達のコピーを作り出すことも可能。

 

 エールとぶど子のコピーに襲われるメロンとカケル。コンビネーションで何とか撃破。おっと、ようやくブレインズ・ベースの本気キター?

 タイミングを考えればメロメロンってちゃんと格好良く見えるのね。

 

 コピーは倒せたが、その後に現れたミックスジュースによってメロンまでもが奪われてしまう。

 絶望の叫びをあげるカケル。何、この真面目展開。

 

 ところで、なじみはエールから貰った時計を持ち歩いてるのか?あれ、置き時計なんじゃ……。

 

 EDはお汁粉バージョン。のみこさん曰く、しることは違うイメージらしい。

 

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スーパーダッシュ文庫

修道女エミリー―鉄球姫エミリー第二幕 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:八薙 玉造  イラスト:瀬之本 久史

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  これどうやって続けんねんと思っていた『鉄球姫エミリー』に二巻が登場です。取り敢えず表紙でシスター姿のエミリーが妙に色っぽいです。

  さて、登場人物をほぼ一新しての新展開。マティアスが死亡したので、変態ギャグをかます人がエミリーーだけになってしまし、勢いが衰えてしまった。新キャラかつ今回の主人公的扱いのグレンも姫教育などという、さぞエロ妄想が活性化しそうな造語を連発するが、いまひとつ。

  と言うか、何だかんだで、心のどこかでNice boat.な展開を期待していた俺が居る。極端なんだよなぁ。前巻で、殆ど死んだかと思えば、今回は名前があるキャラは誰も死んでへんし。

  一巻のインパクトがあり過ぎた所為で損してるな。

  いやしかしロッティ可愛いよロッティ。

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スーパーダッシュ文庫

小学星のプリンセス☆〈2〉おにぃちゃんはじめました (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:餅月
望 イラスト:bb

 

 ばっ、馬鹿なっ!白のスクール水着じゃ、ない、だと?

 

 約二ヶ月二週間半の積み。半年振りの新刊。前回、冗談で次はスク水の出番ですねって書いたら、本当に表紙がスク水で吹いた。表紙をめくったら総扉は白スクです。口絵は白濁液です。嘘です。いやでも、透明な筈の水が何か白く濁っているように見えるんだもの!

 

 一巻で貢とルリスは婚約したので今回はもうひたすらイチャイチャです。ルリス可愛いよルリス。

 

 ルリスの妹ミリアが登場。金髪ツインテでツンデレで妹という恐ろしいテンプレキャラ。こっちは外見と年齢が一致しています。

 

 もうタイトルとか駄目としか言いようのない字面なんだけど、内容はやっぱり普通に異種族間恋愛もの。

 

 中学星っていう星もあるらしいけど、それなら当然高校星とか大学星とか専門学校星とか研修星とか教育実習星とかあるに違いない。大学星ではたまに中年くらいまで成長する人が居たりとかさ。

 冷静に考えたら頭の痛くなる設定だな……w

 

 次は早くても五月。順調にシリーズを重ねていくことになるのだろうか……。スーパーダッシュ始まってるな。

 三巻の表紙はブルマですね、分かります。

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スーパーダッシュ文庫

アキカン!〈7缶めっ〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:藍上
陸 イラスト:鈴平 ひろ

 

「禁断の…………高校生×小学生……」

 

 でも同レーベルの『紅』は本編がガチでそうなんだ……。

 

 約二ヶ月二週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。表紙はぶど子。というわけで、ぶど子まさかの復活です。男屋の過去とか、ぶど子がかつて戦ったスチール缶とかきな臭い話を盛り込みながらの感動系エピソードです。

 

 結局、アキカンが少女化するのは人間に恋をしたらかという理解ったような理解らんような理由付けがなされて終了。何だかんだで、ぶど子完全復活です。

 

 後書きによると、次はメロン達がアイドルを目指す話になるそうな。まぁ、シリアスでなかったら何でも良いですw

 絵師後書きでは「今回の男屋さんは生理中なですね、わかります」とか書いてあって吹いた。鈴平さん、自重してください。

 

 次は四月予定だっけ?アニメ放映期間を見事に外しているのはわざとなのか?

 表紙はどうせメロンかなじみん辺りだろうなぁ。ミサキとかいうミラクルはないものか。あと木崎さんとか。要は重複さえしなけりゃ良いんですよ。

 

燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:A

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「へけけ……へけけ……」

 

 エールさん!?

 

 OPの副題は「俺とお前と、アキカンと」。最早何々編ですらなくなったな。

 

 今回はアキカン達のオーナーが居ないときの日常風景。これってオリジナルエピソードか?

 メロンはいつもの服を洗濯機に放り込んでいるのが何だかシュールでした。

 ぶど子は髪をほどいたら誰や判らんな。

 エールは部屋に侵入してきたとんぼに気が行ってまさかの極端展開。

 

 EDはコーヒー(ブラック、無糖)バージョン。

 

 次回、まさかのオリジナルアキカン登場か!?

 

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アニメ,スーパーダッシュ文庫

「マスターは相変わらずギリギリですね」

 

 副題は浪漫編。

 さて、携帯代くらい自分で稼げということでメイド喫茶でバイトをすることになったメロン。遂にマスターことバニーさんが登場。凄ぇ存在感だw

 その一方で、ジゴローが蜃気楼みたいになっていて吹いた。扱いが酷過ぎるw

 メロンに触発されたエールは自分もバイトを始め、なじみんにプレゼントを買い、絆を深めていく。

 メロンはメロンでツンデレっぷりを発揮し、カケルとの絆を深めていた。

 それにしても、何でみさきとぶど子はメイド喫茶なんぞに居たのだろう……。

 EDAfternoon紅茶バージョン。

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アニメ,スーパーダッシュ文庫

「絶対、最後は観覧車に乗ろうって決めてたの」

今回はOPに「愛憎編」との記述が。そんなん要らんから、映像をですね……。
さて、やはりと言うか何というかハラハラな作画に戻りました(´・ω・`)

プールにやって来たカケルとなじみん。当然のように、いつもの面子が覗きに来ています。ジゴローの扱いが酷過ぎて吹く。

当たり前のように、ぶど子もプールに来ている。エールと遭遇。原作ではこの二人って絡む前に、ぶど子が死亡してる筈なので、こういう絡ませ方は面白い。ほんのちょっとだけだったけど。

そして観覧車に乗るカケルとなじみん。乗ったときはまだ日が高かったと思うんだが、いつの間にか夜に。時間経過どうなってんだw

EDはピーチネクターバージョン。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-