MF文庫J,アニメ

「少しは興奮してくれた……?」

『戦う司書』一時間スペシャルをリアルタイムで視たので録画分。
沙倉さんの暗躍に翻弄される紅音達。その最中、沙倉さんに操られたナツルに押し倒される雫。どう見ても規制入りました。本当に有り難う御座居ました。

しかし規制といっても、地上波とは比べ物にならないくらい見えていました。温泉のシーンも『乃木坂春香』とか見てると、凄い湯気が少なく見えるw

今回のラストで雫は沙倉さんが黒幕であると確信するが……。
残り二回で決着つくのか?

相変わらずアニマル達が半端無く可愛いです。

燃:C 萌:A+ 笑:B- 総:A-

けんぷファー7 (MF文庫J)
けんぷファー7 (MF文庫J)

MF文庫J

三流木萌花は名担当! 2 (MF文庫J た 5-9)

著:田口 一 イラスト:をん

「━━私は、『売れる』本も『売れない』本も、『良い』とされる本も『悪い』とされる本も取り扱い、全国の書店さまに販売していただく。なぜだかわかるか」
「え、ええと……なぜでしょうか……?」
「本の価値を決めるのは私たちではない。読者だからだ」
「━━だからな、華撫(かなで)。お前がどの本を愛読しようと、私は誇りに思うこともなければ、恥に思うこともない。お前が読んだ本の価値は、お前自身にしか決められないのだ」
「じゃあ、わたくしは……恥ずかしがらなくてもよいと……?」
「読んだ本が好きになったのなら、その気持ちに自信を持て」

約二週間半の積み。三ヶ月振りの新刊。表紙は制服の下にスク水を着こんだ萌花さん。本編と全然関係無いイメージイラストだよ!
前巻から思っていたが、ゼッケン付ける位置おかしくねぇか……?

さて第二巻。二巻の原稿を執筆するために、夏休みを利用してカンヅメを敢行する孝一と萌花さん。ここに一巻では殆ど触りだけだった二人のサブヒロイン、風見鶏さんと姫さんを加えてストーリーが展開するのかと思いきや、一気に二人ヒロイン増えたーーーーーーーーーーーーーーーーー!!??

今回は作る話であると同時に、売る話でもある。ということで、ラノベ専門店の娘さん、本谷(もとや)さんと大手取次会社の娘、華撫さんが登場。
そう、売るという部分にかなりウエイトが置かれており、版元と取次と書店の関係性が説明されていたり、売り場面積でどーのこーのといった耳が痛くなるような話までわんさか。
勿論、フィクションなので脚色は入っているだろうが、これは勉強になる。
ただ、配本指令室での配本数決定のシーンはやんちゃ過ぎて腹筋割れるかと思った。途中から『エヴァンゲリオン』じゃねーかw

ラノベ専門店ノベラーズRUNでは十年以上前の作品や一般文芸に進出した作家さんの作品、更に題材になり易いSFや科学の本まで取り揃えられているらしい。

ここで働きてぇええええええええええ

ええええええ!!!!

一巻と同様、章扉には架空のラノベ紹介が。「ぱん×ぶら」が読みた過ぎる件。

いやしかし、これは面白い。ラブコメというオブラートが掛けられているけど、出版業界の流通にスポットを当てる素晴らしい作品だと思う。
正直、二巻でブレーキ踏んだら嫌だなぁと思っていたんだが、ブレーキどころか更にアクセルがかかった感じ。Sランクも夢じゃなくなってきた。

最後は三巻へと続いてます。

燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

MF文庫J

IS〈インフィニット・ストラトス〉 3 (MF文庫J ゆ 1-3)

著:弓弦 イズル イラスト:okiura

「えええっ!あ、あの隊長に、好きな……男!?」
「私は織斑教官を本気で好きなのだとばかり……!」
「そうだろう、そうだろう。私もそう思っていた。しかし、だな、あの隊長が、あの、隊長がだぞ?『お、男の気を引くにはどうしたらいい……?』と言ったんだ!」
「「「きゃぁああ~っ!」」」
「だから私は真摯に教えた!日本では気に入った相手を『自分の嫁にする』という風習があるということを!」
「さすが副隊長!日本に詳しい!」
「当然だ。私は伊達や酔狂で日本の少女漫画を愛読しているわけではない!」
「か、かっこいい……!」
「そんなかっこいい副隊長が好きです!」
「でも、可愛くなった隊長はもっと好きです!」

何なんだw
約二週間半の積み。一ヶ月の延期を経て、四ヶ月振りの新刊。表紙は順当に鈴。相変わらず格好良い表紙だ。本編で殆ど活躍どころないけど。
帯を外すと、当然のようにぱんつが見えますが、格好良さの方に目が行って最初気付かんかった。
今巻からモノクロページにキャラクター紹介が付きました。

さあ、夏×海×バトル!ということで、水着回です。口絵ではヒロイン勢の水着姿が眩しい。はいはい、スク水に期待した俺の負け。って言うか、スク水は色物じゃないやい!

前半は水着と箒以外のヒロインとのベッタベタなラブコメ展開で、各ヒロインを満遍なく目立たせる展開かと思いきや、後半で箒の専用機『紅椿(あかつばき)』が登場し、全部持っていかれましたw
戦闘要員としてもヒロインとしても活躍とはズルイな。流石幼馴染みといったところか
でも人気があるのはセシリアだそうで。何でだろう。

ISが開発されたことにより、世間には一気に女尊男卑の風潮が浸透したんだとか。一夏は特殊な環境とスペックの高さでモテモテだけど、低スペック男子にとっては生き難そうな世の中だぜ……。

今回は箒の姉で、ISの開発者でもある束(たばね)お姉さんが本格的に登場したけど、何かラスボス気配を漂わせ始めたな……。
一夏の専用機、『白式』にもまだまだ秘密がありそうだし、これは話を広げにかかってきたか。

ところで、一夏のクラスメイトの名も無き、のほほんさんが気になります。出番増えねぇかなぁ。

次は夏休み後半戦、ヒロイン視点で綴られるそうです。それはつまり短編集ということか?
表紙はシャルかなぁ。
ランクは期待ageでワンランクアップにしときます。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A-

MF文庫J,コミカライズ

まじしゃんず・あかでみい 3 (MFコミックス アライブシリーズ)
作画:仲尾 ひとみ 原作:榊 一郎 キャラクター原案:BLADE

「ただの個人的欲求だよ。やりたいからやる」
「やりたくなきゃやんない」

コミカライズ三巻にして完結巻。表紙はエーネさん。

特に可もなく不可もなく、普通に原作通りです。多少の変更点はあるかもしれんが。無難に完結した印象。
原作が面白いので、ストーリー展開をなぞるだけでも楽しめると言えば楽しめるか。

総評

というわけで、コミックアライブ掲載のコミカライズ『まじしゃんず・あかでみい』全三巻でした。終わってみれば、原作の最初の二冊を忠実にコミカライズという結果に。
BLADEさん版のコミカライズやアニメみたいに、キャラ紹介と舞台説明だけやって、後はオイシイとこどりの内容にすれば良かったと思う。
仲尾さんの絵柄ってあんまりシリアス向きじゃない気がするんだよな。

そして全く出番の無かったファルチェ……(´・ω・`)

燃:B 萌:B+ 笑:C+ 総:B+

まじしゃんず・あかでみいII 聖母抹殺!! (ファミ通文庫)
まじしゃんず・あかでみいII 聖母抹殺!! (ファミ通文庫)

MF文庫J

ゴミ箱から失礼いたします (MF文庫J)

著:岩波 零(りょう) イラスト:異識(いしき)

「ま、別にいいじゃない。諦めてゴミ箱に入ったまま一生を終えれば」
「昨夜身内にも似たような台詞を吐かれましたが、絶対に嫌です」

約一ヶ月二週間の積み。MF文庫J第5回新人賞優秀賞受賞作。なんちゅータイトルやねん、と思って購入。
表紙に主人公が居ます。帯があっても辛うじて見えてます。髪の毛が。

主人公、萌太(もえた)はある日ゴミ箱に入ったまま抜けられなくなってしまう。妖怪ゴミ箱男の誕生である。何だこれ。
脱力系ギャグの塊みたいな。ガガガ文庫の『邪神大沼』に通ずるものがある。最後まで読んでも結局何なのかよく理解らない。しょうもなくて笑ってしまうパターン。
ただ、『邪神大沼』に殆どLOVEが無いのに対し、流石MF文庫J。LOVEはちゃんとある。

正直、中身があるか無いかで言えば、全く無い。しかし、そういう部分を楽しむ作品ではないと思うんだ。というか、この内容で文庫一冊分やりきったことが凄いと思うw

次は二月だっけ。一応続投。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
ゴミ箱から失礼いたします <2>(2010/02)

第5回MF文庫Jライトノベル新人賞リンク
まよチキ!(最優秀賞、2009/11)
ごくペン!(審査員特別賞、2009/10)
竜王女は天に舞う One-seventh Dragon Princess(佳作、2009/11)

MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞リンク
喰 -kuu-(第6回、2010/11)
Tとパンツとイイ話(第7回、2011/10)
失敗禁止! 彼女のヒミツはもらさない!(第8回、2012/10)

MF文庫J

機巧少女は傷つかない〈1〉 Facing
著:海冬 レイジ イラスト:るろお

「夜々(やや)……」
「はい、雷真(らいしん)」
「俺の胸中に渦巻いている、このどす黒い感情は一体何だ?」
「……劣情?」
「怒りだ!何でおまえは毎度毎度、ひとさまの誤解を招くようなことを言うんだよ!」
「だって……っ!あの女が、いやらしい目で雷真を見るから……っ!」
「イヤな目でひとを見てるのはおまえだ!」

約一ヶ月二週間の積み。MF文庫Jにファンタジア文庫『幻想譚グリモアリス』でお馴染みの海冬さんが殴り込みです。タイトルの「機巧少女」は「マシンドール」と読みます。
買おうかどうしようか迷ったんですが、文庫一巻刊行と同時にイメージCD企画を発表したりするってことはよっぽと編集部としては自信があるようで、ならばと思い購入。

帯には「少女と魔術が共鳴するとき、『夜会』の幕が上がる――!!」って書いてあるんだけど、『禁書目録』みたいだなw

イラストは『ムシウタ』でお馴染み、るろおさん。ファンタジア文庫『白夢』に続いて、またもや登場。『ムシウタ』の仕事が減ったからかな。
総扉は表紙の差分変化になっています。舞台は二十世紀初頭の英国。日本からの留学生、雷真がパートナーの自動人形(オートマトン)、夜々と共に人形使いのトップ、魔王(ワイズマン)を決める戦い、通称夜会への参加権利を得るため奮闘する。

いつも心に剣を』や『剣の女王と烙印の仔』あたりまでは他レーベルからの作家さんにはファンタジーを書いてもらっていたMFですが、最近は結構他レーベルからの人でも、ジャンルに拘らず書いてもらっているようで、ファンタジー世界が舞台じゃありません。
他で言うと、『くノ一見参!』や『焔のシグナティス』あたりがそうか。

要するに学園バトルものなんですが、雰囲気が結構電撃っぽい気がする。漢字にがっつり片仮名のルビを振ってくるあたりとか。
設定も結構考えられていそうで、今後どんな自動人形が出て来るのか楽しみ。

とか何とか、バトル要素絡みの話はともかく、雷真大好きな夜々

可愛いよ夜々!!一歩間違えばヤンデレだけど、これは可愛い。ちょっとでも雷真の側に女の気配があると暴走しだすところが面白い。
和ゴス(?)な衣装が、これまたツボなんだよなぁ。目次のデフォルメイラストも可愛い。
タイトルの「傷つかない」って、どんなに雷真にそっけなくされても傷つかないって意味ですよね(ぇ

もう一人のヒロイン、シャルは殆ど『グリモアリス』のアコニットさんです。

そして、コミケで先行販売されたイメージCD。どこまで企画が進んでいるのか知らんけど、コミカライズくらいまではいってほしいなぁ。
映像映えしそうだからアニメまで行けると良いなぁ。今なら、先に『えむえむっ!』と『緋弾のアリア』がくるだろうけど。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
機巧少女は傷つかない2 Facing “Sword Angel”(2010/03)

コミカライズリンク
機巧少女は傷つかない <1> CD(Side-B)付き特装版(2010/11)
ジーンメタリカ -機巧少女は傷つかない Re:Acta- <1>(2013/09)

アニメリンク
機巧少女は傷つかない 第1話「Facing “Cannibal Candy” I」

著者リンク
も女会の不適切な日常 <1>(ファミ通文庫、2012/03)

イラストリンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(GA文庫、2011/02)

花咲けるエリアルフォース(ガガガ文庫、2011/02)
薔薇十字叢書 ヴァルプルギスの火祭(講談社ラノベ文庫、2015/11)
パパ!パパ!好き!好き!超超愛してる(ファンタジア文庫、2018/07)

MF文庫J

鳳凰堂みりあは働かない! 2 (MF文庫J)

著:石川 ユウヤ イラスト:シロガネ ヒナ

「おまえら!ちゃんと、おかねは持ってないな!?」
「イエス、無一文!」
「よし。それでこそニートを目指すものだ。この勝負━━」
「先に働いたほうが負ける!」

約一ヶ月二週間の積み。三ヶ月の積み。表紙はメインヒロインみりあに続き、黒蓮寺燐子。
口絵ではブルマとか白い粉とか「おまえはすでに働いている」とかwktkせざるを得ない要素がたんまり。白い粉とかアカン過ぎるw

今回は連作短編形式。早くも四人目のヒロイン投入とはいかがなものかと思いつつもナイスブルマと言わざるを得ない。

正直、全然期待してなかったんだけど、とにかくニートへこじつけようとする姿勢が面白くなってきた。
hATarakanai、略してATフィールドとか、物体としてのニートとか。しかも、ただ単語を言うだけじゃなくて、一応無茶理論を展開してるのがアホ過ぎる。特に物体としてのニートの理論が。石川さん、頭おかしいw

当然ラブコメも、ちゃきちゃきと進んでます。
次は二月だっけか。これは続きが楽しみになってきたかもしれん。

燃:C 萌:A 笑:A 総:B+

MF文庫J

まよチキ! (MF文庫J)
著:あさの ハジメ イラスト:菊池 政治

『頑張ってね。私は今手が離せないの』
「なんだよ。漫画喫茶でなんかあったのか?」
『ええ。とても深刻な事態よ。今、ジョ×ノの体に入ったナラ×チャが大変なことに……』
「とりあえずジョ×ョを読むのをやめろ!」

MF文庫J〇九年十一月の新刊。第5回新人賞受賞作最優秀賞受賞作品。最初はスルーしたんだけど、某書評サイトの感想を読んだら気になったので購入。
応募時は「迷える執事とチキンな俺と」という副題が付いていた筈。
イラストはファンタジア文庫『クジラのソラ』でお馴染みの菊池さん。

表紙はヒロイン、男装執事のスバル。ちょっとだけ服が脱げ掛けているだけの構図かと思いきや、帯を外すと、ぱ ん つ は い て な い
いや、ぱんつどころか下半身何もつけてねぇや!前貼りしてますとか言われたら知らんけど。

口絵の人物紹介では主人公一人に対し、女の子三人。くどいようですが、男性主人公一人に対し、ヒロインは三人。これぞMFラブコメテンプレート。テストに出ます。

主人公、近次郎は偶然、クラスメイトのお嬢様、涼月奏に使える執事スバルが女の子であることを知ってしまう。スバルは高校三年間の間に女であることがバレたら、執事を止めさせられてしまうので、近次郎は監視されることに。それと同時に彼の女性恐怖症克服プログラムがスタートする。

ごくごく普通のラブコメなんだが、三人のヒロイン、スバル、涼月、妹の紅羽(くれは)は三人ともが近次郎に想いを寄せているわけではなく、片想いの矢印があっちゃこっちゃに飛んでいる状態。
主人公を中心とした四角関係じゃないだけで何だか新鮮に感じる俺は完全にMF黄金パターンに調教されていると思う。

うーん、面白いような面白くないような……。ギャグはスベっているときもあり、面白いときもあり。
さくっと読めるという意味では優秀。ただ、がっつり楽しめるかというと全然そんなことはない。
ただ、涼月が近次郎に対してデレれば、ワンランクアップくらいは期待出来る……筈。

あとはイラストがなぁ。背景白過ぎ。よく見たら口絵もパソコン上の処理で誤魔化しているように見える。素人だから判らんけど。
背景は描かなくても、せめて何かこうエフェクト的なものをですね……。
一迅社文庫『えでぃっと!』を読んだあとだとあんまりズケズケ言えないけど。

次は今月、つまり一月。取り敢えず続投で。

燃:C+ 萌:B+ 笑:B 総:B+

シリーズリンク
まよチキ! <2>(2010/01)

アニメリンク
まよチキ! 第1話「エンド・オブ・アース」

著者リンク
桃音しおんのラノベ日記1 11歳の創作活動(講談社ラノベ文庫、2013/08)
学年トップのお嬢様が1年で偏差値を40下げてギャルになっていた話(講談社ラノベ文庫、2015/12)
編集さんとJK作家の正しいつきあい方(ファンタジア文庫、2017/03)

イラストリンク
巡ル結魂者 <1>(講談社ラノベ文庫、2013/09)
今すぐ辞めたいアルスマギカ(ファンタジア文庫、2014/10)

第5回MF文庫Jライトノベル新人賞リンク
ごくペン!(審査員特別賞、2009/10)
ゴミ箱から失礼いたします(優秀賞、2009/11)
竜王女は天に舞う One-seventh Dragon Princess(佳作、2009/11)

MF文庫J

僕は友達が少ない 2 (MF文庫J)

著:平坂 読 イラスト:ブリキ

「では先輩。ためしに理科と性行為でもしてみましょうか」
「ぶっ」
「な、なななななにを言っているのだ貴様は!破廉恥な!」
「いえ、友達作りに役立つかと思いまして」
「それは友達作りじゃなくて、子作りの行為よ!」
「上手いこと言ったつもりか!」

約一ヶ月二週間の積み。三ヶ月振りの新刊。表紙は星奈だけと見せかけて、帯を外すと小鷹も居ます。帯に隠れているとはいえ、MFの表紙に男が出るのは珍しい。

今回は前回少ししか登場しなかった、理科、マリア先生、小鷹の妹の小鳩が加入し、更に賑やかに。あれ、小鷹以外、みんな美少女じゃん……。幸村もこの際美少女というカテゴリーで良いとして、隣人部って実はかなりのリア充空間なんじゃ……。
小鳩可愛いよ小鳩。

目次をぼんやり見ていると、「リレー小説」があって吹いた。明らかに『ラノベ部』である「ブンゲー部」っていう小説の影響で小鷹がやってみようと提案する。何というやりたい放題。
小鷹はリレー小説がリア充っぽくて楽しそうだったと語るが、それは美少女が居るからだろうーが!!勘違いしないで!リレー小説だけではどうにもならないよ!まぁ、友達が居るという実感は湧くかもしれんが。

美少女が増えると当然ラブコメがやり易くなるわけで、そういう意味では前巻より面白くなったかなという印象。ただ、やっぱり『ラノベ部』の面白さをひきずっている俺が居ます。
ブリキさんのイラストってムラがあると思うのは俺だけ?

ネタは相変わらず全方面から引っ張って来てるなぁ。でも、MFからタイトルから取ってきているものが多い。まさかミツルギファイヤー文庫が出て来るとはな……。

そして、女性陣、みんな「ウ〇コ」って言い過ぎだと思うんだw

後書きでは今回、夜空と星奈がはいてないって書いてあって吹いた。確かに全編通して、はいてませんw

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A-

MF文庫J

銃姫 11 (MF文庫 J た) (MF文庫J)
著:高殿 円 イラスト:エナミ カツミ

「きみに、伝えたいことがあるんだ」

約一週間半の積み。十巻と同時発売の完結巻。表紙はセドリックとアンブローシアとエルウィング。正直、間が空き過ぎていて、相当モチベーション下がってたんだけど、表紙にセドリックが居るのを見た途端、購入意欲が跳ね上がりました。最後の最後で表紙に出してもらえるとはなぁ。

著者紹介で三角関係と見せかけて、やりたい放題やった書いてあって吹いた。確かに、三角関係のラブコメっぽかったのって序盤だけだったよなw
口絵のピンナップはやっぱり十巻と繋がる仕様でした。辛うじて全員誰か判るという状態。

さあ、全ての謎が明かされる最終巻。セドリックは世界かアンブローシアか、という究極の選択を強いられる。

アンブローシアを選んだために、世界の半分以上が水没し、世界は大きく様変わりした。どうも現実世界の世界地図に近づいたようだが。
後書きでは、すこぶる平和な幕引きって言ってたけど、どこがやねん!!カタストロフやったやん!モブ死にまくってるやん!!
そりゃ子供まで作って平和に暮らしてるセドリックとアンブローシアは平和だろうけどさぁ!
大海嘯に呑み込まれた人達はたまったもんじゃないよなぁw

総評

というわけで、「心よ、届け。弾丸のように」、ファンタジー群像劇『銃姫』全十一巻、これにて完結。終盤に差し掛かったあたりから、複数シリーズ同時進行と出産の影響で、終わる終わる詐欺状態になりつつも、無事完結出来たことをまずは祝いたい。

ただ、やっぱり間が空くとモチベーションが下がっちゃうんだよなぁ。特に群像劇となると多数の登場人物の把握が結構重要になってくると思うんだけど、それを忘れちゃうわけですよ。

まぁ、銃姫の正体が判ってすっきりしたので今は満足です。
コミカライズ第二弾って、もう始まってるのかな。

燃:B+ 萌:C+ 笑:C+ 総:A-