ゲーム,ノベライズ,講談社BOX

428~封鎖された渋谷で~2 (講談社BOX)
著:北島 行徳 原作:チュンソフト イラスト:N村

「いいんですよ。四次元ポケットかよって突っ込んでも」

梶原w
宣言通り、早々と読んだぜ、第2巻!1巻読んでから4日しか経ってないぜうひょー!

さて、今回は13:00~14:00の時間帯を収録。登場人物が増えたため、2時間分しか話が進んでいない。その分、各時間帯の密度が上がっているわけだが。

前巻で、まさかのウーア感染者発生かと思われた劇団・迷天使編だが、ただのミスリードでした。安心したような、残念のような……。

ゲームをプレイしてから、まだそんなに時間が経っていないから、細かい変更点なんかにも気付けるわけで。
御法川とミクが出会った理由が変更されているのは、単に盆栽の話をすると、多少話が長くなるからかな。
つーか、ミク可愛いな。

また、御法川が迷天使にドライアイスマシンが壊れていると報告している。ゲームでは結局言えず仕舞いだった筈。
結局ノベライズでも、劇団の中に、その情報が流れることはないのだが。

タマの正体も明らかになり、物語は後半戦の3巻へと続く。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A+

ゲーム,ノベライズ,講談社BOX

428~封鎖された渋谷で~1 (講談社BOX)
著:北島 行徳(ゆきのり) 原作:チュンソフト イラスト:N村

守るべきものを見失わない。それが基本だ

講談社BOXとか初めて買ったんだぜ……。

Wiiで発売され、その後、PS3とPSPにも移植されたサウンドノベルが脚本として参加していた北島さんの手により、イシイ監督全面監修の元、ノベライズ。
このノベライズ発売当時、ゲームはプレイ出来る環境じゃなかったから、ノベライズだけでも……いやいや、こういうのは一度ゲームをプレイしてからこそ読むから意味があるんだと自分に言い聞かせて我慢していました。
しかし、ゲームをプレイし終わった今、最早そんな考えに縛られる必要は無い!
購入自体はゲームプレイ中に済ませていました。

基本的には各時間帯毎に、登場キャラのシナリオが展開していくという構成。毎回同じ順番ではなく、主人公達がお互いの運命に影響を及ぼし合っていることが判り易くなるように並べられている印象。
まぁ、大体内容を把握した上で読んでいる判り易いという側面もあるのだが。

挿絵は1ページ丸々使って挿入されているところもあるが、色々見せ方が工夫されている印象。
と言うか、結構ふざけてるな。「ズギュウウウウン」じゃねーよw
で、建野が怖過ぎる件。そもそも建野って何で杖ついてるんだっけ?

で、このノベライズ用の書き下ろし、本編ではTIPSで断片的に語られるのみだった劇団・迷天使編。最初はコメディテンションで、おいおい、この後大沢編にいくのかよwなどと思ったりもしたのだが、まさかのウーア・ウイルス感染者の登場で一気に急カーブ。まぁ、ミスリードって可能性もあるが。
いやしかし、このときは壊れたドライアイスマシンが最後の勝利の鍵になるとは思わなかったなぁ。

そして何故か存在を別人に変えられている主題歌担当、上木彩矢さん。HIMEとかいうアーティストに変わっている。権利関係の問題なのかなぁ。
つーか、この人、『仮面ライダーW』の主題歌歌ってたじゃないっすか。全然気付かんかったわ。

というわけで、1巻でした。それなりのペースで消化していきたいと思ってるんだぜ。

燃:B- 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2011年 03月号 [雑誌]

優先消化対象多過ぎワロタ

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』

表紙。
特集ページでは映画に対するファンの感想が載ってるんだけど、ちゃんと否定的な意見も載っていて感心した。
って、みんな「嘘だけど」って書き過ぎw

『電波女と青春男』

アニメはMBSでも映るそうで。もう、そういう焦らしプレイやめてくれよな。DOKIDOKIしたじゃねーか。

4月には本編8巻と同時発売で、1巻を再構成した『電波女と青春男 SF(すこしふしぎ)版』が出るそうで。
これは面白い試みだなぁ。

『ロウきゅーぶ!』

アニメ化決定。よっしゃあぁぁああああああああああ、大勝利キトゥアアアアアアアアアアッ!!

キャストはドラマCDからスライド。
制作はどこだろうなぁ。AICかディオメディアあたりか。
ってか、これはもう『びじゅあるロウきゅーぶ!』が書籍化すると思って良いんだな?

短編は、女バスの面々のエピソードを一通りやったから、どうなるかと思ったら、まほまほと紗季のエピソードでした。ラストの作文が泣かせやがるぜ。

にしても、時々言葉のチョイスが素敵なまでにイカレるよな。世紀のヴィンテージに吹いたw

「ぽわわわわ~ん」は『ハートキャッチプリキュア!』ネタですね、分かります。

『神様のメモ帳』

アニメ化決定。もう電撃なら何でもアニメ化出来るな、と思っちゃった。
って、何で連載終わってから発表すんだよ。発表と同時に連載開始しろよw

『さよならピアノソナタ』

電撃マ王にて、コミカライズ決定。今更!?
『神様のメモ帳』のアニメ化の宣伝のためか?

『GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン』

サンライズ制作でアニメ化決定。以前に『終わクロ』がアニメ化って噂が流れてたけど、『境ホラ』の方だったようで。
どっちにせよ、こっちも大勝利キタキタキタキタキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
サンライズがラノベ原作のアニメやるのは史上初か。『星海』シリーズは厳密にはラノベじゃないと思うし。

もう内容がぐっちゃぐちゃになろうが、サンライズが作ってくれるってだけで嬉しいわ。構成に関してはぐんにょりしないように今からハードル下げときますw

連載の方は伏字でアニメ化トークとか、完全にいつも通りでしたw
次号からはアニメ情報ページになるとか何とか。

『シースルー!?』

第17回電撃小説大賞電撃文庫MAGAZINE賞受賞作品。
服が1枚分透けて見えるとかいう阿呆な設定の割に、ストーリーがちゃんとまとまっていて驚いた。まぁ、特別面白かったわけではないのだが(ぇ
何故か勢いづいて連載決定。

そう言えば、去年の電撃文庫MAGAZINE賞の『精恋三国志』ってどうなったの?

『さくら荘のペットな彼女 三鷹仁の大人への階段』

サブタイ通り、仁さんメインの短編なんだけど、前号の七海メインの短編と文庫4巻とリンクしているという面白い構成。
また、本編では名前のみの登場だった留美さんとはうはうが初登場。短編という舞台を上手く活用しているという印象。

『アクセル・ワールド』

まさかのセンターカラー。いや、面白いんだけれども。
看護婦さんが素敵ですよね(ぉ

こっちより先に同期の『ロウきゅーぶ!』のアニメ化が決まったわけだけど、こっちは『禁書目録』と同じで、焦らしに焦らしてからJ.C.STAFFでアニメ化なのかなぁ。

『ウチの姫さまにはがっかりです…。』

お試し短編掲載。本編もこれくらいの軽さなら良かったのに……。

『野崎まど劇場』

アカンわ、頭おかし過ぎて何て感想書いて良いか理解らへんw

『レトロゲームマスター渋沢』

賢者コスの委員長がエロ可愛くて困る。だから、こっちは面白いんだよなぁ。何故本編はあんな残念なことに……。

どうも椎名と同じ学校っぽいな。

『月光 カゼにまつわるエトセトラ』

お試し短編。ただのイチャラブ話だった件。

ぐっとくる話

え、本当に最終回なの?早く書籍化しろ!

『恋する鬼門のプロトコル オッパイこそ全て』

お試し短編。オッパイって片仮名で書くより、おっぱいって平仮名で書いた方がエロいと思うんだ。
何にせよ、良いスク水でした。

そこまでぶっちゃけていいんですか!?

最終回ということで、高橋弥七郎さんといとうのいぢさという『灼眼のシャナ』コンビ。何故、ここに鎌池さんと灰村さんの『禁書目録』コンビを持って来ない……。
どうせ『シャナ』はそんなすぐ出ないんだから、次号でも良いだろ……。

終わる終わる詐欺するんじゃないかと思ってたけど、ちゃんと次で完結って明言されていて安心したわ。
にしても九垓天秤とか言っても、半分以上の読者は知らんと思うんだが。

豪華声優陣×第17回電撃小説大賞コラボCD

受賞作品の内、電撃文庫サイド6作品が早くもオーディオドラマ化。電撃だからこそ出来る壮大な仕掛け方だよなぁ。

いくら大賞とは言え、『シロクロネクロ』が約30分って優遇され過ぎじゃね?小林ゆうさんがやんちゃしてたけれどもw

新刊情報

メディアワークス文庫3月の新刊、野崎まどさんの『小説家の作り方』と三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』が気になるので買います。

『よめせんっ!』4巻が延期しているマサト真希さんですが、どうもMWの方で歴史系の何かを書いているらしいね。

その他メディアミックス

ブシロード制作のカードゲーム、ヴァンガードとヴァイスシュヴァルツのトライアルデッキにそれぞれのPRカードを封入するとか、あくど過ぎるだろ……。

あと、一切情報載ってませんが、『魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV』がマガジンイーノでコミカライズされているようです。
どうもストーリーが大きく変わっているようで。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

アニメ,講談社BOX

「それでも私は、そなたに惚れて、良いか?」

次回予告視た時点で面白そうだったので、片手間じゃなくて、ちゃんと視ようと思ってたら、2ヶ月くらい寝かせちゃいました。

さて、右衛門左衛門の凶弾に倒れたとがめ。ヒロインなのに、さくっと死なせちゃう、それが西尾維新クオリティ。
開始20分くらいまで、七花ととがめの最期の別れのシーンだから、ちょっとしつこいかなとは思ったんだけど、その後の巻き返しが凄かったので問題無くなった。

回収された11本の完成系変体刀を手に、七花の前に立ち塞がる新たなる敵達。しかし、これまではとがめの命令で、刀を破壊せず、かつ自分も守りながら戦わなければいけないという制約があったため苦戦していただけの七花は易々と敵を葬り去っていく。
この個性ありそうなキャラをばっさばっさ殺していく展開がいかにもだよなぁ。
『ロックマン』シリーズの最終ステージのボスラッシュを思い出したわ。

そして右衛門左衛門との激突。その戦いはあまりにも壮絶で。燃える燃える。

エピローグでは、とがめの遺志を継ぎ、全国の地図を作る旅に出る七花の姿が見れる。その傍らには否定姫の姿が。右衛門左衛門が遺した不忍の仮面を頭につけてるのが泣かせる。ってか、否定姫、えらい可愛くなってない?

いかにもノーマルエンドって感じの終わり方だよなぁ。グッドエンドなら、とがめと否定姫で両手に花状態になるのではないかと。

総評

そういうわけで、西尾維新アニメ化プロジェクトの一貫として放送された大河アニメ、講談社BOX原作、対戦格闘喧嘩絵巻『刀語』全12話、これにて閉幕。

大河アニメって試みは面白いと思うだけど、放送日を忘れそうになるのが困りもの。また、尺が1時間なので、普段アニメばっかり視てると、どうしても敷居が高くなってしまうんだよな。

まぁ、ちゃんと最後まで視たら、捻くれっぷりが楽しめたんだけどさ。ヒロインが死ぬのはどうかと思うが。

アニメ化プロジェクトの次は『傷物語』になるのかな。

燃:A+ 萌:A- 笑:C 総:A+

刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)
刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)

MF文庫J,スーパーダッシュ文庫,メディアワークス文庫,雑記

いつも通り、25日発売。ブツは、

・パパのいうことを聞きなさい! <6>
・姉鬼あんりみてっど
・シアター! <2>
パパのいうことを聞きなさい! 6 (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫 ま 1-15) 姉鬼あんりみてっど (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 13-1)シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)

と、ドラマガのレビューで気になっていた、

・喰 -kuu-(MF文庫J)
喰-kuu- (MF文庫J)

の計4冊を購入。

新シリーズ『ほうそうぶ^2』はスルー。
ほうそうぶ2 (集英社スーパーダッシュ文庫 み 4-4)

『ドラゴンクライシス!』はwebコミックが連載中。
何がびっくりするって『魔法少女を忘れない』が実写映画化するのがびっくりする。
『あねもねろわいやる』って『がく×ぶる』の続編なのね。

メディアワークス文庫の方では舞台版『シアター!』の脚本集がMW文庫から発売決定。取り敢えず買うか。

第17回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞受賞短編『典医の女房』は公式サイトで全文無料公開するそうで。

来月の新刊で気になるのは葉山透さんの新作『0能者(れいのうしゃ)ミナト』。これ、この間の電撃文庫MAGAZINEに掲載されていた『現代的怪異譚』のことだよな。

ゲーム,ノベライズ,講談社BOX,雑記

ブルースクリーンでにっちもさっちもいかないので、相棒のノートPCを修理に出してきました。
一応、店頭で500円で診断してもらえたんだけど、最後までお金を要求されないから、こっちから訊いたら、「忘れたんで、今回は結構です」だってさ。らっき!
戻ってくるまでに、2、3週間はかかるそうで。いやはや、ブログを更新出来ないが、こんなにも辛いなんて・・・・・・。
今は妹が卒論書くのに使ってるノートPC借りて更新してるんです(ぉ
折角、ハートキャッチ・ヘビーローテーションが可能になったのに、パソコンが使えないんじゃなぁ。

いや、逆に考えるんだ、脱線する要素が減れば、読書が進むんじゃないか!?答えは月末のまとめでね!

で、今絶賛プレイ中の『428』が面白いので、ついでに近くの書店でノベライズを買ってきました。講談社BOX買ったのは初めてなんだぜ。

・428 封鎖された渋谷で①
・428 封鎖された渋谷で②
・428 封鎖された渋谷で③
・428 封鎖された渋谷で④
428~封鎖された渋谷で~1 (講談社BOX)
428~封鎖された渋谷で~2 (講談社BOX)428~封鎖された渋谷で~3 (講談社BOX)428~封鎖された渋谷で~4 (講談社BOX)

の計4冊。今のところは、ゲームが終わったら、すぐ読もうと思ってます。

アニメ,講談社BOX

「さて、奇策士よ。貴女は何と言って死ぬのかな」

後回し後回しにしてたら、こんな時期になってしまった。とっくに最終話も放送されてるよ!

さて、激突する真庭鳳凰と右衛門左衛門。以前に手に入れた毒刀・鍍でこれに対抗するが、鳳凰はその毒性に呑み込まれてしまう。
ここで鳳凰としての人格は退場。あんだけしっかりキャラ立てしといて、さくっと退場させるところがいかにも西尾さん作品っぽいよなぁ。

鳳凰の身体を乗っ取ったのは四季崎記紀。今回の対戦相手は彼となる。
四季崎が言うには、完成系変体刀は予知能力で知った未来の知識を用いて、作成されているんだとか。だから、決して物理法則から逃れるものではない。こんな設定だから、炎刀・銃なんてのがあるのか。

炎刀・銃と言えば、真庭人鳥の最期がえげつない件。口に銃を突っ込まれて発射されるとか、おいおい。右衛門左衛門さん、パネぇっす。

もっと手こずるかと思ったけど、七花八裂・改で意外とさくっと四季崎を撃破。
そして、最後の刀、炎刀・銃を手に入れるべく、尾張城へと向かおうとした七花ととがめの前に右衛門左衛門が現れる。

凶弾に倒れるとがめ、絶叫する七花。というところで最終回へ続く。ここにきて、盛り上がって参りました。
最終回予告がこれまた面白そうで困る。

燃:A- 萌:B+ 笑:C 総:A+

刀語 第十一話 毒刀・鍍 (ドクトウ・メッキ) (講談社BOX)
刀語 第十一話 毒刀・鍍 (ドクトウ・メッキ) (講談社BOX)

メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2011年 01月号 [雑誌]
掲載作品と関係ある既刊の消化にかかってたら、読み終わるのがこんなに遅くなっちまったぜ……。

『とある魔術の禁書目録』

表紙。振袖姿のインデックスと美琴。シスター服以外のインデックスさんは貴重か。

PSPゲームではシナリオモードに麦野編があるそうで。これまたマニアックなキャラを……と思ったけど、もしかして人気あったりするんですか?

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

アニメのルート分岐はこっちで知ったんだけど、先にアニメ最終話を視ちゃったので、そっちに書きました。

『電波女と青春男』

アニメは制作シャフトだそうで。ラノベ原作アニメは珍しいな。『化物語』は入ってませんよ?
放送局はBS-TBSが追加。MBSではやらんのかなぁ。

『シアター!』

舞台は作品の元ネタとなった劇団、劇団子が演るそうで。何という逆輸入。

『さくら荘のペットな彼女 青山七海の乙女なクリスマス』

サブタイ通り、七海が主役のエピソード。報われない結末が判り切っているだけに切ない……。

『C^3 -シーキューブ-』

電撃大王でコミカライズ決定……だと……?どうせ何一つメディアミックス出来ないまま、ひっそりと完結するものとばかり……。
つーか、これこそ電撃G’s magazineでやれよ!

『レトロゲームマスター渋沢』

『ギャルゲーマスター椎名』のスピンオフが連載開始。そもそも同じ学校が舞台かどうかもよく判らん。
主人公、渋沢とカタブツ委員長が放課後の僅かな時間、2人きりでレトロゲームを楽しむ、というストーリー。
個人的には、本編よりこっちの方が好みかも。

『アクセル・ワールド』

あれ、何だかすげー読み応えあるぞ……?そっか、原作の最初の方は内容忘れてきてるからか(ぇ
ページ数もがっつりあって、だから電撃大王でやれば良くね?

『ソードアート・オンライン アインクラッド』

アスナ本格参戦。やたらヒロインしていて可愛いです。

『そ~どあ~と☆おんらいん。』

こっちもアスにゃん可愛いよアスにゃん

『現代的怪異譚』

『9S』でお馴染み葉山透さんの新作。ゆくゆくはメディアワークス文庫での発行を狙っているのか、イラストは無し。
しかし、設定的には電撃文庫寄りな気がするなぁ。イチャラブ度が増すなら、文庫読みたいかも。

べにたま・みねもりのぐっとくる話

前号で言っていたゲストというのは紅玉いづきさんのことでした。何だ。もっといつものべにたまさんが見たいです。

Lecture Illustration

講師は『輪環の魔導師』でお馴染み、碧風羽さん。
セロがセクシーに描かれ過ぎていて吹いた。

『理想の彼女のつくりかた 別稿 理想の彼氏のつくりかた』

スピンオフ。主人公は本編の主人公、直人に想いを寄せる少女、有吉日向子。
まさか本編の脱線話がこっちとリンクしてくるとはな……。フライケーキの話とか拾ってきたときはちょっと感動さえ覚えたわ。

『野崎まど劇場』

もう何なの、面白過ぎる。早く書籍化しろ!

『お前なんぞに娘はやれん』

特集のみ。『夜と血のカンケイ。』でお馴染み、丸山さんの新作。これはちょっと面白そうだ。期待。

そこまでぶっちゃけていいんですか!?

今回は佐藤ケイさんと渡瀬草一郎さん。何が嬉しいって、渡瀬さん自身は『パラサイトムーン』を完結させていないことを心残りに思っていることが嬉しい。

『烙印の紋章』

特集とお試し短編掲載。まぁ、可も無く不可も無くといったところか。

付録

電撃キャラの年賀状を作成出来るソフト。ソフト自体は要らんけど、この付録のための描き下ろしイラストが多数あるのは嬉しいところ。

燃:A 萌:A 笑:A 総:A

メディアワークス文庫

死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死 (メディアワークス文庫)
著:野崎 まど イラスト:hakus

「キュアアリガ!」
「先生を呼び捨てにしない」
「敬称は付けました」
キュアは敬称ではない。

クソ吹いたwwwww

メディアワークス文庫2010年10月の新刊。元バイト先で購入したので、発売日に買ったわけではない。まぁ、MW文庫だしいっかぁ、みたいな。

『[映]アムリタ』でデビューした野崎まどさんの3冊目の作品。電撃文庫MAGAZINEで連載中の野崎まど劇場が頭おかしくて面白いので買ってみました。

若手教師、伊藤は永遠の生命を持つ生徒の噂を聞いた直後に、不死を自称する生徒、識別組子と出会うが、彼女は殺されてしまい……というお話。
伊藤の軽めの1人称文体に展開するライトミステリーと言ったところか。これぞMW文庫って感じの内容だなぁ。
一般で出すには中身が薄過ぎる気がするし、かと言って電撃文庫から出すのもどうなのさっていう絶妙な位置に居るw
富士ミス初期から中期にかけてのノリを思い出す。

人死にが出るので、中盤以降はそこそこにシリアスだが、時折頭の悪いボケが飛び出すのが良い。流石、自薦のコーナーで『姫ちゃんのリボン』の話を持ち出すだけのことはある<関係無い
キュアアリガは面白かったです。

ミステリーとして読むと駄目な気がするが、さくっと読めるという意味では良い作品だと思う。ラブコメパートに関してバッドエンドなのはどうかと思うが、まぁこれは個人の好みの問題か。

続きは出ないと思うが、どうだろうな。まぁ、前作『舞面真面とお面の女』はあからさまにシリーズっぽいタイトルだったのに、続き出てないから、これも出ないだろう。

燃:C 萌:B 笑:A- 総:A-

新装版リンク
死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~ 新装版(2019/10)

著者リンク
[映]アムリタ(2009/12)
舞面真面とお面の女(2010/04)
小説家の作り方(2011/03)
パーフェクトフレンド(2011/08)
(2012/08)
独創短編シリーズ 野崎まど劇場(電撃文庫、2012/11)
なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る(2013/04)
know(ハヤカワ文庫JA、2013/07)
バビロン Ⅰ -女-(講談社タイガ、2015/10)
HELLO WORLD(集英社文庫、2019/06)

ハヤカワ文庫JA

ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことを 〈5〉 (ハヤカワ文庫JA)
著:榊 一郎 イラスト:usi

『戦争は━━終わった』
『戦争は終わっていない』
『これまでも。これからも。たとえ我々が死んでも戦争は終わらない。終わったように見えるだけだ』
『知ってるよ』
『だから終わらせる』
『終わったと自覚する。それだけだ。ただそれだけで、終わる━━俺の、戦争が』
『もう、俺の居場所は戦場(ここ)には、ない』

約1ヶ月1週間の積み。3ヶ月振りの新刊。隔月刊行でないのは榊さんがスケジューリングをミスったからだそうな。
つーわけで、最終巻です。これまでは連作中編集だったが、今回は1冊で1つのエピソード。

大量の蟲憑きがオフィールに襲来して……というお話。さながら、パニック映画の様相を呈しているが、その中で人種、偏見を越えて協力する人々の姿に燃える。

最後の最後で黒榊さんから白榊さんにシフトチェンジしたか。いつ、絶望に叩き落とされるかとハラハラしていたんだがw

最後、虹がかかるとか、やや綺麗過ぎるきらいもあったが、まぁ大団円っぽくて、これはこれで良いか、とも思う。

総評

そういうわけで、戦後を問う『ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことを』全5巻でした。
ハヤカワ文庫なぞ読むのは初めてだったもので圧倒的なSF設定の分量に読みづらく感じることもあったが、その根底にあるものはいつも通りの榊さんのお説教で何だか安心しました。

アニメだったら、もっと面白くなったかもしれないと思うと、惜しい気持ちになるな。

燃:A- 萌:C+ 笑:C 総:A

著者リンク
蒼穹騎士 -ボーダー・フリークス-(2013/06)