MF文庫J

かぐや魔王式! 第4式 (MF文庫 J つ 1-16) (MF文庫J)

著:月見 草平 イラスト:水沢 深森

「どうしてもと言うなら、私がセクシービームを撃ちます!」

あいふぉんが毒されてきたw

約二週間半の積み。三ヶ月振りの新刊。表紙は嫌な予感が的中し、一巡して閣下に戻ってきました。今回は閣下メインじゃないんだから、別に他の誰でも良かったのに……。折角、前巻で新女性キャラが三人も出て来たっていうのに。
帯の三コマ漫画が今回は無しかと思いきや、まさかのカバーに直接印刷でした。

で、六道メインです。母親に強制された結婚をあの手この手で妨害するというベッタベタなエピソード。ベッタベタだからなのか、六道メインだからなのかは判らないが、ちょっと減速したかな、という印象。
六道よりあいふぉんをですね……。

閣下はあんまり目立つ機会が無いので、普通のツンデレちゃんと化しています。

いやしかし、終盤ちょい手前の錦織はマジ外道。あのハラグロ発言があってこその錦織とも言えるが。

そして、錦織の彼女いない歴十年が今後へのネタ振りと思えて仕方が無い。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B+

MF文庫J

IS(インフィニット・ストラトス) (MF文庫J)

著:弓弦 イズル(ゆみづる) イラスト:okiura

「……。一夏(いちか)」
「ん?」
「その、だな。戦っているお前は……か、かか、かっ」
「格好良か……な、なんでもない!」

約二ヶ月一週間の積み。ラブコメ大好きMF文庫Jが美少女メカアクション……だと……?そんな搦め手で来られたら買わないわけにはいかない。
弓弦さんはシナリオライターってことで、文章が美少女ゲームのテキストっぽいと思うのは先入観を持ってしまってるからか。

表紙はメインヒロイン箒(ほうき)がIS打鉄(うちがね)を右腕だけ部分展開した姿。これは結構格好良い。ただ、帯を外すと、スカートの中に紺色の布地が見えます。作中では一切語られなかったのだが、果たしてこれはブルマなのだろうか、それともぱんつなのだろうか。
読み終わって一番気になったのがここです<最低発言

舞台は宇宙で運用されることも想定したパワードスーツIS<インフィニット・ストラトス>が存在する世界。ISは女性にしか操縦出来ないのだが、何故か操縦出来てしまった一夏はISの操縦者を育成する女子高に放り込まれるのであった。え、それ何て『戦嬢の交響曲』?
主人公の名前が女っぽいのも一緒だな。女だらけな状態に理由付けが無い作品ってあんまり好きじゃないんだよなぁ。

で、周囲に認められていくのが早いな、おい。加えて、いきなり一夏にLOVEなヒロインが三人。多いよ、早いよ。
セシリアのフラグなんか、次巻以降で良くね?『戦嬢』は佑鹿が周囲に徐々に認められていく様が面白かったんだが、こっちはかなりあっさり溶け込んでます。
いや、そりゃ打ち切りの危険性があるんだから、ウケそうなネタをぎっしり詰め込んどかんといかんのは理解るんだけど。

一応、ISの軍事利用は出来ないことになっており、バトルはスポーツ扱いだが、謎の無人ISの襲撃もあったことだし、その辺は二巻以降に期待か。
基本的にテンプレートの寄せ集め状態なので、奇抜な何かを突っ込むか、テンプレートをしっかりと纏め上げるかしてほしいところ。すいません、偉そうな物言いで。

次は八月。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

コミカライズリンク
IS〈インフィニット・ストラトス〉 <1>(2010/12)
あいえすっ! <1>(2011/09)
IS〈インフィニット・ストラトス〉 公式アンソロジーコミック(2011/09)

アニメリンク
IS〈インフィニット・ストラトス〉 第1話「クラスメイトは全員女」

MF文庫J

けんぷファー 10 (MF文庫 J つ 2-12) (MF文庫J)

著:築地 俊彦 イラスト:せんむ

「贅沢は言わねえ。今この瞬間だけを忘れなきゃいい。あとのできごとは犬にでもくれてやれ」

約一週間の積み。四か月振りの新刊。あれ、表紙の雰囲気変わった。前回は番外編だから表紙の雰囲気が違うんだと思ったけど、単にあのタイミングで変わっただけだったのか。

さて、本当にクライマックスなのかどうか疑わしい第十巻です。みんながシリアスな話をし出したから、本当に終わるのかもしれないけど。

今回は本編よりも、せんむさんの後書きの「ぷるるんっ雫ちゃん」の方が面白かったです。

燃:C 萌:B 笑:B+ 総:B+

MF文庫J

えむえむっ! 8 (MF文庫 J ま 1-11)
著:松野 秋鳴 イラスト:QP:flapper

「飛べないブタロウはただのブタロウ……でも、飛んだブタロウもただのブタロウだったわ……」

約二日の積み。五ヵ月振りの新刊。『えむえむっ!』はMFにしては結構間が空くな。
帯ではドラマCD計画始動の告知が。「目指せアニメ化!」って書いてあるし、これはもう確定したと思って良いだろう。しかも、ここまで丁寧に段階を踏んでいくってことは良いものが出来る……と信じたい。

表紙は美緒様とタロ子。総扉はやはり差分変化。今回もカバー裏には何も無し。

今回は最早嵐子ルートは確定か!?というお話。つーか、どんどん終わりに向かって突き進んでる気がするんですけど!!太郎と嵐子が想いを通い合わせるシーンは否応なく盛り上がったし。
美緒様はこのまま脇役に成り下がってしまうのか。
で、またしても露骨に次巻へ引っ張るオチです。

店長は『あずまんが大王』の大阪さんでした。どう考えても新装版の影響です。本当に有り難う御座居ました。

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

MF文庫J,雑記

今月は25日が土曜なので、公式発売日が24日で1日フライングして、23日発売。最近、MFのフライングがおとなしいな。
今月の刊行点数は何と驚きの13点。数が多過ぎて、折り込みチラシの作品紹介がぎゅうぎゅうになってるw
MFは購入冊数にあんまりムラが無いので、刊行点数が増えると、自然と買う冊数も増えるという。で、今回のブツは、

・けんぷファー⑩
・えむえむっ! <8>
・ギャルゴ!!!!! -地上波初登場大全-
・ラノベ部 <3>
・かぐや魔王式 第4式
・剣の女王と烙印の仔
・荒瀬はるか、容赦なし!
・Xの魔王
・天川天音の否定公式

けんぷファー 10 (MF文庫 J つ 2-12)えむえむっ! 8 (MF文庫 J ま 1-11)ギャルゴ!!!!! 6 (MF文庫 J ひ 1-6)ラノベ部 3 (MF文庫 J ひ 2-18)
かぐや魔王式! 第4式 (MF文庫 J つ 1-16)剣の女王と烙印の仔 2 (MF文庫 J す 3-2)荒瀬はるか、容赦なし! (MF文庫 J く 2-6)Xの魔王 (MF文庫 J い 1-6)
天川天音の否定公式 (MF文庫 J は 6-4)

以上9点。積み本が100冊突破したぜヒャハー!

未購入ながらも注目しておきたい作品がいくつかある。
『陰からマモル!』が『もっと!陰からマモル!』として再始動。『魔界ヨメ!』は打ち切りなんだろうか……。
『乙女革命アヤメの!』は三巻完結のようです。外伝のコミカライズはどうなったんだろうか。
『もて?モテ!』は四巻突入ということで、打ち切りエンドは回避されました。

もっと!陰からマモル! (MF文庫 J あ 1-16)乙女革命アヤメの! 3 (MF文庫 J し 1-7)もて?モテ! 4 (MF文庫 J な 4-4)

コミックアライブは益々文庫との連携を強めようとしているようで、人気シリーズの書き下ろし&描き下ろしを色々本誌に付けてくるようです。くそぅ、買ったらキリがないから買わないけど、欲しい……!

今月から、フラッパーコミックスの宣伝も載るようになりました。

来月は平坂さんが連続刊行で新シリーズ『僕は友達が少ない』を開始。また、個性的な作品が出て来そうだぜ……。
『神様のおきにいり』の内山さんの新シリーズ『わるぷる!(仮)』はこのままのタイトルなら買い。
『ミサキの一発逆転!』の石川さんも早くも新作『お嬢様は働かない(仮)』で復活。これもタイトルに惹かれるなぁ。
『ぷいぷい!』は新展開『ぷりぷり!!』になるそうです。
『きゅーきゅーキュート!』は『きゅーきゅーキュート!SS』が登場。素直に短編集ってことで良いんだろうか。

MF文庫J

姫宮さんの中の人〈4〉学園祭ぶれーぶはーと (MF文庫J)
著:月見 草平  イラスト:Ein

「なにがツンデレ委員長だよ。デレパートなんて一マイクロ秒間もなかったじゃない」
「バカだなあ。これからだよ。あの間にデレるなんてどんな高速ツンデレだよ」

  おまけの会話が馬鹿過ぎるwww

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  全編、このノリでやれば良いのに。
  キャラ紹介の「姫宮ちとせ(中)」の「(中)」を「ちゅう」と読んだ俺の負け。
  完結かと思ったら、まだ終わらなかったワナ。別に浦乃のパート要らんと思うけどな……。

  で、ようやく存在感を出してきた結衣のターン!!結衣可愛いよ結衣。だが、真面目なところで、ボケる。それが月見クオリティ。「こ、こいつ動くぞ!」とか自重しろwww

  ところで、ちとせ先輩(中)が『アイマスXENOGLOSSIA』の幼い頃の春香に見えてきた。

  つーわけで四巻でした。自律型ちとせ先輩が出て来なかったのが残念だったが、概ね良好でした。

燃:C  萌:A-  笑:A  総:B+

MF文庫J

原点回帰ウォーカーズ〈2〉 (MF文庫J)
著:森田 季節 イラスト:深崎 暮人

「今、私は二人の間に生まれてきてよかったと瞬間最大風速で感じてるよ!」

 約一ヶ月三週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。表紙は一巻のアキラに続き、十哲が一人、零流小説家・天之下芝蘭(てんのした・しらん)。ぱ ん つ は い て な い

 今回は前巻であまりスポットが当たらなかったキャラ達や新キャラをメインに据えた連作短編集。口絵の東三条さんの水着姿が眩しいです。

 あれ、一巻のあの変さが大分薄れているぞ……?変さがウリだったと思うんだけどなぁ。変さが無くなると、LOVEもコメディも中途半端になっちゃうんだよな。

 イラストのクオリティが高く満足。まさか男の水泳シーンに挿絵があるとは思わなかったが。

 これは下手すると、三巻打ち切りの可能性が……。

燃:C 萌:A 笑:B 総:B+


MF文庫J

銃姫〈9〉It is Not to be

著:高殿   イラスト:エナミ カツミ

 

「君を必ず案内する。【銃姫】の真実が記された【部屋】へ」

 

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  実に十六ヶ月振りの新刊ですよ。僕はまだマシやけど、リアルタイムだった人達はきつかったんだろうな……。

  表紙は花嫁衣装のエルウィング。つーか、本編と何の関係も無いイラストだな……。

  さて、終わる筈がないだろうと思っていたら、やっぱりMFの分厚さの限界を突破することもなく、普通に続いてました。しかも今回は後書きで次で終わりと明言してないし。多分明言しなかったら、ちゃんと終われるんだろうなぁ。

  ストーリーは、もう何が何やら。取り敢えず、セドリックの母グレイスが死んでいて、しかもその肉をセドリックが食わされていたという事実にションボリした。そう考えると、オリヴァントって、かなり切ない境遇なんだよんぁ。つーか彼の出番マダー?

  それと、銃姫の真実がいつまでもたっても明かされない件。何という焦らしプレイ。

  そして、後書きのテンションが子育ての疲れからか、いつもとは違うおかしさを醸し出していたw

  次は一年後とかになりませんように……。いや、その前に『ポリ白』書いてくれ!!

燃:B  萌:B  笑:C  総:A

MF文庫J,雑記,GA文庫

 今月はいつも通り、一日フライングで14日発売。ブツは、

 

・おと×まほ <8>

・メイド刑事⑨

・這いよれ!ニャル子さん <2>

おと×まほ 8 (GA文庫 し 2-8)
メイド刑事 9 (GA文庫 は 1-9)
這いよれ! ニャル子さん 2 (GA文庫 あ 5-2)

の三冊。入荷数が『ニャル子さん』>『おと×まほ』>『メイド刑事』。何故メディアミックスの規模と真逆の入荷数なんだ……。

『メイド刑事』は完結らしいけど、まだ五巻と六巻買ってないんだよな……。一年以上積みそうな悪寒。

 

 他に書評サイト等で見かけて気になっていたMF文庫Jの『ぱんどら』と新刊コーナーに並べられていた『ライトノベル作家のつくりかた』二巻を購入。

ぱんどら (MF文庫J)
ライトノベル作家のつくりかた〈2〉メディアミックスを泳ぎぬけ!

 来月の新刊で気になるのは新人さんの『魔法の材料ございます
ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚』と『らじかるエレメンツ』の白鳥さんの新シリーズ『蒼海ガールズ!』。

 また、『神曲奏界ポリフォニカ
こんふゅーじょん・ぶるう』キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!キタキタキタキタキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!

 もう諦めていたところにこれは嬉しい。

『ポリフォニカ』はもう一冊、『プロミスト・ブラック』。ネットで公開されている粗筋を見ると、キネの焼き直しのようだが……。加筆修正がいっぱいあると良いけど。

『で・こ・つ・ん★』三巻もあるから、最大で五冊か。GAで五冊ってのは凄いな。

MF文庫J,コミカライズ

聖剣の刀鍛冶 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
作画:山田 孝太郎 原作:三浦 勇雄 キャラクター原案:屡那

「見とどけてくれ━━…これがセシリー・キャンベルだ!!」

早くもコミカライズ1巻が登場。帯には『テガミバチ』の浅田弘幸さんの推薦文が。

概ね本編そのままのコミカライズだと思う。作画はかなりのクオリティ。序盤は屡那さんの絵に似せようとしていたらしいが、こんなに似せられるものなのか。
絵は確かに綺麗なんだけど、それだけなんだよなぁ。あまりストーリーに盛り上がりを感じれない。
まぁ、まだアリアが出て来てないから何とも言えんけど。

取り敢えず印象的だったのはモザイクとセシリーのおっぱいでした(ぇ
ところで、アニメのPV見たら、ちょっと面白そうでムカついた。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B- 総:B+

作画リンク
ソードアート・オンライン ファントム・バレット <001>(2014/09)