ハヤカワ文庫JA

ザ・ジャグル―汝と共に平和のあらんことを〈4〉 (ハヤカワ文庫JA)

著:榊 一郎 イラスト:usi

「……〈眠り鼠〉」
「お前の戦争は━━終わったのか?」

約3週間の積み。隔月刊行第4弾。オフィールを政情不安定に陥れようとする民間軍事会社〈ワルキューレ〉の行動が本格化し出し、遂に〈手品師〉に欠員が。
フィリップの戦死シーン
は涙を誘う。

で、本シリーズは間違いなく黒榊さんなんだけど、これまでは『ストレイト・ジャケット』や『イコノクラスト!』に比べると、黒くないという印象だった。
ところが、ブリジットがメインの『復讐者』ですよ。もうね、ブリジットの過去がえげつなくてね。まさに本領発揮って感じで。読んでて、お腹痛くなりそうだった。
最後も最後で、まさかの発狂エンドかとヒヤヒヤしました。

キャロルはジェイドの正体に気付き始めたし、佳境っぽくなってきた。

キャロルの上司はレイナード局長という名前だが、この人、シーンの途中から名前がメイナードに変わってます。そりゃ『ポリフォニカ』のメニス帝国の帝都の名前だろ!
疲れてんだなぁ、榊さん。

次は10月に最終巻です。最後の最後で隔月刊行じゃなくなるのか。

燃:B 萌:C+ 笑:C 総:A

ゲーム,コミカライズ,富士見ファンタジア文庫,角川ビーンズコレクション,角川ビーンズ文庫,雑記

注文してた本取ってきました。コミカライズと小説で、

・影執事マルクの手違い <1>
・我、天命を覆す 陰陽師・安倍晴明
影執事マルクの手違い 第1巻 (あすかコミックスDX)
我、天命を覆す 陰陽師・安倍晴明

という内訳。後者はもう探すのが面倒になってe-hon使っちゃいました。

ちなみにGA文庫とGAマガジンがフライングしてないかなと期待したんですが、全然そんなことはありませんでした。


『ポケモンBW』予約してきました。どうせ、最終的に両方買うことになるんだから、最初から両方買っちゃえよ!おっけ、2009年の悲劇の繰り返しだぜ!!

行きつけの書店で、えらいデカい『ポケモンBW』のスタンドがあるなと思ったら、予約受け付けていて吹いた。今までゲームなんか売ってなかったのに……。普段売らないものを売る手間を掛けてまで売る価値があるってことなのかな。まぁ、単価高いし、関連書籍と抱き合わせたり出来るから良いのかもしれんが。
ポケットモンスター ホワイト
ポケットモンスター ブラック

このライトノベルがすごい!文庫,講談社ノベルス,雑記

ネットで確認したら、発売日が4日になってたから、京都駅の三省堂に行ったら、置いてなかったんだぜ。どういうことなの?心折れて、6日に行ったら普通にありました。ブツは、

・魔界探偵 冥王星O ジャンクションのJ
魔界探偵 冥王星O ジャンクションのJ (講談社ノベルス)

の計1冊。


最近、『ポケモンBW』が楽しみ過ぎてニコニコ大百科のポケモンの項を延々見てたりしてたんだが、大百科面白いな。で、関連動画とかに脱線していって時間をぶりぶり浪費するっていうw
そんな折、あまりにも紳士過ぎる動画を発見したので置いておきますね。


このライトノベルがすごい!文庫のファーストラインナップの詳細が発表されたけど、あんまり食指動かんなぁ。取り敢えず、これは買おうってのが無い。そもそも新人作品だけなの?

ぱっと見、あんまり萌えをプッシュする気は無いのかな?

アニメ,講談社BOX

「だから、ちゃんと私を殺してちょうだいね?」

サブタイトルの「鐚」は「びた」と読みます。
つーわけで、悪刀・鐚を手にしたお姉ちゃんとのマジバトルです。

今回は演出が捻くれてたなぁ。まさかのADVゲーム風のシーンは吹いた。
あんまり手間かかってなさそうだから、七花VSお姉ちゃんのシーンのクオリティが凄いのかと期待したけど、全然そんなことはなかったんだぜ。

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A

刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX)
刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX)

ハヤカワ文庫JA

ザ・ジャグル 3―汝と共に平和のあらんことを (ハヤカワ文庫 JA サ 9-3) (ハヤカワ文庫JA)

著:榊 一郎 イラスト:usi

「個人を護るということと、社会を護るということは、必ずしも同義ではないんですよ。幸せなお嬢さん」

約2ヶ月1週間の積み。隔月刊行第3弾。表紙はラウラ。今のところ表紙登場率は女性の方が高いんだけど、まさか昨今のラノベ事情を考慮してのことなんだろうか。ハヤカワでそれはないか。

今回は1本目の『接触感染』が面白かった。ストックホルム症候群とか出て来たけど、この救いようのない終わり方が堪らん。一応、最後の最後では若干救いのようなものが提示されてるけど、ゲストキャラは軒並み可哀想なことになってるよな。

で、オフィールを政情不安に陥れようとしている存在が明確になってきました。

つーわけで、後書きで全5巻構成と明言されました。ワンクールアニメの予定だったものを引き上げてきたって話だったから4巻くらいで終わるかと思ったが。いつも通り、筆がノったのかもしれんが。
ちなみに打ち切りの可能性が普通にあったそうです。

ところで、最近のラノベのメインターゲットって、あんまり本が分厚いと折れるらしいね。俺は分厚ければ分厚いほどフルボッ〇するんだが。

次は2010年7月。つまり、この間出ました。

燃:C+ 萌:C 笑:C 総:A-

アニメ,講談社BOX

「私の強度は障子並みだ!」

「鎚」は「かなづち」と読みます。

どうせ次の放送は1ヶ月後だから、視るの後回しにしても全然大丈夫だぜ!って思ってたら、七話の放送まで1週間を切っちゃったワナ。

今回もまた、まにわにの扱いが酷い件。どんだけサクサク死んでいくんだよ!
つーか、狂犬の技とか最早忍法じゃねぇだろ!『忍風戦隊ハリケンジャー』を思い出したわ!

少しずつ人間らしい感情を得てきた七花だったが、ラストでナレーションが匂わせる姉殺しの悲劇。普通のアニメなら、回避出来る悲劇なんだろうけど、西尾さん原作とか普通に殺しそう過ぎて困る。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:A-

刀語 第六話 双刀・鎚(ソウトウ・カナヅチ) (講談社BOX)
刀語 第六話 双刀・鎚(ソウトウ・カナヅチ) (講談社BOX)

スーパーダッシュ文庫,ハヤカワ文庫JA,雑記

今月は25日が日曜なので、スーパーダッシュは公式発売日自体が23日に。ハヤカワの方は未だに発売日がよく掴めません。ブツは、

・迷い猫オーバーラン!9 わたしがみんなに護られてるの♪
・ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことをⅣ
迷い猫オーバーラン! 9 わたしがみんなに護られてるの♪ (集英社スーパーダッシュ文庫)

ザ・ジャグル 4―汝と共に平和のあらんことを (ハヤカワ文庫 JA サ 9-4)

の計2冊。

『がく×ぶる』は5巻にして最終巻だそうで。何かラストっぽくない表紙だな。

新作『Dソード・オブ・レジェンド 伝説の剣に選ばれたが、それより俺はギャルゲーがしたい!』と『テルミー きみがやろうとしている事は』はスルーしました。
前者は粗筋に惹かれないでもないんだが、『プロジェクトMP』が残念過ぎた番棚さんだからという理由でスルー。
つーか、『生徒会ばーさす!』はどうなったの?

『ドラゴンクライシス!』がひっそりとコミカライズをすっ飛ばしてアニメ化決定。告知小さッ!つーか、新刊発売に合わせて告知すりゃ良いのに!
普通に考えたら、来年1月からBS11で、『ぬらりひょんの孫』の後番だろうなぁ。
いやしかし、先に『ベン・トー』か『カンピオーネ!』がくると思ってたが……。

来月は新シリーズが3作。『ロイヤル☆リトルスター』『それがどうした?』『ねがいプラス!』。どれも今のところ、びびっとこないなぁ。

Style-F,富士見ファンタジア文庫

レジェンド・オブ・レギオスII イグナシス覚醒 (富士見ファンタジア文庫)
著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

「なんて……馬鹿な」
「ニル……どうやらそう簡単には殺されてやれそうにない」
「そうしてやってもいいかと、一瞬考えたんだけどな」
「へぇ、どうして?」
「馬鹿なおれに馬鹿なことを頼む馬鹿がいた」
「だからだ」

約1ヶ月半週間の積み。3ヶ月振りの新刊。まぁ、文庫化だから、あんまり何ヶ月振りとか関係無いけどな。

さて、汚染獣や念威能力者の誕生の一端が見える第2巻。やっぱりイラスト良いなぁ。口絵のニルフィリアの妖艶さは異常。
また、イラストが付いたことによって、サヤも可愛く思えてくる不思議。

一応、文庫化に当たって加筆修正されてるらしいんだけど、どこが新しくなってるのかなぁ。結構、軽いなと思う文章があるんだけど、これってオリジナルの頃からあったかなぁ。確認するの面倒くせー(ぇ

次は8月、最終巻『レギオス顕現』。

燃:C+ 萌:A- 笑:C 総:B

Style-F,富士見ファンタジア文庫

聖戦のレギオスIII 終わりなき夜光群 (Style‐F)
著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

そこでは運命が待っている。
月より降るものを待ち構える強者たちの運命だ。
お前はその運命を、おれよりも以前に知っていたはずだ。電子精霊たちの情報共有空間にお前も接触できるのだから。
まさか自分がその、倒すべき敵になるとは想像もしていなかっただろうがな。
さあ、行くぞ。
抵抗しても無駄だ。

約1ヶ月の積み。8ヶ月振りの新刊。そんなに空いてたのか。まぁ、本編とか『レジェンド』の文庫化とか雑誌連載とかあるから、何かしら『レギオス』は読んでるんだよな。
何だかんだで買っちゃうっていうね。
タイトルの「夜光群」は「オーロラ」と読みます。
表紙はディックだが、その背後にレイフォンの後ろ姿が。

さて、最終巻。今回は本編でディックが登場したシーンが彼の視点で語られる部分がある。そのため、ニーナとレイフォンがゲスト出演しています。全然目立ってないけども。
サヴァリスのことにも触れられている。

更には本編では未だ語られていない未来も少しだけ描写されているんだと思うんだが、いかんせん俺の理解が追いついていないので、その辺はよく理解りません。

総評

つーわけで、『レギオス』外伝ソフトカバーシリーズ第2弾『聖戦のレギオス』全3巻、これにて完結。

本編で重要な役割を担っているが、その素性は謎に包まれていたディックを主人公に据えたシリーズっていうコンセプト自体は凄く好きなんだけど、いかんせん話がよく理解らないまま終わってしまった印象。
何だろうなぁ、このテンションが苦手なのかな。

で、どうせ1年後くらいに文庫化すんだろ?深遊さんの描き下ろし挿絵があるなら全力で購入せざるを得ないな(キリッ

燃:B 萌:C 笑:C 総:B

文庫落ちリンク
文庫版 聖戦のレギオス3 終わりなき夜光群(2012/01)

シリーズリンク
聖戦のレギオスⅡ 限りなき幻像群(2009/10)

アニメ,講談社BOX

「僕はあの性格も含めて、戦場ヶ原のことが好きなんだ」

いよいよ配信開始。配信開始日が6/25で、その1週間後にOPが完成版のアニメ映像になったんだとか。視るのを後回しにしている間にOPが完成版になったっていう。

さあ、約4ヶ月の焦らしプレイの末、ようやく最終話です。完全に忘れてたわ。
完成版OPは、あれあんまり動かないなぁと思っていたら、サビでぐりんぐりん動くワナ。何という凌辱動画。大変エロい仕上がり。

待たせただけあって、相当なクオリティ。前半なんか、ただありゃりゃ木さんと化け猫が向かい合って喋ってるだけなのに、演出の所為で面白く見える不思議。
忍が登場してからは動き過ぎて、何がどうなってんのかよー理解らんなw

最後は最終回らしく何だか綺麗にまとまっていた。
最終話はいつまで公式サイトで視聴可能なんだろう。DVD発売くらいまでかな。

総評

というわけで、講談社BOX原作『化物語』テレビ放送全12回+ネット配信全3回=全15回でした。
シャフトお得意のとんがり過ぎた演出と魅力的なヒロインで大変面白かったです。きっと今改めて原作読んだら面白く感じる筈。

このヒット具合なら、続編があってもおかしくないと思うけどなぁ。原作のストックもあることだし、いくらでも儲けられそう。
と言うか、ファイヤーシスターズのエピソードは是非やってほしい。内容知らんけど、ビジュアル的に良いモノが出来そうだし。

燃:C 萌:A+ 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第拾肆話「つばさキャット 其ノ肆」

シリーズリンク
偽物語 第壹話「かれんビー 其ノ壹」